5/05(日)雄国沼(晴)
恒例の雄国沼です。4月にはコースの途中雪解けが始まっていたので、「水芭蕉」と「リュウキンカ」「キクザキイチゲ」に期待して出かけたのですが、予想外に雪解けが進んでいなくて、むしろ例年より残雪が多いくらいです。雄国山への分岐の辺りは例年雪解け水で水浸しになるのですが、まだすっぽり雪に覆われていました。おかげで歩きやすかったのですが、花は期待通りとはいきませんでした。
写真:クリックで拡大(リュウキンカ)(キクザキイチゲ)(残雪・雄国山分岐)
「キクザキイチゲ」は雪解けの進んだ道端にポツポツと蕾の状態で、「水芭蕉」は一ヶ所、「リュウキンカ」は二ヶ所に僅かに咲いていました。「リュウキンカ」は咲き初めで、背丈も低く雪解け水に浸りながら黄色い花を咲かせていました。ブナの芽はまだ固く“春はもうチョット先”との印象です。 寒さが続いているのが花には影響しているようですが、どうやら鳥はあまり関係なく季節が変わっているようです・・・裏磐梯で会った方は“今年は静かだ”と言ってはいましたが。
写真:クリックで拡大(アカゲラ)(アオジ)(湿原・雪解けしたばかり)
コースの途中では「ヒガラ」「ヤマガラ」「シジュウカラ」「ゴジュウカラ」のカラ類に「アカゲラ」「アオゲラ」そして「センダイムシクイ」「オオルリ」「キビタキ」の夏鳥、なぜか「カケス」はそこら中に沢山いました。湿原では「アオジ」「ホオアカ」「ウグイス」「コガモ」が見られ、カモ類が少ないなと思いましたが、ほぼ例年通りでした。