三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

七五三の千歳飴の新しい袋が仲間入り

2021年09月10日 | ご祈祷について

七五三の御祈祷を受けられた方にお渡ししている千歳飴の袋に
新たなデザインが仲間入りしました。

昔から「玉のような子」といった「玉のような○○」という誉め言葉があります。
ここで言うとは宝石や真珠をさしており、
美しく大切のもの、貴重なものの例えとしてよく使われます。

大切なお子様の七五三のお祝いに
健やかに成長して様々な色に輝いてもらいたい!
という願いを込めて「玉」をモチーフにデザインしています。

ちなみに千歳飴と書いている下の模様は
7角形、5角形、3角形ということで七五三を表しています。

御祈祷の後、境内にて記念撮影を楽しまれている方が増えているので、
今年から袋を選べるように致しました。

昔ながらの袋にも、勿論様々な意味が込められており、
「鶴は千年、亀は万年」と言われるように長生きと繁栄を表した鶴亀

おめでたい席での代名詞でもある松竹梅
は常緑樹で冬でも枯れず、凛々しい姿を保つ事から『長寿・延年』の意味。
は折れにくく、成長が早い事から『生命力・成長』の象徴。
は苔が生える程の樹齢となっても、早春に他の花より先駆けて、気高い香りの美しい花を咲かせることから、『気高さや長寿』の象徴。

お祝いの子供が持っている竹ほうきは、病や災難をはき捨てて、元気に育ってほしいという願い。
熊手は、子や孫が七徳を自分の方へかき寄せられるようにとの、願いが込められています。

七五三の御祈祷を受ける際に
受付にて、お好きな方をお選び下さい。


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