TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

SING LIKE TALKING / TRY AND TRY AGAIN

2005-05-23 01:21:32 | AORとか
小田和正を通じてSING LIKE TALKINGを知ることになり、私はこのグループにハマっていくことになります。OFF COURSEが解散した後、一時期日本のPOPSからは遠ざかっていたんですが、見事に我々AOR世代を掴んでくれたと思います。本当に日本でもこんなバンドがあったのか、と感動すら覚えました。
1stアルバム「TRY AND TRY AGAIN」(1988年リリース)に溢れるソウルフレーバーにコーラスワーク。そして単純にエレピの音作り一つをとってもその辺の流行りモノの音楽とは違うぞという個性を感じます。

ちなみに「TRY AND~」のCD帯にはJEFF PORCAROのコメンドで掲載されていました。「日本でもこのようなバンドが出てきてもおかしくないと思っていた。スケジュールが折り合えば、是非ライブを一緒にやらせて欲しい」だそうです。言ってみればリップサービスでしかない内容ではありますが、それが実現されていたんですね。1988年12月に行われたSING LIKE TALKINGのデビューライブはJEFF PORCARO(ds)、NATHAN EAST(b)のリズム隊がサポートしました。その模様は1曲だけですが1枚目のベストアルバム「REUNION」に収録されています。曲はSTEVIE WONDERの名曲「STAY GOLD」のカバー。どうせならSING LIKEの曲を収録すればとも思うんですが、そこがまさに日本のAORの旗手SING LIKE TALKINGならではの選曲なんでしょう。とはいえせっかくですから、このライブ音源のフルアルバム化も考えて欲しいもんですなんて書いてみたりして。

蛇足ですが、このアルバムの中の1曲「EVENING IN BYZANTIUM」ではMICHAEL LANDAUのギターソロを聴くことができます。

TRY AND TRY AGAIN / SING LIKE TALKING
CHIKUZEN SATO/CHIAKI FUJITA/TOMOHIKO NISHIMURA
MICHAEL LANDAU/MASAKI MATSUBARA(g)HIDETOSHI YAMADA(keys)KENJI TAKAMIZU(b)
EIJI SHIMAMURA/NOBUO EGUCHI/SEIGO SATO(ds)JAKE H.CONCEPCION(sax)

どの曲も良い曲ばかり。改めて聴いてみると飛ばしたくなるような曲は1曲もないことに気付きます。
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