今日は、久々にいまいちな映画を見てしまった。
メグ・ライアン主演の「IN THE CUT」。
これは、もうポルノ映画ですね。
サスペンス形式の話ではあるけれど、中途半端な芸術路線が鼻につく映画だ。
サスペンスチックにするためだけなのか、主役との人間関係がよくわからない黒人の学生やケビン・ベーコンが、あやしげに出てきたりして、彼らの登場する意義が分からない。
しかも、主役のメグ・ライアンが、なぜそんな行動を取るのか、全く理解不能。
というか、登場人物誰一人として、さっぱり感情移入できない。
監督は、ジェーン・カンピオン。
「ピアノ・レッスン」は、まだおもしろく見れた覚えがあるんだけど。
この作品は、メグ・ライアンのファン位にしかおすすめできません。
でも、ぼくには、イメチェンを図ろうとして頑張っている姿が、何だか痛々しかった。