毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

スノーシューハイク in マキノ寒風峠

2012-01-13 22:05:30 | お山歩き
この冬一番の冷え込みといわれた昨日、ちょうど休みだったのでスノーシューハイクに行ってきた。
行き先はマキノか比良山か悩みに悩んで前日では決められず、朝起きてから時間的余裕があること新雪がたんまり積もってそうだという理由からマキノへ行くことにして、娘を学校へ送り出してから私も昨晩準備した荷物をいそいそクルマに積み込み7時半頃に家を出た。


(左)出発時の気温は0度。流石に冷え込んでいる。
しかし自宅周辺でも積もるかと思っていた雪はそんなことなく、クルマと屋根の上に少しある程度だった。
ちょっとガッカリ。
(右)湖西に出ると西の山々は軒並み真っ白。


(左)比良山であれだけ真っ白なのだからマキノでは道路まで真っ白かも・・・と思ったが意外なことにそんなこと全然なくって拍子抜け。
雪が一番あると感じたのは比良山周辺だけだった。
(右)メタセコイヤの並木道も真っ白で美しいに違いない・・・と思ってたけど、全然雪ついてない。
更にガッカリ。


(左)ストラトス24にライトニングアクシスをマウントする。
TSLと違って重ね合わせるとすごくコンパクトになってきれいにまとまるのはこのスノーシューの良いところ。
(右)使われていない第二ゲレンデ入り口よりスノーシューを履き直登する。
ここで早くも相当疲れ、そして暑い(笑)
この先更に運動量が増えそうなのでウェアの調整。
上半身に 中厚手アンダー → マイクロフリース → ハードシェルを着込んでいたが、ミッドレイヤーのマイクロフリースを脱ぎザックに仕舞い込む。

ところで、コースは寒風峠コース。
ここには過去にも雪の季節に行った赤坂山コースもあるのだが、赤坂山は無骨な送電線の鉄塔が多くあり景色的にあまり好きでないのでこちらを選ぶ。


駐車場に付いた時には曇って雪が舞っていたが、運よく晴れてきた。
今日はまだ誰も入っていない、貸切だ!
コンディションは良好、さて行くぞ!


(左)がしかし、登山道であるはずのところが雪多すぎて全然わからん。
(右)踏み跡がかすかに残っているところを辿るがそれは下りにつけた跡に違いなく一直線で全然上がれず仕方なしにその周辺をジグザグに上がっていこうとするがこのザマ。
新雪の下には緩んだ雪があって急斜面でそれを踏むとズルリと滑り足元すくわれ膝をついてしまって体力を消耗し、不安な腰に負荷が掛かる。
そしてイヤになる。
そんなことでイヤになって登山口まで下りてしまって帰ろうかルート変更するかで悩む。
すると下から私の踏み跡を辿って2人の人が上ってきた。
どうやら地元の人らしく夏のルートをよく覚えているようなので教えてもらって暫くついて歩くことにした。


(左)先行してもらう。
しかし、お二人ともなかなかのお歳、進み具合が遅い。
なので道は指示してもらうとして私が先頭でラッセルを続ける。
(右)見覚える景色地点で雪の中を漁ってみると道標発見。
過去最高の積雪量で、1.2Mぐらいの道標の上に50センチぐらいの雪が積もっている。
我ながらよく見つけた。

そしてここから私はお二人と離れて一人先行することにした。


(左)途中、柿と思われる木があった。
実が小さいがこの時期にまだ残っているとは・・・きっと不味いんだろう(笑)
(右)尾根が見える位置にまで上がってきた。
昨年は確か時間切れで途中敗退しているから、今年は尾根まで出ておきたい。
行けるか?


木々のない一面雪の稜線が近づいてきた!
踏み跡全くない雪上トレイルを25インチの浮力でブイブイいわして上がっていく。
道中にあった人に指摘されたが私はかなり大股で歩いているらしい。
大股歩きになると燃費が悪くなるのであまり良くない。
気をつけよう。


(左)今日のおやつはキャラメル。
(右)動物の足跡多数。

途中雪で道がわからず立ち止まってはあちこちルートを探し歩いていくこと数回、なんとか尾根付近までたどり着く。
ココまできたら尾根に出ないわけには行かない。
しかし天気が悪くなってきた。
そしてこんなところが出てきた。


雪庇ができとる、落差は人の背丈以上あり、しかも写真じゃわかりにくいけど周辺はなかなかの斜度だ。
上がれるかちょっと心配。
そして北方面、赤坂山へ続く尾根を見ると、


そこにも長く大きい雪庇ができとる。
あっちには行かへんけど怖い。
そして木々の際に沿って直登しよう・・・と思ったけど、ズルズル滑り落ちて登れないので木々の間をジグザグに歩きなんとか尾根に出た。
そして付近の雪は風が当たるからか表面が氷状で踏むとバシバシいう。


着きました!寒風峠!
写真は南に続く大谷山方面。
毎年この時期に来ているが昨年と一昨年は途中時間切れで敗退していたので、3年ぶりの雪の寒風峠である。
標高は確か850M程だが尾根は風が強いところなので木々は少なめ。
その木々も多くが雪に埋まっていて、あるはずの道標もどこにあるか全く分からない。
積雪は2M超ってところだろうか?


(左)尾根の雪原をあちこち歩いて景色を堪能。
というてもスカッとした天気ではない。
(右)風が強いところなので昼飯は少し下りたところでと思ってたが、意外にも風弱くここで昼飯を食う。
スノーシューを履いたたままでは雪面に座りにくいのでスノーシューを脱いだら動く度に雪に埋もれてしまって難儀した。


(左)気温は0度を切っている。
風が弱いといってもその風はとても冷たくハードシェルを着ていても汗を掻いた体を瞬時に冷やすので飯を食ったら汗を掻いて濡れたグローブを交換しすぐさま撤収。
(右)下りは新雪の斜面を登る時とは違って直線的に滑るように下りる。
ライトニングアクシスはグリップが良いのか、TSLに比べ滑り降りるという表現を使うのならば滑りにくかった。
そのライトニングアクシスのインプレはまた別ネタでTSLとの比較を交えてく書くつもり。

上りには行くかどうか迷ってウロウロした時間も合わせて3時間超かかったところを1時間と少しで14時過ぎには下山。
下山後温泉に浸かり汗を流し体を温めてから帰る。
14時までには帰るつもりをしてたことを思うと2時間ほど遅くなってしまったが尾根まで出れたし満足だ。
今シーズン中に行ければもう一度行って、北の赤坂山か南の大谷山の尾根ルートの縦走コースをスノーシューハイクしたい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さあ、歩くぞ!

2012-01-12 20:21:05 | お山歩き
大汗掻いてええ運動やった。
つづく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乾燥

2012-01-11 22:21:33 | 日々思ったこと
雪遊びに行った翌日、放ったらかしだったザックから全てのものを取り出しテント・シュラフを乾燥させた。
当日は曇りで時折雨降る日だったので物干し日和ではない。
なので文明の利器を使用。
それがコレ。


布団乾燥機。

家にあるものの、もう5年以上は使ったことなかったものが思いもかけず役に立った。
結露や雪が入ってテント内部には水が残っていたが、あっという間に乾く。
ナイス!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腰痛

2012-01-10 23:58:20 | 日々思ったこと
新年早々実は人生始まって以来かつてない腰痛に襲われた。
ある動作をすると腰から砕け落ちそうな痛みがあって、迂闊に変な動きが出来ない。
痛すぎて小走りも出来ない。
「これはマズイ・・・いつギックリ腰になってしまうか分からん・・・」
そんな状態になった。

思い当たるフシは幾つもある。
1 雪の上で寝て腰が冷えた&変な姿勢で寝た。
2 久しぶりに思い荷物を背負った。
3 風邪ひいて咳き込むあまりギックリいった。

山行き2日後に出たこの腰痛。
山行きが原因に違いないとは思うが、どれが引き金なのかは分からない。
そんなわけで痛みに怯えながら数日過ごしてきたが、湿布を張ることによってその痛みも随分軽減されてきて大した動きをしないときはそのことを忘れられるくらいまでになってきた。
まだ安心はできないではいるが少しづつ色んな動きをして大丈夫かどうか確かめていきたい。

次の休みには山に行くか自転車乗りたいから・・・(爆)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フラスク

2012-01-09 23:43:01 | 日々思ったこと
年末に某アウトドアショップに立ち寄った際に購入した一品。
特価で40%引きぐらいだったのと、年始のテン泊装備の一つとしてちょうどよいと思って。

用途はもちろんウィスキーなどの酒を入れて持ち運ぶためのもの。
このキレイな鏡面仕上げ、そして堅牢な質感が所有欲をくすぐる。
男の小道具って感じが良し。
しかし欲をいうなら何かしらの模様が入っているとか皮巻き仕様なんかだったらもっと良かったかな。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の中のテント泊(後編)

2012-01-08 22:01:03 | お山歩き
谷の向こうがうっすら明るくなってきた6時半前、雪は降ってないみたいだ、風もおさまっている、のそのそと外に出る。


(左)6時半の写真。
テント脇には新たに10CMを越える雪が積もっているのが分かる。
(右)テントシューズで歩く、前日に整地したところでもズブズブ沈む。
このテントシューズ、山行きの前日ぼんさんとの打ち合わせの電話の最中に要ることを思い出し急遽買いに走った一品。
これでテントサイトでいちいちブーツを履く必要もないし、テント内でも足温か、買って良かった。


(左)ぼんさん早速撤収開始。私はのんきに写真撮ってます(笑)
(右)こう見ると新たに積もった雪の量が分かります。
そしてブーツを履く。
凍っておる・・・(汗)
当然といえば当然で、予想していたことだがこれといって対策はしていなかった。
プラスチックブーツに足入れするかのごとく入れにくく、そして冷たい。
思わず朝飯作る時に沸かしたお湯を爪先にかけてしまうほど。


雪山(谷)の朝。


(左)朝飯は温かい柔らか餅入りおしることパン。甘いものが美味かった。
(右)下山するには天気良すぎてもったいないので、パッキングを完了したらアタックザックを出して散策開始。
で、どこへ行くか考える。
登山道を行くかと考えたが、スノーシューでは上がれない勾配、相当な苦労を強いられる割には全然進まないであろうことが明白なのでやめて、とりあえず昨日行った林道をもう一度行ってみる。


昨日と打って変わって空が青い!


(左)しかし結局昨日と同じところまで行って、それ以上は危険だということでヤメて雰囲気だけを堪能。
(右)そこらじゅうに動物の足跡を見ることが出来る。
これもまたスノーシューイングの楽しみ♪


元のところに戻りザックを背負いなおし、下山開始とする。
前日につけたトレースがほぼ消えてしまっているルートを歩く。


(左)大きな隠れ岩がある間を抜ける。
(右)で、枝分かれした林道で再びザックを降ろし、アタックザックに替えて先に行ってみるとする。


(左)20分ほど歩いたらその林道も行き止まり。谷に行き着いた。
その谷を見てると、そこを登っていきたくなる衝動に駆られる。
無理だけど。
(右)谷には雪が割れているところがあり、その下には水が流れていた。

その後来た道戻り、ザックを背負いなおしいよいよ下山開始。


私のお気に入りポイントにて。
木々がなくなるあのポイントまで行きたい!
そしてここからは見えないその先にある頂にも!


(左)私の人型(笑)
(右)もくもくとクルマをデポしたポイントまで歩く。
クルマのデポポイントは雨が降った跡があり、前日より雪質も悪化していた。
上で雨が降らなくて良かった。

運動量はもの足りないものがあるが、今回は予てからの憧れ冬季のテント泊が実行でき満足だ。
テント泊は元々魅力だが、雪中となるとその魅力は私にとって5倍増しと言ったところだろうか。
今回行って色々勉強にもなったし要領も概ね分かった。
今度は天候のイイ時に行って月明かりの下、雪中テン泊を楽しみたい。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の中のテント泊(長い夜編)

2012-01-07 23:29:27 | お山歩き
16時台からテントに入りプチ宴会を始めた我々。
ぼんさんが持ち込んでくれたアテをつまみつつハイボールを呑む。
色々としゃべりながらチビチビ呑んで食べて、そして〆にカップラーメンを食う。
しかし時間はまだ17時台・・・。
それでも酒が回って眠くなってきた(私は酒弱い)そして寒い。

寝る。

初使用となるナンガのシュラフを引っ張り出して潜り込む。
しかし夜明けまで14時間。
長い、長すぎる。

寝れるのか??

かなり気が遠くなりそうな時間であるが、吹雪いている外に出る気も全然ないので寝るしかない。
ま、たちまちは眠いし寝れるだけ寝て、寝れなくなったらそれはそれで考えようととりあえず寝る。
しかし、マット敷いてシュラフに潜り込んでいるのに背中が冷たい。
マットから落ちているのか?と思ってしまうくらいに背中が冷たい。
震えが来る。
これで朝まで過ごせるのだろうか?とかなり不安。
隣のぼんさんも同じ様子だ。
なのでウツラウツラしながら色んな会話をしてみる。
そのうち眠りに落ちて何故か寒気はなくなる。
でも爆睡は出来ず寝返り打ちながら寝ているようなねていないような状態。
そして外の状態といえば、上空では風の音がゴーゴー不気味な音を轟かせテントには雪が当たる音がしている。
しかし意外に明るい。
陽が落ちれば漆黒の闇かと思っていたが、テント内部の備品がボンヤリとライトを点けずとも見える。
月が出ているのか?と思ったが、シュラフの中に一度潜り込んでしまえばもう外に出ることは出来ずドアを開けて外の様子を見ることも、気温を見るためにザックに付けている温度計を見ることもなかった。
また、時折テントに吹き当たる突風はテント内部の凍った結露を落としてくる。
最初はベンチレーターから雪が舞い込んできたのかと思ったのだが、よくよく思い返してみると寝る前にそこは閉めた。
すると結露か?と思って壁を触ると凍っていた。
テント内部についた結露が凍り、それが風で揺れて氷として落ちてきているのであった。
面白い(笑)
結露対策のある素材を使ったファーストライトではあるが、この時期のこの気温に2人で寝ていて結露が発生しないわけはない。
あと、私は治りかけてた風邪が年末にぶり返し、テント内でよく咳込んでしまって目が覚めた。
その度に山専ボトルに入れてきたレモンティを飲んで喉を潤してた。
持ってきてよかった山専ボトル。

寝てた時のカッコを備忘録として
上半身 クラフトZEROベースレイヤー → ホグロフスSINGLETOPマイクロフリース → アークテリクスATOM SV HOODY
下半身 BAWOテクノサポートアンダータイツ → montbellライトアルパインパンツ
足 SMARTWOOLトレッキングヘビークルー → ISUKAテントシューズショート
頭 アークテリクスBIRDCAGEBEANIE
手 BLACKDIAMONDウィンドウェイト
であったが、手は暑くなってグローブ脱いだ。
そのうち上半身も暑くなったので閉めてたインサレーションのジッパー開けた。
保険として持ってたモンキーマンジャケットとダウンパンツは使わなかった。

そんな感じで何度となく目は覚めたが朝6時過ぎまで寝ることが出来た。
起きてから疲労感がなかったことを思うとそこそこ寝たのだろう。
夜明けだ。

(長くなりましたが写真は一枚もありません)

追記:使用しているサーマレストのプロライトプラス ウィメンズは前回の使用時にテント内でよく滑ると感じココでもインプレを書いたが、今回も同様であった。
雪面は平たく整地したつもりだったが、寝てる間にずれ落ちて何度か修正した。
サーマレストのラインナップの中でR値が一番高いくらいに保温遮熱性に優れたモデルなので買い替えということはしたくないし予算もないが、この点についてはホントにいただけないし不満である。
裏面に滑り止め加工を施すか、滑り止めマットを併用するかを真剣に考えなければ安眠できない。
要考慮。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の中でテント泊(前編)

2012-01-06 22:10:12 | お山歩き
年も明けた1月2日、この年末年始休暇のメインイベント、冬季初!憧れの雪の中でのテント泊をするべくそれまでコツコツ揃えてきた道具達一式を持って出かけてきた。
行き先は私にはお馴染みの岐阜県内某所。
当日午前11時に昨年GWに一緒にお山歩きをしたぼんさんと合流、クルマ一台で現地を目指す。


(左)がしかし!平地には青空出ていたのに山方面へ向かうと「雪」でなく「雨」が落ちてきた!
しかも結構きつく・・・(涙)
雪は想定していてもこの時期雨なんて全くの想定外、もう、めっちゃくちゃテンションダウン。
合流前に「止めましょう」の電話を本気で入れようかと考えた。
(右)でも決行。
天気はコロコロ移り変わり、更に山奥へ入れば青空が出てくるぐらいになる。
そしてもう雨は降らない、降っても雪だということを信じて車をデポ、荷物を下ろす。


(左)2人のザック。
左が私ので今回が初使用初お披露目のホグロフスMATRIX60、右がぼんさんの95Lザック。
60Lのザックが小さく見えてしまうその大きさ感は正にヘヴィ。
MATRIX60についてはまたおいおいこの日記にて書くつもり。
(右)そしてこちらも初使用。
TSL325から買い替えたMSRライトニングアクシス25。
アッセントではなくアクシスで22インチでなく25インチ、このスノーシューについてもおいおいこの日記にて書くつもり。


パッキングも完了、ウェア着込んでザック背負っていざ出発!


(左)青空も出る中、山奥目指して林道を歩き出す。
ちなみにこの林道数日前にぼんさんが下見に来た時には膝上まで新雪があり進むのに相当難儀したらしいが、今回はスノーモービルが通った跡があるのと雪質が変わっていることもあり歩きやすくなってた。
(右)1時間弱でゲートを越え更に奥に進むと天候一転、一気に暗くなってきて吹雪いてきた(汗)


(左)スノーモービルの跡はとっくに消え踏み跡少ない林道を進む。
当然ペースは落ちる。
時折谷を抜ける猛烈な風が吹き、このまま進んでテントが張れるのかと不安になる。
(右)吹雪きながらも時折薄日差す不安定な天気。
太陽を見るとなんとかなるかと思ってしまう(笑)


まるで登頂したかのようなポーズだが、2時間半ほど歩いて登山口着。
そして、なんとここが目的地!(爆)
そう、今回はハナから登るとか頂を目指すだとかいうことは一切考えてない、雪の中でテント張って過ごすのが目的(笑)
と言っても、ホントはもっと上まで行くつもりしてたのだが天候が悪くなったのでココで十分と言う結論に達した。
ちなみにここで標高600M程、積雪量は60~70CM、深いところは1M超あって標高の割には環境は厳しめ。


(左)設営場所を決めたら準備にかかる。
この時は一時的に吹雪きも止んで、日差しが照っててのどかだ。
まずスノーシューで雪を踏み固め、次にスノーシュー無しで踏み固め、更にショベルで固めて最後に凹凸を削って整地する。
(右)雪中テン泊用のシングルウォールテント ブラックダイヤモンド・ファーストライト(自前)を張り、オプションの前室(ぼんさんの)を取り付ける。
ファーストライトは一応2人用テント、しかし実際2人で使うのにはかなり狭く、前室を着けなければ荷物を置くスペースが一切ない。
しかし今回みたいな共同装備で荷物を減らしていくようなパターンだとこういう使い方も有りだと思った。
それに一人で寝るよりテント内が暖かになるともいうしね。
そして前室なんて絶対要らんと思っていたけど、それが欲しくなった。


(左)完成!
雪遊び以外ではじめてショベルが役に立った、というてもこれも雪遊びですけど(笑)
(右)寝床が完成したら、そこに荷物を置いたまま身軽になって先細る林道を更に奥へ進み散策。


(左)吹雪く中を進む進む。
しかし、切り立った崖の際に雪崩て来た雪と思われる危険箇所が出てきてあっさり諦めることとなる。
そしてテントサイトに一旦戻った後私一人でもう一度歩き、かろうじて電話が繋がるポイントで妻に一報入れておく。
(右)その後はまだ16時だというのにテント内に潜り込んでプチ宴会開始。
というか、外は寒いし吹雪いているし居てられんというのが正直なところ。
予定では白銀の景色の中月明かりを頼りにテントの外で雪のテーブルとチェアこしらえて酒飲んで飯食うはずだったが、そんなことをしている場合でない。
しかしあんなペラペラの生地一枚のテントでも中と外では体感気温が全然違う。
それでも十分寒いんやけどね。
ちなみにこの頃のテント内の気温は3度。

ツマミやら酒、食料を大量に持ち込んでくれたぼんさんに感謝。


つづく
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大晦日は雪の樽見鉄道の旅

2012-01-05 07:52:03 | お出掛け
雪山ネタを書きたいところだけど、順を追って今回は大晦日に行ったローカル鉄道の旅でも。

樽見鉄道の旅、冬バージョン。
前回夏に乗った時、娘が「冬も乗ろうね」と言っていて、この休み実際に「行こう」と言い出したので行ってきた。
2011年も最終日の大晦日に。


(左)今回は織部駅から乗車。
ここで既に雪が残ってます。
(右)冬休みだしチビッ子がいっぱいだったらヤダなとか思ってたけど、家を出たのが遅めだったことと大晦日だということのせいか乗車客は地元の人達のみで少なめ、観光目的で来ているのは私達のみ(笑)
よって先頭を独占♪(実は私が喜んでます)


(左)冬の景色も良いな~
(右)そして北上するにつれ田畑も一面雪景色に。


終点樽見に到着する直前には車内より真っ白に雪を被った能郷白山の山並みが見える。
素敵だ。


(左)樽見駅着。
積雪量は20CMってところか。
車両にはラッセル用の雪解けパーツが付いて冬仕様。
(右)春みたいに散策を・・・と言いたいところですが、寒くそんなことしてられないので乗ってきた列車で折り返すことにして、その時間まで駅舎の広場で遊びます。


(左)小さい雪だるま作ってみたり、二人で雪合戦したりして駅で20分ほど過ごして折り返す。
(右)復路は先頭に乗ってみたり、ゆっくり椅子に腰掛けてお菓子を食べたりしながら帰る。

そして織部で下りた後は車窓からみた能郷白山があまりにもキレイやったので、クルマを走らせそれが見えるポイントまで行く。


キレイじゃないですか。
年の瀬にイイ景色を見れて満足だ。
そしてこれでこの年は春・夏・冬と樽見鉄道の旅を楽しんだことになる。
これも満足だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年

2012-01-04 08:17:50 | 日々思ったこと
あけましておめでとうございます。



皆様にとってそして日本にとって道明るく幸多き一年でありますように。
本年もお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする