TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

NOW CHICAGO XXXVI / CHICAGO

2014-07-29 23:25:12 | AORとか
改めてCHICAGOの新作「NOW」について。
以前からそういう傾向ありましたけど、この作品は更にその傾向が強まっていますね、個人商店の寄り集まりといった作り方。
CHICAGOのメンバーそのものは固定しているにもかかわらず、レコーディングには必ずしも全員が参加していないのです。中心となるメンバーがそれぞれの作品を持ち寄り、バンドメンバーを含めたミュージシャンを集めて曲を作り上げる、という手法。全曲フル参加はJASON SCHEFFのみで、SAXのWALTER PARAZAIDERに至っては参加は11曲中3曲だけ。もちろん、他の曲ではLARRY KLIMASとかのサックスプレーヤーが参加しているのにね。EWFもそうだけど正式メンバーって何?という感じ。でもこれがCHICAGOの今であって、そこはバンドであってもメンバーは契約によって雇われているというドライな現実。CHICAGOの伝統、サウンドはこうして守られているともいえるのです。故に変にアグレッシヴな変革は何もなく、変わらぬAORなCHICAGOサウンドが届けられました。その意味でとっても安心して聴ける一枚。CHICAGOはCHICAGOなのです。

NOW CHICAGO XXXVI / CHICAGO
JASON SCHEFF(b,vo,keys,g)LOU PARDINI/ROBERT LAMM(keys,vo)PHILIPPE SAISSE/STEVE LU/JOHN VAN EPS(keys)VERDINE WHITE(b)KEITH HOWLAND/HANK LINDERMAN (g,vo)DAVID WILLIAMS/MICHAEL O’NEIL /TIM PIERCE(g)TRIS IMBODEN/DORIAN CROZIER(ds)LEE LOUGHNANE(tp,vo)HARRY KIM/DAN FORNERO(tp)JAMES PANKOW/ARTURO VELASCO/NICK LANE/TRENT GARDNER(tb)WALTER PARAZAIDER/GEORGE SHELBY/SCHIELA GNZALEZ/RAY HERRMANN/LARRY KLIMAS(sax)WALFREDO REYES JR./LUIS CONTE(perc)JOHN McFEE(vl)

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