もうリリースから1年以上経ってしまいましたが、改めてSING LIKE TALKINGの25周年記念アルバム「BEFRIEND」。
毎回そうですが、日本語的にう~んと思いつつも、それだけに気持を生のまま言葉に託し、ストレートに伝わってくる歌詞が、心に突き刺さるのです。
・「HUMAN」より
「あれもこれもやりたいことが 結果に絶対なるなんて 限らないし
だからこそみんな できることの先に 笑顔を見ている」
・「FINALLY」より
「周りが気にもならないんだ どんな困難にも 今のボクは潰れない さよなら あるべき姿」
「追いかけた自分に縛られていたのさ」
・「無名の王」より
「無意味に先を急ぐ朝 号泣する子を素通りのボクは 面倒が嫌いな普通のオトナさ
残暑の人いきれ 他人と肩がぶつかって 知らん顔して さっさと逃げていく お気楽な人生」
「ボクは手を合わせ 願いを唱えてみる 海よりもっと深く 貧しく飢えていた
愛されることに 忘れ去れたんだ I CANNOT DENY IT いつもとおんなじさ」
結局一生懸命生きることって、自分自身を何かで飾って自ら追い込みながら生きる人生なのかも。それが生きる努力であり、夢がかなう、すなわち成功の源なのかも知れない。だけどそれを解放するのもそれはそれで実は自分らしい生き方であって、それは決して否定されるものではない、肩肘張るより楽に生きようね、ってことなのかな。SLTを聴いていると随所にそういうような思いが溢れていて、小生のようにくたびれかけたサラリーマン、夢と希望があるのかどうなのかわからない、気持の上での弱者を癒してくれる、自分だけじゃないよね、わかってくれてるんだ、という安堵がそこにはあるのです。これって考えすぎなのかな。
そんなSLTの歌詞には、毎度のことながら胸を打たれて思わず涙腺が緩んでしまうのです。
そうそう、ちなみにラストナンバーは歌詞のないインスト「THE DISTANCE TO CONTINUE」。これがまた人生の夕陽を思わせる壮大かつメロウな曲なのです。なんだろ、このドラマ「俺たちの・・・」シリーズみたいなあの頃への憧憬は。
BEFRIEND / SING LIKE TALKING
CHIKUZEN SATO(vo,g,keys)TOMOHIKO NISHIMURA(g)CHIAKI FUJITA/TOSHIYUKI MORI/SATORU SHIONOYA(keys)HIDEKI MATSUBARA/STING MIYAMOTO(b)TAKUMI OGASAWARA/NORIYASU KAWAMURA/KYOICHI SATO(ds)GEN OGIMI(perc)TAKUO YAMAMOTO(sax)EIJIRO NAKAGAWA/YOICHI MURATA(tb)KOJI NISHIMURA/TOMONORI SATO(tp)
今日の通勤音楽
IN CONCERT / STEVE LUKATHER & LOS LOBOTOMYS (DVD)
26 / DIMENSION
毎回そうですが、日本語的にう~んと思いつつも、それだけに気持を生のまま言葉に託し、ストレートに伝わってくる歌詞が、心に突き刺さるのです。
・「HUMAN」より
「あれもこれもやりたいことが 結果に絶対なるなんて 限らないし
だからこそみんな できることの先に 笑顔を見ている」
・「FINALLY」より
「周りが気にもならないんだ どんな困難にも 今のボクは潰れない さよなら あるべき姿」
「追いかけた自分に縛られていたのさ」
・「無名の王」より
「無意味に先を急ぐ朝 号泣する子を素通りのボクは 面倒が嫌いな普通のオトナさ
残暑の人いきれ 他人と肩がぶつかって 知らん顔して さっさと逃げていく お気楽な人生」
「ボクは手を合わせ 願いを唱えてみる 海よりもっと深く 貧しく飢えていた
愛されることに 忘れ去れたんだ I CANNOT DENY IT いつもとおんなじさ」
結局一生懸命生きることって、自分自身を何かで飾って自ら追い込みながら生きる人生なのかも。それが生きる努力であり、夢がかなう、すなわち成功の源なのかも知れない。だけどそれを解放するのもそれはそれで実は自分らしい生き方であって、それは決して否定されるものではない、肩肘張るより楽に生きようね、ってことなのかな。SLTを聴いていると随所にそういうような思いが溢れていて、小生のようにくたびれかけたサラリーマン、夢と希望があるのかどうなのかわからない、気持の上での弱者を癒してくれる、自分だけじゃないよね、わかってくれてるんだ、という安堵がそこにはあるのです。これって考えすぎなのかな。
そんなSLTの歌詞には、毎度のことながら胸を打たれて思わず涙腺が緩んでしまうのです。
そうそう、ちなみにラストナンバーは歌詞のないインスト「THE DISTANCE TO CONTINUE」。これがまた人生の夕陽を思わせる壮大かつメロウな曲なのです。なんだろ、このドラマ「俺たちの・・・」シリーズみたいなあの頃への憧憬は。
BEFRIEND / SING LIKE TALKING
CHIKUZEN SATO(vo,g,keys)TOMOHIKO NISHIMURA(g)CHIAKI FUJITA/TOSHIYUKI MORI/SATORU SHIONOYA(keys)HIDEKI MATSUBARA/STING MIYAMOTO(b)TAKUMI OGASAWARA/NORIYASU KAWAMURA/KYOICHI SATO(ds)GEN OGIMI(perc)TAKUO YAMAMOTO(sax)EIJIRO NAKAGAWA/YOICHI MURATA(tb)KOJI NISHIMURA/TOMONORI SATO(tp)
今日の通勤音楽
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26 / DIMENSION