TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

GIVNG BACK / THE ONE WITH THE BROKEN HEART

2005-03-29 00:57:59 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD / GIVING BACKの続きです。

4.THE ONE WITH THE BROKEN HEART ~FEATURING "BILL CHAMPLIN SINGERS"

ALEX LIGERTWOODとWILL LEEが歌う、哀愁漂うボーカルチューンです。ALEX LIGERTWOODといえばSANTANA。SANTANAと言えば...私にとってはやっぱりALEX LIGERTWOODなんですね。80年代のSANTANA全盛期を支えたメインボーカリストで「HOLD ON」とか「SENSITIVE KIND」とかね、名曲というよりはいわゆるヒットチューンのボーカリストだったわけです。私が初めて行ったSANTANAの武道館ライブではすでにTONY LINDSEYに交代していたのが残念だったんですけど...、その後のSACRED FIREツアーでは復活して、震災被災前の神戸国際会館で会えたのは感動モンでした。
SANTANAに関してはそのうち取り上げざるを得なくなりますので、続きはまたその時ということで、本題のこの曲です。まさにAORの王道を行く、若干憂いを帯びたLOVE SONGにはALEXのボーカルがよく似合います。そしてサビは...BILL CHAMPLIN & JASON SCHEFFの "BILL CHAMPLIN SINGERS"の登場です。小生のような、こんなおっさん自身を「THE ONE WITH THE BROKEN HEART」に置き換えてしまい、胸を締め付けるような青春の甘酸っぱさを思い出して一人涙してしまうような素晴らしいハモには文字通り感涙モノでしょう。
サビが終わってふた回し目に入ると、リードボーカルがWILL LEEに交代、これまた渋い胸キュンもののボーカルを披露してくれてます。この曲じゃベースを弾かずにボーカリストに徹してるのも面白いところです。
しっかし、何でこんないい曲がメジャーになれないんだろう?と心の底から思います。世の中間違っとる。

ALEX LIGERTWOOD/WILL LEE/JASON SCHEFF/BILL CHAMPLIN(vo)GERALD ALBRIGHT(sax)
DAVID GARFIELD(keys)GREG PHILLINGANES(rhodes)PAUL JACKSON JR./DAVID WILLIAMS(g)
FREDDIE WASHINGTON(b)RICKY LAWSON(ds)
コメント
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