津幡駅発行 森本・東金沢・倶利伽羅ゆき 矢印式乗車券

昭和59年3月に北陸本線津幡駅で発行された、矢印式の森本・東金沢・倶利伽羅を着駅とする120円区間ゆき片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型矢印式券で、名古屋印刷場で調整されたものです。


着駅の一つである倶利伽羅駅は明治41(1908)年に倶利伽羅信号所として開設され、翌42(1909)年に駅に昇格しています。以来、昭和62(1987)年の国鉄分割民営化によってJR西日本に継承されましたが、本日を以ってJR西日本としての営業が終了し、明日からは北陸新幹線の金沢延伸全線開業に伴って新幹線と並行する北陸本線の在来線区間は経営分離され、富山県部分は「あいの風とやま鉄道」、石川県部分は「IRいしかわ鉄道」となり、同駅はIRいしかわ鉄道が管理する、両鉄道の境界駅となります。


本日、上りは0時15分発の金沢ゆき、下りは23時00分発の富山ゆきが、JR北陸本線として同駅を発車する最終列車となる予定です。

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