ある男性が中学時代を振り返りながら、このように話しました。
僕は中学の頃、やんちゃで万引きやけんかを何度もしていました。
ある日、僕が事件を起こして、僕と母さんが学校に呼ばれました。
僕の家は母子家庭で、母さんは毎日寝る間もなく働いていました。
だから母さんが学校に来るのはその日が初めてでした。
部屋に入ると先生が母さんに「お子さんが悪いのはあなたのしつけが原因でしょう?」と言いました。
そしたら母さんが何て言ったと思います?
怖い顔で先生を見ながら「この子は悪い子ではありません。やったことは間違っていますが本当はとってもいい子なんです。」と言ったんです。
僕はそれを聞いて驚きました。
母さんがそんな風に考えているなんて、今まで全く知らなくて。
母さんに申し訳ない気持ちで涙が止まらなくなりました。
次の日から万引きもけんかもすべてやめました。
これからは僕を信じてくれる母さんが喜ぶ生き方をしようと決めたんです。
今月は「明日から変われる言葉」として、ある実話を紹介しました。
言葉は人を変える力があります。人を救う事もあれば、凶器にもなりえます。
私たちは人の言葉から影響や刺激を受け、同時に自分が何気なく話した言葉が、相手を傷つけたり、ずっと心に残る影響を与えているのかもしれません。
皆さんは周りの人からどのような言葉をもらっていますか?
皆さんは大事な人にどのような言葉を伝えていますか?
今日も良い一日を!
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