TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

GIVING BACK / TUNE FOR TONY

2005-03-28 00:09:24 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD / GIVING BACKの続きです。

3.TUNE FOR TONY ~FEATURING BRECKER BROTHERS AND THE "DRUM BROTHERS"

このアルバム前半のハイライト、ジャズドラムの巨匠TONY WILLIAMSに捧げたその名も「TUNE FOR TONY」。何がすごいかってぇと、VINNIE COLAIUTAとGREGG BISONETTEの"DRUM BROTHERS"によるツインドラムにまず度肝を抜かれます。ツーバスペダルによると思われるDRUM BROTHERSのソロで始まるファンキーなイントロにまずはノックダウン、そして始まるSTEVE LUKATHERのディストーションの効いたハードロックなギターサウンドに乗せてBRECKER BROTHERSがパラパラと吹き始めるともうノリノリの狂喜乱舞ですわ。
どういうジャンルになるんでしょうね、この曲は。LUKATHERのギターが唸っているメロの間はまさにハードロックフュージョン。ところがギターの音が鳴り止むととたんに、そこはBRECKER BROTHERSのモロジャズの世界。でそこにDRUM BROTHERSのこれでもかっちゅうようなファンキーなドラム合戦が繰り広げられるんですから!
そして曲がエンディングを迎えたかと思ったら、再びLUKATHERのギターが唸りを上げて、ハイテンションなギターソロがテンポアップしたツインドラムをバックに従えて新たに展開していきます。
一言「カッコいい」という言葉が似合います。ジャズファンもハードロックファンも、もちろんフュージョンファンも大満足、1曲で2度いや3度も4度もおいしいお値打ちモノの曲ですね。

MICHAEL BRECKER(sax)RANDY BRECKER(tp)DAVID GARFIELD(keys)STEVE LUKATHER(g)
WILL LEE/JIMMY JOHNSON(b)VINNIE COLAIUTA/GREGG BISONETTE(ds)
コメント
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