穴水駅発行 穴水から1600円区間ゆき乗車券・100kmまでの急行券連綴券

前回エントリーで和倉温泉駅で発行された金沢ゆきの乗車券・急行券連綴券を御紹介いたしましたが、穴水駅(現・のと鉄道穴水駅)にも乗車券と急行券の連綴券が設備されておりましたので御紹介いたしましょう。


   


昭和59年10月に七尾線穴水駅で発行された、穴水から1600円区間ゆきの乗車券と100kmまでの急行券の連綴券です。青色こくてつ地紋のD型大人専用乗車券・急行券連綴券で、乗車券部分が金額式となっている変わり種です。
金額式と言っても名古屋印刷場で採用されている近距離金額式券に準拠することなく、金額式と一般式を掛け合わせたような変則的な様式となっています。


穴水から金沢までの営業キロは99.1kmでぎりぎり100km以内となっており、途中の津幡駅から金沢と反対方向ですと倶利伽羅駅だけが同じ運賃帯でさほどの需要があるとも思えず、やはり同じ運賃帯であり、金沢駅までの途中駅である森本・東金沢駅のことを考えても、和倉温泉の券のように一般式券も存在するわけであり、敢えて金額式とした意図が不明です。

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