とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

新しい保育所、仮称高浜学園

2013年12月15日 | とだ*やすこの活動日記
12月、一般会計補正予算では、高浜地区に新設される認可保育園(仮称:高浜学園)についても審議しました。施設整備補助事業費2億3600万円(府の安心こども基金と町の一般財源)が「債務負担行為」として計上されていたからです。

「債務負担行為」とは、翌年度にまたがって事務事業が行われる場合、こういった名称で予算化するものです。債務負担行為を認めるかどうかの審議ではなく、事業の内容についても充分に審議、採択する必要があると、わたしたち「人びとの新しい歩み」は考えます。

保育所ができてしまってから非を責めるのではなく、ここでしっかり議論して、改善できることは改善しておかないといけません。子どもの送迎とその際の周辺交通に審議が集中しました。公明党、共産党、人びとの歩みが主に質問しました。

設置場所の前の電柱には「事故多発」という文字があり、新しくできた556戸のマンションから小学校に登校する子どもが横断歩道を次々と渡り、マンションからも通勤を急ぐ車がでてくる、淀川方面に抜ける車のスピードも相当なもので、「送迎時の駐車スペースの適正な確保」が不可欠です。

実は、送迎時の駐車が迷惑にならないように子どもさんの受け渡し(変な言葉ですが)を玄関で行うとするのが、社会福祉法人・博乃会(理事:河西義雄氏)の一貫した方針で、これには一保護者として、わたしはとても驚いています。

駐車の問題だけではなく、玄関で受け渡すというのが方針との答弁でしたが、我が子がだれとどのように過ごしているのか、なんとなくの雰囲気を知ることができる保育室でのお迎えは、すごく大切。保育士とのコミュニケーションも大事ですが、わが子の様子やお友だちの様子から雰囲気でわかることこそ真実。

さらに、〇〇ちゃんのおばちゃん!と寄り添ってくる子がいたり、淋しそうにしている子どもに〇〇ちゃんのおばちゃんとして声をかけたり。こういうことの積み重ねが、まさに「地域で子どもを見守り、育てる」ということなのです。なんとかならないのか・・・

少なくとも送迎時の迷惑駐車を避けるため玄関で受け渡すという論理が成り立つのは避け、現段階でハード面からできること、今しかできないことをしておかなければなりません。隣接する町有地(行政財産=売却できない)の売却検討を求め、売却を可能にする手続きが手遅れにならないよう求めました。

加えて、わたしは高浜地区の歴史的街道にふさわしい建物を建てて欲しいという切なる思いで、景観形成についての質問に多くの時間を費やしました。法人から出された園舎の図面はヨーロッパのお城のような雰囲気です。

大阪府の景観計画においても届け出が必要な建物には規模が及びません。島本町には景観計画・条例がありません、しかし今、景観は政策の重要課題です。高浜地区の景観は、景観と街並みを再発見する町主催のワークショップで、建築を学ぶ学生が残していきたい景観として重点的に選んだものです。なんとかならないものか・・・


画像は、11月の大山崎おもてなしウイィークで
「とらやま大山崎」で出会った「ひと箱古本市」

出店者は島本町在住の女性グループ
ふわふわした感性がとても素敵!
コメント
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