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阿寒湖温泉無料循環バス「まりむ号」観光客4倍 17年度「イコロ」送迎が奏功

2018-05-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/09 05:00
 【阿寒湖温泉】阿寒観光協会まちづくり推進機構(釧路市)が、15年度から阿寒湖温泉街で運行する無料循環バス「まりむ号」の17年度利用者が前年度比28・6%増の1万8113人となった。効率化で運休日を設けたものの、夜間の催しに合わせ柔軟に運行時間を変更するなど利便性を向上させ、観光客の利用が前年度の4倍に伸びた。
 まりむ号は定員35人。阿寒湖温泉街を走る路線バスはなく、唯一の公共交通機関だ。阿寒湖温泉の商店街を中心に、アイヌコタンまでを周遊する2キロ区間、阿寒湖中学校を経由する4キロ区間、阿寒川温泉までの約6キロ区間の計3コースを巡る。17年度は1日計18便(水曜運休)運行した。
 利用内訳は、国内観光客が前年度比4・1倍の9683人、外国人観光客は同1・9%増の911人、住民は同30・8%減の7519人だった。
 阿寒湖アイヌシアター「イコロ」の送迎バスが、車両老朽化により16年度末で運行終了になったのに伴い、まりむ号がイコロ客の公演時間に合わせて運行し、温泉街のホテルとの送迎を代行したことが増加の主な要因。同機構は「温泉街の観光客の足として定着してきた」とみる。住民の減少は昼間の便数が減ったためとみられる。※イコロの「ロ」は小さい「ロ」
残り:382文字/全文:892文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/187624

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<第4部 幌別かいわい>1 クジラ神社 開拓以来の労苦見守る

2018-05-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/09 19:58
 昔々、クジラ神社があったとさ。まずは住民を見守ってきた神社のお話から。

 地元の人から「かりたさん」と親しまれている刈田(かった)神社(登別市中央町6)は一説では、道内最古の神社だという。
 平安末期、眼病を患っていた和人が渡来し、アイヌ民族に教わった温泉で目を洗ったところ快癒(かいゆ)した。その和人は、妙見菩薩(みょうけんぼさつ)の加護ではあるまいか、と感謝の意を込めて祠(ほこら)を建てたのだと―。
 宮司の大西昇さん(72)は「資料は一切ないから、まあ、自称ですよ」と笑いつつ、こう続けた。
 「でも、松浦武四郎がこの地を訪れたときにはすでに神社はあったといいます。あながちウソではないかもしれません」
 伝承はさておき、刈田神社の歴史は1871年(明治4年)に始まる。
全文:1059文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/187965

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京大、アマゾンに大型研究拠点=長期滞在調査に期待-ブラジル

2018-05-10 | 先住民族関連
(c)時事通信社 2018年5月9日 14:47 発信地:ブラジル
【5月9日 時事通信社】京都大学(山極寿一学長)は8日、ブラジルのアマゾン川流域の密林に大型の研究拠点を開設した。流域の生物・生態系を調査する世界の研究者にとって、これまで現場に滞在できる施設がなく、長期的なフィールドワークが可能になると期待されている。
 研究拠点「フィールドステーション」は、京大がブラジル国立アマゾン研究所(INPA)、国際協力機構、伊藤忠商事と協力し、アマゾン川中流域の都市マナウスから水路で約130キロ離れたクイエイラス川沿いの密林に開設した。
 多目的棟と宿泊棟から成り、総面積は750平方メートル。トイレやシャワー、台所が備えられ、60人が同時に宿泊できる。研究者はこれまで遠くに停泊した船などを活動ベースとしてきたが、今後は快適かつ長期的な調査が可能となる。
 30年にわたりアマゾンの鳥類調査に携わる米国人研究者マリオ・コーンハフト氏は「多くの機器を持ち込めるし、定点観測にはうってつけの環境。われわれにとっては五つ星ホテル」と満足そうに語った。
 山極学長は、「(京大は)アジア、アフリカの熱帯雨林に関して実績を挙げてきた。三つの熱帯雨林をつなげ、生物多様性の宝庫を残すための研究が一層進むのでは」と意義を強調。INPAのルイス・デフランサ所長は「周辺住民にとってもいいプロジェクトになり得る。人類と自然の共存のシンボルだ」と述べ、先住民族の環境教育に取り組む場とする考えを示した。
http://www.afpbb.com/articles/-/3173981?cx_position=14

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西武渋谷店で体験型アート展 写真家ヨシダナギさんとネイキッドがコラボ

2018-05-10 | 先住民族関連
シブヤ経済新聞 2018年05月09日

西武渋谷店(渋谷区宇田川町)A館・7階で現在、体験型アート展「Sing-Sin!(シンシン)」が開催されている。
 同店の開業50周年特別企画の一つで、写真家ヨシダナギさんとクリエーティブカンパニー「ネイキッド」(元代々木町)がコラボレーションした展覧会となる。
 1986(昭和61)年生まれのヨシダさんは独学で写真を学び、2009年にアフリカに渡って以降、これまで45カ国200以上の少数民族などの写真を撮影している。ネイキッドは、インスタレーションやプロジェクションマッピングを取り入れた空間演出などを手掛けている。
 タイトルの「Sing-Sing!」は、英語の「sing(歌う)」からきたピジン語(パプアニューギニアで話されている言語)で、パプアニューギニアの伝統舞踊の総称だという。
 場内は大きく3つのエリアで構成。エントランス近くは「旅のはじまりとして、現地の風景や民族と触れ合うヨシダさんなどなどオフショット(27点)を展示。最後に展示するヨシダさんの作品は、14の部族の写真27点が並ぶ。各部族の写真の下には、その部族を現したカラーチャートを添えている。
 メインエリア「Sing-Sing」は音楽に焦点を当てたインスタレーション。床に映像を投影した空間には、太鼓「ジャンベ」、木琴「バラフォン」、打楽器「カシシ」などアフリカを中心とした民族楽器が並ぶ。楽器を鳴らすと、さまざまな民族を表現した色や草花、動物、タトゥーなどの映像が投影されると共に、BGMも変化するようになっている。
 ヨシダさんは「世界にはたくさんの少数民族や先住民族がいるが、共通点は生活に音楽があるということ。視覚だけではなく、耳を澄まして楽しんでもらえれば、より身近に感じられるのでは」と来場を呼び掛ける。
 ネイキッドは併せて、同館1階エントランスのデジタルアートも手掛けた。柱4本の全面に設置されているLEDビジョンには、ヨシダさんが撮影した9部族の写真とその民族を表すカラーの映像を重ねて映している。
 開催時間は10時~21時(日曜は20時まで)。入場料は一般=500円ほか。5月13日まで。
https://www.shibukei.com/headline/13102/


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台湾・不老部落

2018-05-10 | 先住民族関連
asahi.com2018年5月9日

 「そのピアスきれいだね。見せてもらってもいい?」。機織り中の女の子に話しかけられた。台湾先住民、泰雅(タイヤル)族の女性は、伝統的な仕事として機織りを身につける。床に座り、布を巻く台を足で押さえながら織るのだが、織機自体が重いので、かなりの重労働なはず。機織りの道具に男性は触れてはいけないらしい。ピアスを手渡すと、爪にマニキュアが塗られていた。どの国でも女の子はいつもおしゃれ好きなのだ。
PROFILE 葛西亜理沙(かさい・ありさ)フォトグラファー。
横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。
http://www.arisakasai.com/
http://www.asahi.com/and_travel/today/SDI2018042575311.html

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