今日も一日家族に白い眼で見られながらも「けいおん!」三昧の一日。また続きのDVDを借りてきて、一緒に楽しんでくれるのは小三の娘だけ…。
それにしても我ながらここまでハマるか?というくらいにハマっている。借りてきたDVD見終わったらもう次のが借りてきたくなる。もはや中毒状態。何故にここまでハマるのか…ちょっと冷静に自己分析してみた。
入口は以前から書いているように、小生が一人暮らしを始めた街そのものがこのアニメの舞台になっていることだったのは明らかなれど、やはりネタがバンド活動。学生時代、いやその前の高校生の頃は吹奏楽部・そしてバンド活動もちっとばかしかじっていて、毎日音楽ばっかりの高校時代を過ごしててきたこともあって、そんな頃のちょっとした悔いと甘酸っぱいノスタルジーと、大学に入り、バンド活動を始めた頃の街の風景があいまって、今まで忘れていたあの頃の記憶がいろいろと呼び起こされ、心に刺さるのです。思えば当たらずとも遠からず、やっぱり吹奏楽部の部室であった音楽準備室でお茶じゃないけど花札やらトランプやらをしょっちゅうやっていたんだよな…。
そしてバンドの持つ「仲間」という感覚。これって、今は残念ながら感じることができないものの一つ。あの頃も遠い昔となり、社会人生活20年を超えた今では、所詮新しい仲間っっぽい関係は仕事関係だけ。仕事関係じゃここまで強い繋がりは…考えられない。そんな満たされない「仲間」意識への欲求が、この「放課後ティータイム」への憧憬に昇華するんだろうな。まあ、カミさんはバンド仲間だったわけだけど、あんまりこういうのには興味示してくれないんだよね。そこは男子女子の違いというところか。
そして、「放課後ティータイム」の持つバンドスタイル。AOR、商業ロックばかりを聴いていたまさに高校時代、あの頃はバンド形態としての音楽の要素としては…専任ボーカリストがいない、またはいたとしても他のメンバーも曲によってはボーカルをとることが普通にある、すなわちボーカルをとれる人が少なくとも2人はいるのがバンドだ、みたいなところにバンドとしての価値を見出していたように思う。BEATLESから始まりEAGLESとかDOOBIE BROTHERSとか、もちろんTOTOもね。オフコースだってそうです。そういうメンバーの多才ぶりこそがバンドとしての醍醐味だと思っていたようなところがあったものです。その条件に従えばこのバンドはギタリストとベーシスト(稀にキーボーディスト)が曲によってボーカルを担うという設定がまさに小生の琴線に触れるところ。ある意味BEATLESを意識してる面もあるのかな。てかアニメの中でもそうだしCDも聴けば同じ曲でもボーカリストが交代してたり、またはパート分けをしてたりしていて、そういった同じ曲のバージョン違いがいろいろと存在するのもまた凝っていて面白いし、そこがまた更に興味をそそられるところでもある…。1曲の中でメインボーカルが交代していく、というスタイルの曲は当時から大好きだったのです。そういやオフコースの「君住む街へ」という曲がボーカリストのパターンで別バージョンがいくつかあったのを思い出したな…。ま、それだけにバンドを描いたアニメやドラマにありがちなボーカリストが主役という設定にもなりえず、初心者から楽器演奏に拘った描き方になっているのがある意味リアルで好感がもてるところなんだろう。そもそも楽器演奏に拘るが故に当初はボーカルがいない、歌詞がないことに疑問を持っていなかったという設定がそれを如実に表わしている。
更にアニメ・ドラマにありがちな色恋沙汰がないので、純粋に(というほどでもないが)バンド活動する女子の日常を楽しめる…(色恋沙汰がないのは裏を返せば見てる男にとって恋敵が存在しない、という安心感もあるんだろうけどね~)言ってみれば女子高の軽音楽部の日常を覗き見しているような感覚?が真逆の環境(色恋沙汰がないのは一緒だけど)だった男子校出身の小生としてはどうしても惹かれてしまうんだろうな。
ただこのアニメのリアリティ、特に楽器演奏のテクについては…まあよほどの天才集団でないかぎり1年やそこらでこれだけの演奏ができるわけもなく、その点は所詮マンガであって、これ見て気軽に楽器やろうと思って挫折した者の屍が積み上げられたであろう、罪作りな作品でもあるのは間違いないんだろうけどね。ま、かといって本当に下手くそな演奏を公共の電波に乗せるわけにもいかんでしょうから当然と言えば当然なんだけど。でもこれをきっかけに音楽をやろうと思う人が多くなるのは本当にいいことだと思います。
イカン、書きだしたら止まらなくなってきた。
まだ続きがあるのでそれはまた次回のネタとして。
それにしても我ながらここまでハマるか?というくらいにハマっている。借りてきたDVD見終わったらもう次のが借りてきたくなる。もはや中毒状態。何故にここまでハマるのか…ちょっと冷静に自己分析してみた。
入口は以前から書いているように、小生が一人暮らしを始めた街そのものがこのアニメの舞台になっていることだったのは明らかなれど、やはりネタがバンド活動。学生時代、いやその前の高校生の頃は吹奏楽部・そしてバンド活動もちっとばかしかじっていて、毎日音楽ばっかりの高校時代を過ごしててきたこともあって、そんな頃のちょっとした悔いと甘酸っぱいノスタルジーと、大学に入り、バンド活動を始めた頃の街の風景があいまって、今まで忘れていたあの頃の記憶がいろいろと呼び起こされ、心に刺さるのです。思えば当たらずとも遠からず、やっぱり吹奏楽部の部室であった音楽準備室でお茶じゃないけど花札やらトランプやらをしょっちゅうやっていたんだよな…。
そしてバンドの持つ「仲間」という感覚。これって、今は残念ながら感じることができないものの一つ。あの頃も遠い昔となり、社会人生活20年を超えた今では、所詮新しい仲間っっぽい関係は仕事関係だけ。仕事関係じゃここまで強い繋がりは…考えられない。そんな満たされない「仲間」意識への欲求が、この「放課後ティータイム」への憧憬に昇華するんだろうな。まあ、カミさんはバンド仲間だったわけだけど、あんまりこういうのには興味示してくれないんだよね。そこは男子女子の違いというところか。
そして、「放課後ティータイム」の持つバンドスタイル。AOR、商業ロックばかりを聴いていたまさに高校時代、あの頃はバンド形態としての音楽の要素としては…専任ボーカリストがいない、またはいたとしても他のメンバーも曲によってはボーカルをとることが普通にある、すなわちボーカルをとれる人が少なくとも2人はいるのがバンドだ、みたいなところにバンドとしての価値を見出していたように思う。BEATLESから始まりEAGLESとかDOOBIE BROTHERSとか、もちろんTOTOもね。オフコースだってそうです。そういうメンバーの多才ぶりこそがバンドとしての醍醐味だと思っていたようなところがあったものです。その条件に従えばこのバンドはギタリストとベーシスト(稀にキーボーディスト)が曲によってボーカルを担うという設定がまさに小生の琴線に触れるところ。ある意味BEATLESを意識してる面もあるのかな。てかアニメの中でもそうだしCDも聴けば同じ曲でもボーカリストが交代してたり、またはパート分けをしてたりしていて、そういった同じ曲のバージョン違いがいろいろと存在するのもまた凝っていて面白いし、そこがまた更に興味をそそられるところでもある…。1曲の中でメインボーカルが交代していく、というスタイルの曲は当時から大好きだったのです。そういやオフコースの「君住む街へ」という曲がボーカリストのパターンで別バージョンがいくつかあったのを思い出したな…。ま、それだけにバンドを描いたアニメやドラマにありがちなボーカリストが主役という設定にもなりえず、初心者から楽器演奏に拘った描き方になっているのがある意味リアルで好感がもてるところなんだろう。そもそも楽器演奏に拘るが故に当初はボーカルがいない、歌詞がないことに疑問を持っていなかったという設定がそれを如実に表わしている。
更にアニメ・ドラマにありがちな色恋沙汰がないので、純粋に(というほどでもないが)バンド活動する女子の日常を楽しめる…(色恋沙汰がないのは裏を返せば見てる男にとって恋敵が存在しない、という安心感もあるんだろうけどね~)言ってみれば女子高の軽音楽部の日常を覗き見しているような感覚?が真逆の環境(色恋沙汰がないのは一緒だけど)だった男子校出身の小生としてはどうしても惹かれてしまうんだろうな。
ただこのアニメのリアリティ、特に楽器演奏のテクについては…まあよほどの天才集団でないかぎり1年やそこらでこれだけの演奏ができるわけもなく、その点は所詮マンガであって、これ見て気軽に楽器やろうと思って挫折した者の屍が積み上げられたであろう、罪作りな作品でもあるのは間違いないんだろうけどね。ま、かといって本当に下手くそな演奏を公共の電波に乗せるわけにもいかんでしょうから当然と言えば当然なんだけど。でもこれをきっかけに音楽をやろうと思う人が多くなるのは本当にいいことだと思います。
イカン、書きだしたら止まらなくなってきた。
まだ続きがあるのでそれはまた次回のネタとして。