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駐日代表処で台湾画家の作品展示 日本に台湾の美しさ伝える

2018-05-22 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2018/05/21 15:56
(東京 21日 中央社)台北駐日経済文化代表処(東京都)で20日、台湾人画家による絵画作品の展示が始まった。1980年代の台湾の生活風景や台湾原住民(先住民)をテーマにした作品などが飾られており、同処の謝長廷代表(大使に相当)は、より多くの日本人に台湾の美しさや台湾の優秀な芸術家を知ってもらえると喜びを示した。
展示を企画した国家文化芸術基金会の林曼麗董事長(会長)によれば、出品画家のうち4人は台湾が日本の統治下にあった1900年代初頭に生まれたため、日本の影響を深く受けており、日本への留学経験も持つ。展示作品はこれらの画家が台湾に戻ってから描いたものだという。
また、若手画家3人による作品も展示されており、林董事長は、異なる世代による絵画作品の対話を楽しんでほしいと語った。
同日開かれた開幕式典には、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長、石井章参院議員、評論家の金美齢氏なども出席。谷崎理事長は、日台間の芸術を通じた交流がより深まることに期待を示した。
作品は今後1年間展示される。
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201805210002.aspx

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もの作りで先住民族の生計向上へ、中大生が企画 | オルタナS

2018-05-22 | 先住民族関連
alternas.jp ›2018年5月21日 2:02
中央大学4年生の大西美波さんは、大学入学後、インド、タイで住居建設ボランティアを経験。3年時には、フィリピン・イロイロ市を拠点とする特定非営利法人LOOB JAPANでインターン生として活動してきた。このほど、彼女は先住民族アティ族の生計を向上するプロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトを実施するに至った経緯などについて聞いた。(聞き手=Ready for支局・奥山 滉太)
※大西美波さんは、クラウドファンディングサービス・Ready forによる国際協力活動応援プログラム「Ready for VOYAGE」でクラウドファンディングに挑戦中です。ご支援の受付は、2018年5月21日23時まで。(https://readyfor.jp/projects/atiatiproject)

大西さんとフィリピンの子どもたち
――はじめに、国際協力に関わりはじめたきっかけを教えて下さい。
住居建設の学生団体に所属している友人から話を聞いて、「そういう世界があるんだ、行ってみたい」と思ったのがきっかけです。
その三ヶ月後にはインドに行きました。住居建設のボランティアでしたが、それよりも現地で会った物乞いの方や、ストリートチルドレンとの出会いが衝撃的でした。授業やテレビの情報から、そのような人がいるのは知っていたのですが、実際に目の前にするまで、本当の意味でその存在を理解していなかったんだって。
ビックリし、どうすれば良いか分からなくなり、初めて子どもを怖いと思ってしまいました。生まれた場所が違うだけで、ものを乞い、まるで上下関係があるような関係性に違和感を覚えました。同時に、これまで何もしてこなかった自分に対し、情けないと思いましたね。この経験から、途上国の貧困問題を解決するために、人生の時間を使いたいと思うようになりました。
――「貧困」というテーマが実体験をきっかけに具体的に自分ごとになってきたんですね。実際に現在のフィリピンでの活動に至るまで、どのようなことをしてきましたか。
インドに行ってから、「さまざまな国の人と出会って、どんな生活しているのか、どのように考えているのか知りたい」と思い、二年生の夏に約一ヶ月間、バックパックを背負い東南アジアを回りました。
その後、短期間では本質は見えないと思い、現地の人と同じ目線に立ち、本当に何が必要なのかを知るため、カンボジアとフィリピンのインターンシップに参加しました。
カンボジアでは、NPO法人の学生スタッフとして参加しました。このNPO法人ではカンボジアで学校を立てるスタディーツアーを開催しており、ツアーに参加する学生をお世話するアテンドリーダーとして活動しました。活動の傍ら大学のゼミでは、ミャンマーの教育について調べに行きました。フィリピンに関わり始めたのはそれからです。
――いろいろな土地での経験からたどり着いたフィリピンでは、どのような活動を行なったのでしょうか。
フィールドコーディネーターとして活動し、以下の5つの活動を行っていました。
・栄養不良の子どもたちと先住民族の子どもたちを対象とした、給食および食・栄養教育プログラム
・ダンプサイトで拾ったジュースパックのごみやチラシ・紙からできたフェアトレード製品の在庫管理や販促活動、商品企画
・日本から来た学生が参加するスタディツアーをフィリピン人スタッフと一緒にアテンド
・イロイロ市にあるTESDAという能力開発学校と、LOOBシェアハウスで日本語教育
・今回クラウドファンディングでもご支援を呼びかけている、アティ族の生計向上プロジェクト
――この5つの活動の中でも今回のプロジェクトはご自身が立ち上げとなって始めたとのことですが、きっかけを教えてください。
アティ族の方々とコミュニティで出会った際に、ニト製品を持っているのを目にし、素敵だなと一目惚れしたのが始まりです。詳しく話を聞いてみると、時間と労力がかかる割にフィリピンでは高く売れないという話を聞きました。
アティ族の方々は、差別を受けてきた歴史があり、現在も最低賃金の半分以下で生活をしているそうです。このニト製品を使ってその状況を少しでも改善できないかと思ったのがきっかけです。
元々原型となるニトのバッグとコインケースがあったので、それらを日本人が求める製品に改良し、質を上げることを中心に行いました。サイズや布など日本人好みなデザインを考え、強度を上げるためにマーケットに部品を探しに行き、長く使える製品にしていきました。
アティ族が住んでいるコミュニティからトレーナーを雇い、材料を買ってきてもらい施策品を作りました。写真に映っているようなショルダーバックを1つ作るのにも、だいたい丸二日かかります。今年の夏もトレーナーを雇い、時間管理をしっかりと行い、最大限効果的なトレーニングをできるよう準備をしています。
――この活動を通して、これまで一番大変だったことは何ですか。
一番大変だったのは、人の気持ちを動かすことです。現地の人たちにとっても、家・お金・食料といった支援がくることに慣れているからこそ、技術を身につけるといった、すぐに効果を実感しないものを理解してもらい、時間を「投資」して全力でトレーニングに取り組んでもらうことは、凄く難しいと感じました。
フィリピン滞在中に実施した5日間のトレーニング期間中に、個人面談を行い、なぜプログラムに参加したのかや、現在の状況などを聞いた上で、プロセスを理解してもらうことを心掛けました。また、私がなぜプロジェクトを始めたのか、今後どうして行きたいのかという想いをしっかり伝え、お互いの理解を深めていきました。
――それらを踏まえても、今でも抱えているこのプロジェクトの課題はありますか。
運営側として、何人かの学生メンバーがいますが、巻き込みきれていないというか、熱量に差があって。私一人でできることは小さいですし、一緒に頑張ってほしいと思うものの、力不足で、なかなか巻き込みきれていません。みんなを巻き込んでこそ意味があると思うので、クラウドファンディングを行っていく中で、解決していけたらと思っています。
――フィリピンの女性たちへの継続支援だけでなく、継続的に活動を続けるためのチーム作りも大切だということですね。この活動をきっかけに、今後、挑戦していきたいことはありますか。
世界には厳しい環境で暮らしている人がたくさん存在しています。しかし、その一人ひとりが可能性を持っているはずです。そしてまだ知られていない、素敵な民芸品が世界各地にはあります。途上国の人たちの可能性を、物作りを通して広げ、発信できたらと思います。
先日アースデイというイベントに出て、フィリピンでのトレーニングで作った商品を試作品として販売する中で、面白そうだねと興味を持っていただき、フィリピンやアティ族について関心を持ってくださったお客様がいたことが何よりも嬉しかったです。商品を素敵だなと手に取っていただくことで、途上国の人々の可能性を伝えていきたいです。
――最後に、クラウドファンディングにかける意気込みをお願いします。
「この世界に住む誰もが持っている能力を発揮できて、夢や選択肢を持って自分の未来を自分で決められる社会を作りたい」というビジョンを持ち現在活動しているので、そういった環境を整える一歩をつくるため、このクラウドファンディングが少しでも影響を与えられたらと思います。
すでに65%ものご支援をいただいています。活動に共感してくださった方々からいただいたすべてのご支援、応援のメッセージがありがたく、みなさんの期待に応えたいと、改めて責任を感じています。本当にありがとうございます。
また、国際協力に関心あるなしに関わらず、より多くの方にプロジェクトを知ってもらいたいです。学生にも出来ることがあるんだと感じてもらい、行動に移してくれる人が増えることを期待しています。最後まで頑張りますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします。
実際に使っているニト製品を手に常に前向きな大西さん。彼女が挑戦しているクラウドファンディング のプロジェクトは、5月21日まで。
すでに支援者から届いた、たくさんの応援コメントを見ても、このプロジェクトが多くの人の関心を集めていることが感じられる。
http://alternas.jp/study/global/75005

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かつてアメリカ先住民が築きあげた、失われた都市「カホキア」の遺跡(アメリカ)

2018-05-22 | 先住民族関連
BIGLOBEニュース 5月20日(日)20時30分
 コロンブス一行がアメリカの海岸に上陸するおよそ1000年前、現在のミズーリ州セントルイス郊外の氾濫原に新たな町が生まれつつあった。
 アメリカの先住民が築き上げたその町はわずか50年の間にメキシコ北部最大の都市に成長した。
 カホキアというこの町は、10〜12世紀に最盛期を迎え、当時はロンドンなどヨーロッパの多くの都市よりも規模が大きかった。
 カホキアの人口は1〜2万人、少なくとも120基のマウンドがあり、これらは多くの大建造物の基礎の役目を果たしていた。
 今日でも80ほどのマウンドが残っている。 カホキアがなぜ、どのようにして衰退したのか、これはアメリカ最大のミステリーのひとつになっている。
【西暦600年頃に先住民に建設された巨大な都市】
 カホキアは西暦600年頃、現在のミシシッピ川から大西洋沿岸にかけてのアメリカ南東部に住んでいた先住民ミシシッピアンによって建設された。
 この民族は文字を残していないので、彼らが自分たちのことや町をなんと呼んでいたかはわからない。ミシシッピアンが住んでいた時代からだいぶたった17世紀になって初めて、フランスの探検家によってこのエリアはカホキアと名づけられた。
 考古学的な発見からは、町は広大な都市の中心部のまわりに広がっていたことがわかる。

【規則性を持つ都市空間】
 この都市は、行政、儀式的行事、エリート集団、住宅地、さらに郊外までが区域をはっきりと定められていて、すべてが基本的に同様の方向性をもっていた。
 周辺に広がる農地では、住民がトウモロコシや豆、ウリなどを育てていた。その発展の絶頂期には、カホキアはメキシコや中米などメソアメリカ北部の中心都市になっていた。
 1780年代にフィラデルフィアの人口がカホキアをしのぐようになるまで、アメリカのどの町よりも大都市だったのだ。
【特徴的なマウンド】
 カホキアのもっとも目を引く特徴はマウンドだ。中でも最大のモンクス・マウンドは高さが30メートルもある。
 モンクス・マウンドは、カホキアの行政の要と言われていて、もともとはマウンドの上に長さ30メートル、高さおよそ15メートルの建造物があった。
 マウンドの機能はミシシッピ文化共通の特徴でもあるが、基本的には神殿と考えらている。また、発掘調査によって墓としても使用されたことが判明している。
 墓は被葬者の身分によって様々なタイプがあった。副葬品には、貝殻ビーズ、バイ貝やホラ貝の容器、真珠、打ち出し細工を施した銅板などが見られる。
 このマウンドを建てるのは、とても大変な作業だったに違いない。数百万立方フィートの地面を掘り、引っ張っては積み上げるという作業すべてを人力でやったのだから。
【カホキア滅亡最大の原因は洪水】
 カホキアの人口は1100年頃にピークに達したが、その後減少の一途をたどり、最終的に1350年には消滅した。
 人口過密や過剰な狩猟、環境の悪化、気候変動、伝染病や戦争がその要因と考えられたが、この地が見捨てられた最大の原因は洪水だった。
 2015年、カホキアの北、数マイルのところにある、ホースシュー湖やグラッシー湖から採取した堆積物を分析したところ、1100年〜1400年の間に少なくともふたつの大規模な洪水があったことがわかった。これは、カホキアの人口が減り始めた時期と一致する。
 これらの湖に堆積物がたまるには、ミシシッピ川の水位は海抜より10メートルも上昇したはずだ。このせいで、付近の穀物が水浸しになって食糧不足を引き起こした。結局、人々はこの町を捨てて移住することになり、ほかの先住民族と同化した。
 かつて繁栄を誇ったカホキアの遺跡は、1982年に「カホキア・マウンド州立史跡」として世界遺産に登録された。2200エーカーのこのエリアには、70以上のマウンドが点在している。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=54&v=GAXBA2Pt9wE
Cahokia - City of the Sun
References:amusingplanet / en.wikipedia/ written by konohazuku / edited by parumo
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0520/kpa_180520_1970243419.html

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アイヌ文化PRへ人気アニメ活用 道など 「聖地巡礼」観光客増も狙う

2018-05-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/20 17:00
道と北海道観光振興機構は来月から、アイヌ民族の少女らが明治期の北海道を舞台に活躍する人気のテレビアニメ「ゴールデンカムイ」を活用したキャンペーンを始める。「北海道はゴールデンカムイを応援しています」と銘打ち、専用のロゴマークを制作。各種広報誌などに掲載するほか、道内外の観光イベントなどでPRし、アイヌ文化への理解や道内の周遊観光につなげる狙いだ。
 ゴールデンカムイは日露戦争の帰還兵やアイヌ民族の少女らが金塊を探し、道内を旅する壮大な冒険物語。原作漫画は2014年から集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、16年にマンガ大賞を受賞した。今年4月からテレビアニメ化され、札幌テレビ放送(STV)で毎週火曜日の午前1時44分から、BS11で午前1時から放映されている。
 道は本年度予算で、国が20年4月に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」の誘客に向けた事業費として約4億円を計上。このうち約3600万円をゴールデンカムイのキャンペーンにあてる。
残り:369文字/全文:805文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/190342/

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『ゴールデンカムイ』第7話「錯綜」より、先行場面カット到着! アシ(リ)パを人質に取られ、杉元と白石は拘束されて……

2018-05-22 | アイヌ民族関連
animate times 2018/5/21 19:35
5月21日(月)放送のTVアニメ『ゴールデンカムイ』第7話「錯綜」より、あらすじ&先行場面カットが公開となりました!
二瓶(CV:大塚明夫)と死闘を繰り広げる杉元(CV:小林親弘)だが、谷垣(CV:細谷佳正)にアシㇼパを人質に取られ、白石(CV:伊藤健太郎)と一緒に拘束されてしまう。そして二瓶は、アシㇼパを使ってレタㇻをおびき寄せようと画策するが……。杉元たちは、アシㇼパを助け出せるのか? そしてレタㇻは? 今週も気になるお話です。
第七話「錯綜」
●あらすじ
雪山の中で死闘を繰り広げる杉元と二瓶。だが、谷垣にアシㇼパを人質に取られた杉元は、白石とともに動きを封じられてしまう。白石の縄抜けで拘束状態から抜け出したものの、アシㇼパと離れ離れになる二人。一方、狩猟用の罠で重傷を負った谷垣を置き去りにした二瓶は、アシㇼパを使ってレタㇻをおびき寄せようと画策。狙い通りにアシㇼパの危機を察知したレタㇻが姿を現し、銃を手に待ち構える二瓶に雷光のごとく迫るッ!
●STAFF
脚本:イシノアツオ
絵コンテ:東出太
演出:江上潔
作画監督:中村勝利/伊藤裕次
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1526896597

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みんな知りたい、大迫の先人たち 好評の内容再び紹介

2018-05-22 | アイヌ民族関連
岩手日報IWATE NIPPO 2018.05.20
 花巻市大迫町が昨年、宿場町として400年を迎えたことを記念した企画展「大迫の歴史をつくった先人たち」が同町大迫の大迫ふるさとセンターで開かれている。昨年12月から約1カ月半、同町内の市総合文化財センターで展示した内容が好評だったため、再度披露している。28日まで。
 エーデルワイン・サポート(藤舘昌弘代表取締役)が主催。大迫ふるさとセンターのロビーに偉人紹介パネルのほか大きさ約50センチのミニあんどん山車8台が並ぶ。昨年の400年記念事業の一環で、京都・清水寺の森清範貫主が揮毫(きごう)した「迫」の文字も設置している。
 偉人紹介コーナーは、水源不足だった同町亀ケ森に大規模なかんがい事業を行った「中嶋の宇兵衛(うへえ)」や北海道に移住後アイヌ絵師となった平沢屏山(びょうざん)ら同町が生んだ10人余りについて学ぶことができる。
 午前11時~午後2時半。入場無料。
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/5/20/14645

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