猿払駅発行 普通入場券

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さて、本年一発目のエントリーは、2016年の干支である猿にちなんで、「猿」の漢字が使われている駅を集めてみました。


JRでは総武本線の猿田駅(△431235)、中央本線の猿橋駅(△440538)、磐越西線の猿和田駅(△300716)などがあり、私鉄では名古屋鉄道三河線の猿投駅(△6751363)、西濃鉄道の猿岩駅(△6961103)などがあります。

今は存在しない駅としてはJR天北線の猿払駅(△121911)や東武鉄道法師自動車線の猿ヶ京駅(後閑駅接続)などが挙げられます。


今回は、この中で天北線猿払駅の普通入場券がありましたので御紹介いたしましょう。


   


昭和61年9月に猿払駅で発行された硬券の普通入場券です。
白色無地紋のB型大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。


猿払駅は大正9年に宗谷本線浅茅野駅~鬼志別駅間が延伸開通した時に開業し、昭和5年には音威子府駅~稚内駅間を宗谷本線から分割して北見線に改称され、北見線の駅となりますが、昭和36年に北見線は天北線に再び改称されて天北線の駅となります。

この券が発行された約2ケ月後の昭和61年11月に交換設備が撤去されて1面1線の駅となると同時に無人化され、平成元年5月には天北線の廃線に伴い、猿払駅も廃止されてしまっています。

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