毎日新聞2018年4月18日 地方版
中標津町の写真家、前沢卓さん(71)が写真集「アイヌ民族 命の継承」を出版した。2014年秋から約3年かけてアイヌの家族ら106組、227人を撮影。前沢さんは「今を生きる人はもちろん、100年後の世界を生きる人にも伝えたい」と話す。
1983年から30年以上にわたってアイヌの人々を被写体としてきた。14年10月には、道東部のアイヌの暮らしを見つめた写真集「アイヌ民族 命と誇り」を発行。写真集を見た道内各地のアイヌから「撮ってほしかった」という声が寄せられ、今回の制作に取り掛かった。
「30年前は家族をテーマに撮影することは難しかった。差別を恐れ、レンズを向けると親が子どもを隠すこ…
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残り329文字(全文623文字)
https://mainichi.jp/articles/20180418/ddl/k01/040/117000c
中標津町の写真家、前沢卓さん(71)が写真集「アイヌ民族 命の継承」を出版した。2014年秋から約3年かけてアイヌの家族ら106組、227人を撮影。前沢さんは「今を生きる人はもちろん、100年後の世界を生きる人にも伝えたい」と話す。
1983年から30年以上にわたってアイヌの人々を被写体としてきた。14年10月には、道東部のアイヌの暮らしを見つめた写真集「アイヌ民族 命と誇り」を発行。写真集を見た道内各地のアイヌから「撮ってほしかった」という声が寄せられ、今回の制作に取り掛かった。
「30年前は家族をテーマに撮影することは難しかった。差別を恐れ、レンズを向けると親が子どもを隠すこ…
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