先住民族関連ニュース

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アイヌ料理とイタリアン音楽とともに 12日札幌、13日千歳でイベント

2018-05-05 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/04 05:00
 アイヌ料理やイタリアンを食べながら音楽を楽しむ催し「アイヌ meet(ミート) イタリアン」が12日に札幌市で、13日には千歳市で開かれる。
 アイヌ文化伝承者として活動する北広島市在住の高橋ひとみさんら有志が企画。両日とも、イタリアンとアイヌ料理を提供する大阪市のレストラン「ケラピリカ」の店主、今ひろあきさんがアイヌ料理のオハウ(汁物)やパスタなど4、5品を振る舞う。
 12日は午後7時から、札幌市北区北18西4のライブハウス「キサ」で。アイヌ民族の伝統楽器トンコリ、主に沖縄で用いられる弦楽器・三線(さんしん)の奏者でつくるトリオ「ウポポア☆サビラ」などが出演する。前売り3500円、当日4千円。小学生は半額、未就学児無料。
☆は小文字のシ
残り:168文字/全文:483文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/186486

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“北海道”と命名されて今年で150年 松山千春が北海道ゆかりの歌を歌う

2018-05-05 | アイヌ民族関連
THR PAGE 2018.05.04 13:40

 北海道足寄出身のフォークシンガーの松山千春のあふれんばかりの“郷土愛”はよく知られている。4月25日にリリースされたミニアルバム「北のうたたち」は、松山自身が“北海道にゆかりのある楽曲”を自らが選曲し、カバーしている。
 今年は1869(明治2)年に探検家の松浦武四郎によって北の大地が“北海道”と命名されてから150年という節目の年になるという。松浦は6度に渡る蝦夷地(北海道)の探査によって、アイヌの人々とも交流を深め、蝦夷地の詳細な記録を数多く残した人物とされている。
 「北のうたたち」に収録されている曲は、「網走番外地」、「ネオン川」、「虹と雪のバラード」、「夢は夜ひらく」、「風雪ながれ旅」の全5曲だ。
 「網走番外地」は同名映画の主題歌。主演をつとめた故・高倉健さんの哀愁を込めて歌い上げた名曲だ。「虹と雪のバラード」は1972年、札幌冬季五輪のテーマソングで歌謡ポップデュオのトワ・エ・モワが歌った。「ネオン川」は釧路出身の歌手、故・バーブ佐竹さん、「夢は夜ひらく」はかつて旭川で暮らしていた歌手、故・藤桂子さん、「風雪ながれ旅」は上磯郡知内村(現:知内町)出身の歌手、北島三郎さんのヒット曲として知られている。
 昭和の香りを漂わせつつ、哀愁や生きていくことの厳しさ、立ち向かう力強さ、そして北の大地の美しさ、さわやかさなどが、松山の美しく伸びやかな声で一語一語に込められた思いを届けてくれる。
 現在、松山はコンサートツアー「弾き語り」を行っている。ギター1本でのツアーはデビュー以来、41年ぶりとなる。5月9、10日は東京国際フォーラムAでコンサートが行われるほか、全国各地を巡る。ファイナル公演は6月27日に北海道・ニトリ文化ホールで行われる。
 また、松山は7月16日に日比谷野外大音楽堂で開催されるスペシャルライブ『FM NACK5 30th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE アサヒ緑健 Presents 松山千春 ON THE RADIO in 野音』にも出演が決定した。松山が日比谷野音ライブは、32年ぶりとのこと。
https://thepage.jp/detail/20180427-00000017-wordleaf


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共通する形「神山」 神社から山を望むと 松阪・二つの阿射加神社

2018-05-05 | アイヌ民族関連
伊勢新聞 2018-05-04

【松阪市大阿坂町の阿射加神社(手前の森)と阿坂山 】
松阪市の阿坂山(312メートル)の東麓に広がる大阿坂町、小阿坂町にはそれぞれ同名の阿射加(あざか)神社がある。山頂と神社を結ぶ線上から山を眺めると、それぞれ、真ん中の三角すいの左右後ろに山並が左右対称に控える「神山」の形になることが分かった。神のこもる神山と、神を迎え降ろす神社が自然の中に組み込まれている。4日は「みどりの日」。自然に親しみ、地元の神社の神山を探してみたい。(松阪紀勢総局長・奥山隆也)
神山は中央に三角すいの山があり、後ろ左右に山が並ぶか、手前で左右の山が交差し、全体のバランスを取る。大分県の古代史研究家、井上香都羅氏が全国の銅鐸(どうたく)出土地や縄文・旧石器遺跡約1000カ所を調査する中で一般的な形を明らかにした。
井上氏は平成九年に刊行した「銅鐸『祖霊祭器説』」(彩流社)で「古い神社にも、それぞれ神体山のあることが分かってきました」「神社が古代の神山を拝する祭祀の場に建てられている」と指摘しつつ、「現在は、自分の祀る神社に神体山のあることが分からなくなっている神社が多いようです。神社の周りが林になって、神山が神社から見えなくなっているケースもあります。これは、長い時代の間に祭祀の形式が変わり、古代祭祀の原形が分からなくなったためでしょう」と書いている。
同書では県内の古社と神山も取り上げ、伊勢一宮の椿大神社(鈴鹿市山本町)と入道ヶ岳、伊賀一宮の敢国神社(伊賀市一之宮)と南宮山、志摩一宮の伊雑宮(志摩市磯部町恵利原)と和合山を挙げている。
■  ■
阿射加神社は927年に完成した律令の施行細則「延喜式」にある神社の格付け一覧表に大社として載る。伊勢国253座のうち大社は18座で、伊勢神宮関係を除くと阿射加神社3座と多度大社(桑名市)一座だけ。格式高いが、記者が訪れた時、大きな神域に誰もいなかった。共に立派な森になっていて山並は神社から離れないと見えない。山頂と神社を結ぶ線上から望むと、尾根筋が浮かび上がって神山の形になっている。
阿坂山は北畠氏が山城を造り、山頂の土塁の形から「枡形山」と呼ばれ、籠城戦時に米で馬を洗って水がいっぱいあるように見せかけた伝説にちなむ「白米城」の名前もある。山麓には伊勢自動車道が尾根を切り開いて横切っている。どちらも大土木工事だが、神山の眺めは維持されている。
頂上と大阿坂町の阿射加神社を結んだ直線上には天王神社(同市嬉野黒野町)と米ノ庄神社(同市市場庄町)が並び、山頂と小阿坂町の阿射加神社の延長線上には敏太(みぬだ)神社(同市美濃田町)がある。遠くなるが同じ山の眺めを共有し、特別な景観として意識されていたようだ。
阿坂山の周りに神社が点在し、中でも北側の豊地神社(同市嬉野下之庄町)から見る阿坂山は神山の形が分かりやすい。
■  ■
「古事記」は猿田彦神が阿耶訶(あざか)で漁をしていたら、ひらぶ貝に手を挟まれ、海に沈んで溺れたと語り、①海底に着いた時②海水が泡立つ時③泡が海面で裂ける時のそれぞれの名前として、①底度久御魂(そこどくみたま)②都夫多都御魂(つぶたつみたま)③阿和佐久御魂(あわさくみたま)を挙げる。阿射加神社の3座は猿田彦神が化身した3つの魂を指し、海との関係が浮かぶ。
日本神話学研究の第一人者、松前健氏によると、「インドネシアのボルネオやサンギルなどに、猿が、ひるねをして口を開けている蛤(はまぐり)に、手を入れて食おうとし、手を挟まれ、引き抜こうとすると、ちぎれた、という昔話がある」(「日本神話の謎」大和書房、昭和60年)そうだ。
北海道の旭川市博物館長で考古学者・アイヌ研究者の瀬川拓郞氏は昨年刊行した「縄文の思想」(講談社現代新書)で縄文時代の面影をとどめるアイヌや古代海民は共通して「海蝕洞窟を他界の入口とみなし、高山の山頂を死霊のいきつく先と認識していた」と紹介し、稲作が伝わった弥生時代以降について、「山の神をめぐる農耕民の世界観は、『海』と『山』という縄文の二元的な世界観が、農耕地である『平地』と『山』という二元的な世界観に変形されたもの」とみている。
阿射加神社と神山、祭神の猿田彦神の関係を山上他界観の変遷とつなげて考えると興味深い。
http://www.isenp.co.jp/2018/05/04/17472/

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民族舞踊など、楽しく異文化理解 京都・梅小路公園で催し

2018-05-05 | アイヌ民族関連
京都新聞 【 2018年05月04日 08時49分 】

民族舞踊を披露する京都朝鮮中高級学校の生徒たち(京都市下京区・梅小路公園)
 戦争や貧困で苦しむ子どもたちを支援する「アースキャラバン京都」が3日、京都市下京区の梅小路公園で始まった。民族舞踊のステージ発表やチャリティー販売があり、訪れた人たちは楽しみながら異文化理解を深め、平和への願いを新たにしていた。
 世界各地の文化や宗教に触れ、争いのない社会をつくろうと、NPO法人「アースキャラバン」(東山区)が2015年から毎年開いている。
 今年初めて参加した京都朝鮮中高級学校(左京区)の生徒は、ステージで合唱や民族舞踊「農楽」を披露。朝鮮学校が国の高校無償化の対象外となっている現状を紹介し、「多くの人と手を取り合い、教育の平等を実現しよう」と訴えた。
 会場にはアイヌ文化の紹介や、広島市で被爆した女性から原爆体験を聞く語り部のブースのほか、アラブ料理などを味わえるコーナーもあり、終日多くの人でにぎわった。
 アースキャラバン京都は4日まで。午前10時~午後5時。入場無料。
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180504000027

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地方発ドキュメンタリーの秀作だった、北海道テレビ『聞こえない声』

2018-05-05 | アイヌ民族関連
Yahoo!ニュース 個人5/4(金) 12:17
碓井広義 | 上智大学文学部新聞学科教授(メディア文化論)

テレビ局が行っているのは基本的に「地域放送」です。TBSや日本テレビも、本来は関東エリアの「地方局」になります。その電波が直接大阪や福岡まで飛んでいるわけではありません。ふだんはネットワークによる系列局を通じて「全国放送」を行っているんですね。
地方局はキー局から届く全国ネットの番組だけでなく、自社制作番組も流しています。中には興味深い番組もあるのですが、その地域以外の視聴者の目に触れることはあまりありません。
今回は、そんな地方発ドキュメンタリーの中から秀作を1本、紹介したいと思います。
『聞こえない声~アイヌ遺骨問題 もう一つの150年~』
4月23日の深夜午前1時20分から、北海道内で、HTBノンフィクション『聞こえない声~アイヌ遺骨問題 もう一つの150年~』(テレビ朝日系の北海道テレビ)が放送されました。
アイヌ民族の遺骨問題と現在まで続く差別をテーマにしたドキュメンタリーです。撮影・演出は、札幌にある制作会社「アウンビジョン」代表の藤島保志ディレクター(以下、藤島D)でした。
明治以降、大学の研究者などがアイヌ民族の墓地を掘り起こすなどして収集した、いわゆるアイヌ遺骨。全国12大学で保管されてきた遺骨は1600体以上(14年、内閣府調べ)にもなります。
そのうちの1000体が放置されていた北海道大学に対して、子孫たちは長年、返還を求めて提訴してきました。一部は和解の成立で戻されたりしましたが、頭蓋骨と手足が揃わないものも多いのです。
番組には道内各地に暮らすアイヌの人たちが多数登場し、遺骨問題や差別について率直に語っていました。
「アイヌの魂がさまよっていて神の国に行けない」(旭川・川村兼一さん)。
「北大は嘘ばっかり言うんだわ、嘘ばっかりだ」(浦河・小川隆吉さん)。
「とりあえず掘ったところに還せやって、それだけだ」(静内・葛野次雄さん)。
「遺骨には尊厳がある。自分のじいちゃん、ばあちゃんの墓を外国人が来てあばいたら、どういう気持ちになるか」(平取・萱野志朗さん)。
「自然を望んでいる私たちに自然をください。そして一緒に遊ぼうじゃないか。分け合って喜びたい。そのゆとりをください」(浦河・宇梶静江さん)
これだけの方々が一つのテレビ番組の中で証言していることに驚きます。なぜならアイヌの人たちも決して一枚岩ではありません。遺骨問題についての考え方や対応にも差異があるからです。これらの証言は、10年以上も手弁当で取材を続けてきた藤島Dへの信頼感が語らせていると言っていいと思います。
一方、藤島Dは北大だけでなく、200体の遺骨を保管する東大、さらに国に対しても「今後、アイヌ民族の遺骨をどうするのか」と何度も取材を申し込んできました。しかし「ナーバスな問題だから」と一切拒否され続けます。マイクを向けられた内閣官房アイヌ総合政策室の担当参事官が、無言のまま逃げるように立ち去る姿が象徴的でした。
この番組の特色は、遺骨や差別の問題をアイヌの人たちの目線で描いていることでしょう。ニュース報道と違って、ドキュメンタリーには署名性があります。制作者の「私はこう見る」という意思がそこにあっていいのです。
藤島Dは敢えてアイヌ民族の側に立つことで、私たちに「聞こえない声」、いや、私たちが「聞こうとしない声」に、耳を傾けるよう促しているのです。どんなことも、知らないままでは、何も考えられないからです。アイヌ遺骨問題が内包しているのは、北海道という地域に限定される課題ではありません。
最後に、まさに「ナーバスな問題」を扱った番組を放送した、HTB北海道テレビに敬意を表すると共に、できればこの秀作をテレビ朝日と交渉して全国放送、それが無理なら深夜の1時すぎではなく、もう少し視聴しやすい時間帯での再放送をお願いしたいと思います。
碓井広義
上智大学文学部新聞学科教授(メディア文化論)
1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。1981年テレビマンユニオンに参加。以後20年にわたりドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に「人間ドキュメント 夏目雅子物語」など。慶應義塾大学助教授、東京工科大学教授などを経て2010年より現職。専門は放送を軸としたメディア文化論。著書に「テレビの教科書」ほか。毎日新聞、北海道新聞、日刊ゲンダイなどで放送時評やコラムを連載中。オリコン「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」審査員。「全国広報コンクール」映像部門審査員。
https://news.yahoo.co.jp/byline/usuihiroyoshi/20180504-00084819/

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「台湾自転車旅」 -言葉は?-

2018-05-05 | 先住民族関連
北海道新聞 (ブログ) 2018年05月05日
中国語も台湾語も話せない。英語は全くのカタコト。それでも通じ合えるのは表情と身振り手振り。人間が言葉を持たない時のDNAは間違いなく残っていることを感じる旅だった。
アイアムジャパニーズ
メイアイスピーチインジャパニーズ?
駄目といった身振りか、「イングリッシュオンリー」「ニホンゴ、スコシ」と返ってくるので大体会話の方向が決まる。
観光地と若い人は大体英語が通じた。相手もカタコトだとよく解る(笑)。ホテルを探すときなど、ディスプレイスとgooglで場所を指さすだけでその場所に連れいいってもらったことも度々あった。台湾の人はとても親切だ。
年配の人で日本語を話せる人がいる。日本が統治していた時代に国民学校で教えられたと語る嘉義で泊まった旅社(ホテル)のおばぁさんの話を聴く機会があった。
「戦争中は近くに爆弾が落とされた。終戦の時、日本の将校さんが切腹をしていた。戦争は恐ろしい。」胸に迫る日本語だった。
南部の山越えをしていて先住民族の人が経営している食堂で店の若い女性に英語で近辺の宿を尋てもなかなか解り合えず、アプリの台湾語で尋ねると「ゲストハウスがある。車で5分。値段は高い。2,000TWD!」と英語で返ってきた。シーズン前で使っていなかったが石造りの洒落た別荘のような宿に一人で泊まった。
話のきっかけ作りに翻訳アプリは重宝だ。鉄道の切符の購入は携帯筆談アプリが一番。漢字の発音が日本語読みと違うので。行き先を書いて枚数を書くとOKだ。
http://blog.hokkaido-np.co.jp/endaen/2018/05/---3.html

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