本日は朝ぱらぱらと小雨が降っていたものの、すぐに止んで曇り空のままの一日でした。
さて、神社にお参りい行った際に、参道の両脇に一対で置かれた獅子型の像を見かけたことはありませんか?
これを狛犬と言います。石製のものが多いですが、銅、鉄、木、陶製のものもあります。
一対の関係は片方が口を開け、他方が口を閉じている「阿吽(あうん)」のものが一般的です。神社によっては狛犬ではなく、狐や猿などの場合もあります。
いずれの場合も邪気を祓い、神前を守護する役割をもっています。
ちなみに当嚴島神社の狛犬は安政5年11月吉日に奉納されております。
安政5年(1858年)は日米修好通商条約調印や安政の大獄が行われた年です。
狛犬は神社によって形も違い、逆立ちしているものなどもあります。また、だいたい裏側に奉納された年が書いてありますので、お参りの際に注目すると面白いかもしれません。