上原ひろみの「VOICE」。改めてその凄さを感じます。ひろみ嬢のピアノもそうだけど、やっぱりSIMON PHILLIPSのドラミング。
SIMONが叩いてる!ってのは聴けばわかりますよね。変則リズムに正確に対応する手数の多さ。まるでペダルのビータがバスドラヘッドを打っているその横で拾ったんじゃないかと思うような、バスドラのアタック音。なでまわすような早さながらも一音一音が粒立って、ヘッドが鳴っているな~と感じられるタム回しの音。しかもいろんなCD聴いてもSIMONの音質にはほとんどブレがない。そして曲をさらに盛り立てるダイナミクスの妙味。しかし軽々しいわけではなく、後を引くような重さが曲の重厚感を演出する。今更ながら、これだけ特徴のあるドラミングは唯一無二の存在なんだろうな…と。これもあのバカデカいセットを左利きながらも右利きのセッティングで叩くからこそだせる味なんだろうか。
正直TOTOの作品を聴いてもそこまでスゲェと感じることはなかったんだけど、このところのTOTO以外の活動、この上原ひろみもそうだし、PSPもそうだし、こないだのLEE RITENOUR & MIKE STERNライブもそうだけど、そういういろんなジャズ系プロジェクトの方がSIMON PHILLIPSとしての本領、その凄さを発揮するんだろうな…。と思った次第。
VOICE / 上原ひろみ FEATURING ANTHONY JACKSON & SIMON PHILLIPS
HIROMI UEHARA(keys)ANTHONY JACKSON(b)SIMON PHILLIPS(ds)
SIMONが叩いてる!ってのは聴けばわかりますよね。変則リズムに正確に対応する手数の多さ。まるでペダルのビータがバスドラヘッドを打っているその横で拾ったんじゃないかと思うような、バスドラのアタック音。なでまわすような早さながらも一音一音が粒立って、ヘッドが鳴っているな~と感じられるタム回しの音。しかもいろんなCD聴いてもSIMONの音質にはほとんどブレがない。そして曲をさらに盛り立てるダイナミクスの妙味。しかし軽々しいわけではなく、後を引くような重さが曲の重厚感を演出する。今更ながら、これだけ特徴のあるドラミングは唯一無二の存在なんだろうな…と。これもあのバカデカいセットを左利きながらも右利きのセッティングで叩くからこそだせる味なんだろうか。
正直TOTOの作品を聴いてもそこまでスゲェと感じることはなかったんだけど、このところのTOTO以外の活動、この上原ひろみもそうだし、PSPもそうだし、こないだのLEE RITENOUR & MIKE STERNライブもそうだけど、そういういろんなジャズ系プロジェクトの方がSIMON PHILLIPSとしての本領、その凄さを発揮するんだろうな…。と思った次第。
VOICE / 上原ひろみ FEATURING ANTHONY JACKSON & SIMON PHILLIPS
HIROMI UEHARA(keys)ANTHONY JACKSON(b)SIMON PHILLIPS(ds)