とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

町有地売却の落札者公表

2013年12月05日 | とだ*やすこの活動日記
お知らせ

標題の件について、議員全員協議会が開かれます
12月9日(月)11:00~12:00
役場3階 委員会室

・町営鶴ヶ池住宅跡地の売却について
※ふれあいセンターに隣接、小野薬品工業(株)との間にある町有地
・旅券発給事務に係る事務連携の検討について(追加)

11月末まで、ふれあいセンターの臨時駐車場、第4保育所の保護者の送迎用駐車場、車で通勤する職員の駐車場として使われていましたが、駐車場としての使用はなくなります。12月からは役場庁舎前の駐車場を活用していただくことになります。

貴重かつ規模の大きい町有地でありながら、町政鶴ヶ池住宅跡地の売却については、売払議案として議
会で審議することができませんでした。議案として町執行部から提出され、議会の議決を経なければならない財産の取得、または処分に定められている条件を満たさないというのが理由です。

その条件とは、予定価格700万円以上の不動産・動産の売買であること、土地については1件5000㎡以上のものに係るものに限るというものです。今回売却する土地面積は4,837.65平方メートル。予想外の入札、落札などによって住民の不利益になる想定外の展開を迎えることもあるかもしれない。

今回のことを機に、今後、議会の審議を経なければならない=議会の審議を経なくてもよい条件と解釈してよいのかどうか、もっと深く考えたいと思っています。

さて、売却面積(実測) 土地4,837.65平方メートル、売却最低価格 ◦737,000,000円。用途地域を準工業地域に変更して、地区計画を定めて、周辺の居住環境に調和した研究施設の誘致をはかるものです。この土地については、島本町にとって必要不可欠といってよい小野薬品工業(株)が購入を希望しておられます。

まちづくりの観点からは、小野薬品工業(株)の購入希望は町にとっては望ましいことですが、住民の貴重な財産、公的な土地の売却なので随意契約での売却は行われません。ただし、非常に厳しい条件での入札になります。落札業者は12月5日夕刻に決定(結果は一社のみの入札でした)。

9日の議員全員協議会開催は、戸田、平野、河野、外村議員で議長宛の要望を文書で提出することとなり、急遽、実現したものです。

28日に開いた議会運営委員会で、「本来ならば議案にすることを求めたいところであるが、入札業者決定後、12月10日の本会義開催までに議員全員協議会を開催して、入札事業者、落札価格、提出された事業内容などの説明を求めたい」と、人びとの新しい歩みを代表して戸田が発言しました。

「入札業者が決まった後にもなんの説明もなく、議案にならないという理由で12月議会において一般質問でしか問えないとしたら問題だ」という意見が共産党会派(河野議員)から出されました。しかしながら、この議会運営委員会は12月会議の開催に係るものであるという理由で、議論することは避けられました。

議案条件も議会運営も、法例遵守やルール遵守は必須ですが、手続ばかりに固執して本質を見うしない井の中の蛙になっていないか。議会は市民感覚を失ってはいけません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする