先住民族関連ニュース

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<紙面モニター 調査から>アイヌ民族 俳優や工芸家 思い紹介

2018-05-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/06 11:26
 アイヌ民族の現状を考えよう―と4月に掲載された「<こころ揺らす>第9部 アイヌと社会の未来を語る」。アイヌ民族と社会の目指すべきあり方について、俳優や工芸家ら5人の思いなどを紹介した連載に反響がありました。
 8日の第1回「俳優宇梶剛士さん 民族の感覚 目覚めた」では、東京で生まれ育ち、差別を受けた記憶もないと言う宇梶さんが、民族のイベントなどに参加する経験を積み重ねながら、「アイヌだという感覚が自分の中で目覚めてきたのでしょう」などと語っています。
 モニターからは「この特集は読み応えもあり、日常では知り得ないことを取り上げてくれ、興味深い。宇梶さんがアイヌ民族の血を引いていることも初めて知り、いまだに差別があると知るきっかけになりました。視野が広がります」(40代女性)、「宇梶さんの心の内を聞けて、良かったなと思います。差別が防衛本能などと関係しており、人間の根っこを理解させる教育の必要性が述べられており、深く考えている方だと感心しました」(50代女性)などの感想が届きました。
 10日の第2回「アイヌ工芸家 関根真紀さん 文化の楽しさを発信」では、工芸家として刺しゅうや織物、木彫りを行ってアイヌ文化の「宣伝マン」を務めているという関根さんを紹介しました。「『アイヌ文化は面白い』を切り口に、ファンを増やそうという発想。具体的な内容に引き付けられ、アイヌ民族の人々の力強さが伝わって来ました」(60代女性)などのコメントが寄せられました。
■ルーツ大切にする 宇梶さんから笑顔
 昨年4月に始まったアイヌ民族の現状を考える連載「こころ揺らす」は第9部・インタビュー編で最終部となりました。俳優の宇梶剛士さんは「アイヌ民族について深く考えている」と人づてに聞き、取材を申し込みました。
 東京で生まれ育った宇梶さんは差別を受けた経験などはありませんでしたが、アイヌ民族が置かれた現状や取り巻く日本社会について真剣に向き合っていて、一言一言が重く響きました。
 そして「アイヌのこと、好きなんだよね」と話した時の満面の笑みが忘れられません。自らのルーツを大切にしていることが伝わってきました。
 連載は終わりましたが、今後もアイヌ民族に関する情報を発信し、読者とともに考えていきます。(報道センター 村田亮)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/186905

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野生の馬が沼にはまって大量死 米アリゾナの先住民居留地

2018-05-07 | 先住民族関連
CNN2018.05.06 Sun posted at 13:35 JST

干ばつの影響で、大量の野生の馬が死亡した
米南西部の先住民居留地、ナバホ準自治区の指導者らによると、アリゾナ州北部の同区内にあるため池でこのほど、200頭近い野生の馬が死んでいるのが見つかった。
この地域を襲っている干ばつの影響だという。馬は飢えて弱った体で水を求めてさまよううちに沼にはまり、抜け出せないまま死んだとみられる。
ため池の泥に胴体や首まではまり込んだ死がいもあったという。準自治区は死がいの処分について、分解を促す薬品をまいたうえで現場に埋めるとの方針を示した。
ナバホ準自治区では近年、野生の馬が増えすぎて5万~7万頭に上り、さまざまな問題が起きている。現場のため池では今までもこの季節になると馬の死がいが見つかっていた。
米南西部一帯は今年、深刻な干ばつに見舞われ、同区では3月に緊急事態宣言が出ていた。
米海洋大気局(NOAA)によると、アリゾナ州の約半分が極度の干ばつ状態に陥り、州住民のほぼ全体に当たる600万人以上が影響を受けている。
https://www.cnn.co.jp/usa/35118699.html

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