磐城西郷駅発行 普通入場券

ちょうど40年前の1982(昭和57)年5月31日に東北本線磐城西郷(いわきにしごう。現・新白河)駅で発行された普通入場券です。


   

白色無地紋のB型大人・小児用券で、東京印刷場で調製されたものです。

同駅は近隣にある三菱製紙への専用線の分岐点として戦時中の1944(昭和19)年に信号場として開設された駅で、その後の1959(昭和34)年に旅客駅に昇格し、磐城西郷駅として開業したという歴史があります。

この券が発行された翌月の6月23日、東北新幹線の大宮~盛岡間開業に伴って同駅は新幹線の停車駅となり、このタイミングで新白河駅に改称されています。
また、信号場として開設された専用線についても、工場の操業形態の変化によって平成初めの頃に廃止されてしまっています。

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