JR九州 門司乗車券管理センター 開設100周年記念オレンジカード ~その4

前回および前々回で大正時代と明治時代の模擬券を御紹介いたしましたので、門司から大阪市内ゆきの昭和および平成の券を御紹介致しましょう。


   

説明に拠りますと、1952(昭和27)年当時の門司から大阪市内ゆきの片道乗車券になります。
桃色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券となっています。まだ「北九州市内」という特定都市区内の設定がなかったため、発駅である門司駅の単一表記になります。
画像をアップいたしませんが、裏面には券番しかありません。


   

こちらは平成になってからの片道乗車券の見本券になります。
青色JRK地紋のA型一般式大人・小児用券となります。
門司駅発行券ではありますが、門司駅は特定都区市内制度によって「北九州市内」のエリアに入りますので、発駅は「北九州市内から」となっています。


   

裏面です。昭和20年代では「大阪市内下車前途無効」の文言が表面に表記されていますが、平成の券は北九州市内に関する表記が加わり、裏面に印刷されるようになっています。

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