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「日本のタトゥー文化守って」 来日したマオリの彫り師が語ったこと

2018-05-15 | 先住民族関連
BuzzFeed Japan2018/05/15 06:01

Ryosuke Kamba / BuzzFeed
タトゥーイベントで「ハカ」を披露するデレク・ラデリさん(中央上)ら=東京・高円寺
ニュージーランドの先住民族、マオリ族の彫り師らが先月来日し、日本のタトゥー愛好家や彫り師と文化交流した。
BuzzFeed Newsは、彫り師であり、ニュージーランドの高等教育機関「Eastern Institute of Technology」の教授(マオリ芸術)でもあるデレク・ラデリさんに、日本のタトゥー規制について話を聞いた。
デレクさんら一行は4月24日、ジャーナリストのケロッピー前田さんが東京・高円寺で開催したタトゥーイベントに飛び入り参加。
観客たちに「モコ」と呼ばれるマオリの伝統的なタトゥーを披露し、民族舞踊の「ハカ」を踊った。
国内では、医師免許なしにタトゥーを入れることは医師法違反にあたるとして、近年、彫り師の摘発が相次いだ。大阪地裁は昨年9月、彫り師の男性に対して罰金15万円の有罪判決を言い渡している(控訴中)。
難関の医師免許取得を彫り師に義務付ければ、事実上の「タトゥー禁止令」にもなりかねない。彫り師からは、タトゥーに特化したライセンス制度を求める声も上がる。
「文化として扱うべき」
こうした実情をどう受け止めるのか。デレクさんは「規制の詳しい事情はわからない」と断ったうえで、こう続けた。
「日本のタトゥー(刺青)は世界中から尊敬されている偉大なアート。なぜダメなのか、また逆にどうして残していくべきなのか、きちんと考えた方がいい」
「長年続いてきたこのアートを文化として扱うべきだし、アイデンティティーとして維持していく必要がある。マオリがタトゥーを守ってきたように、日本の人たちにも文化を守ってほしい」
https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/maori?utm_term=.ms2vPPOW0#.du6VmmxZn

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年代不明のアイヌ遺骨使ったとして論文撤回求める(動画)

2018-05-15 | アイヌ民族関連
HTB NEWS5/14(月) 19:02配信
https://www.youtube.com/watch?v=eGEVGpzAEnw
 札幌医科大学が、年代不明と指摘されているアイヌ民族の遺骨を研究者に提供した問題で、14日にアイヌ民族の団体が研究者らに対し、遺骨が使われた論文の取り消しなどを求める質問状を提出しました。
 この問題は、札幌医科大学が、日高の浦河町で発掘したアイヌ民族の遺骨を、いつの年代の遺骨か正確に特定しないまま、研究者に資料として提供したというものです。道庁で記者会見した北大開示文書研究会の清水裕二共同代表は「とんでもない、許せない」と訴えました。山梨大学の教授らでつくる人類学者のグループは、札医大から江戸時代の遺骨として提供を受け、遺伝子研究に用いたとしています。しかし浦河町に残る記録から、遺骨は「明治以降」のものである可能性が強まり、事実であれば研究結果がくつがえるほか、埋葬から100年以内の遺骨を研究に使わないとする日本考古学協会などの方針に反するということです。論文は現在もネット上で公開されていることから、アイヌの団体は14日に論文の取り消しを求めて山梨大学などに質問状を送りました。コタンの会の葛野次雄副代表は「研究はこれでやめてほしい。謝るべきものは謝っていただきたい」と話しました。
 一方、政府が2020年までの制定を目指すアイヌ新法について、14日の政策推進会議で報告書が提出されました。菅義偉官房長官は「未来志向のアイヌ政策となるよう取り組む」と話しました。報告書では、新法の中に地域振興や産業振興に取り組むことを明記するべきと指摘しましたが、北海道アイヌ協会などが求めてきた教育や生活の支援は盛り込まれませんでした。
https://www.htb.co.jp/news/archives_1353.html

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アイヌ新法に地域・産業振興

2018-05-15 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2018年5月15日09時05分
国際交流含め幅広く 国の会議方針
 国のアイヌ政策推進会議(座長・菅義偉官房長官)が14日開かれた。国が制定を目指すアイヌ民族に関する新法について、これまでの福祉政策から、地域振興や産業振興、国際交流を含めた幅広い取り組みとなるよう目指す方針が確認された。
 会議では、今後の方針として、先住民族の権利に関する国際連合宣言を参考に先住民族に関する基本的な事項を整理して新法の検討を加速すべきだとした。道アイヌ生活実態調査や意見聴取の結果などを踏まえ、国や自治体、アイヌ関係団体とともに方向性を検討していくという。
 1997年に施行されたアイヌ文化振興法では、主にアイヌ文化の振興と伝統普及に重きが置かれていた。また、これまでのアイヌ民族との意見交換では、生活向上や文化振興施策の充実を求めるものが多数あったという。
 会議後、菅官房長官は「未来志向のアイヌ政策となるよう丁寧に検討して参りたい」と述べた。
 北海道アイヌ協会の加藤忠理事長は「民族をきちっと位置づけてもらおうと願っていた。歴史的な1ページだ」と歓迎。そのうえで「生活、教育(への支援)は、地域振興、産業振興、国際交流という大枠の中でどのように求めていくかだ」とした。 (芳垣文子、片山健志)
https://digital.asahi.com/articles/CMTW1805150100001.html?_requesturl=articles%2FCMTW1805150100001.html&rm=204

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アイヌ新法に地域振興を明記

2018-05-15 | アイヌ民族関連
Sputnik 日本2018年05月15日 08:52
政府は14日、アイヌ民族関連施策を進める「アイヌ政策推進会議」(座長・菅義偉官房長官)の会合を首相官邸で開いた。
制定を目指すアイヌ民族支援の新法に関し、文化や福祉政策の充実に加え、アイヌ民族が多く住む地域の振興や、他国の先住民族との交流促進も明記することを確認した。こうした内容を盛り込んだ推進会議の作業部会の報告書を公表した。
菅氏は会議終了時のあいさつで「未来志向のアイヌ政策となるよう丁寧に検討する」と表明。新たな立法により、アイヌの人々の自立を図る考えも示した。
https://jp.sputniknews.com/japan/201805154876654/

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アイヌ新法検討進める=政府

2018-05-15 | アイヌ民族関連
時事通信2018/05/14-19:41
政府は14日午後、アイヌ政策推進会議(座長・菅義偉官房長官)を首相官邸で開き、アイヌ民族を支援する新法の検討を今後も進めていく方針を確認した。菅長官は会議で「地域振興、産業振興にも軸足を置き、アイヌの皆さんの自立を図るための立法を検討してまいりたい」と述べた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051401102&g=pol

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アイヌ新法に地域振興を明記 政府、文化・福祉充実に追加

2018-05-15 | アイヌ民族関連
岩手日報2018.05.14
 政府は14日、アイヌ民族関連施策を進める「アイヌ政策推進会議」(座長・菅義偉官房長官)の会合を首相官邸で開いた。制定を目指すアイヌ民族支援の新法に関し、文化や福祉政策の充実に加え、アイヌ民族が多く住む地域の振興や、他国の先住民族との交流促進も明記することを確認した。こうした内容を盛り込んだ推進会議の作業部会の報告書を公表した。
 菅氏は会議終了時のあいさつで「未来志向のアイヌ政策となるよう丁寧に検討する」と表明。新たな立法により、アイヌの人々の自立を図る考えも示した。
https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2018/5/14/46434

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ポロト湖の夕日=福島英博 /北海道

2018-05-15 | アイヌ民族関連
毎日新聞2018年5月14日 地方版
 白老町のポロト湖は3月31日、夕日に染まって水面に「オレンジの道」が現れた。その優しい光は、この日で閉館となった湖畔のアイヌ民族博物館を慰労し、新たに「民族共生象徴空間」が誕生するのを歓迎するかのようだった。
 象徴空間には、自然と調和した国立のアイヌ民族博物館や民族共生公園、それに慰霊施設などが造られる。工事の安全を祈るカムイノミがあり、現在は整備工事が本格化している。
 一方、踊りや歌などを伝えてきた旧博物館の職員たちは、新たな施設の運営主体となる財団の職員となった。「先住民族アイヌの精神文化をどのように国内外に情報発信しようか」と知恵を絞り、その伝承と人材育成に取り組んでいる。文化庁博物館準備室に招かれ、職員向けにアイヌ語講座やアイヌ文化講習なども始めた。
 2020年4月の象徴空間のオープンまで2年を切った。さまざまな施設も建てられるが、単なる箱モノではなく、アイヌ文化の復興拠点を担いながら「人々の尊厳を守る」場になることを願ってやまない。
http://mainichi.jp/articles/20180514/ddl/k01/070/082000c


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アイヌ民族の心、山菜採りで学ぶ

2018-05-15 | アイヌ民族関連
朝日新聞社 2018/05/14

 平取町で12日、春の「にぶたに湖周辺自然観察会」が開かれ、町内外からの約75人がアイヌ民族の心を学びながら山菜採り(キナアカラ)を体験し、山菜汁(キナオハウ)に舌鼓を打った。
 二風谷ダム湖岸の「イオルの森」で、アイヌ民族の自然の恵みに感謝する祈りの後、山に入った参加者たちは、ニリンソウやモミジガサ、ギョウジャニンニクなどを採取…
残り:134文字/全文:308文字
https://www.asahi.com/articles/CMTW1805140100007.html

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「ゴールデンカムイ」5話。アシリパさんがついにオソマを食べた日

2018-05-15 | アイヌ民族関連
ニコニコニュース2018/05/14 09:45
「ゴールデンカムイ」5話は、杉元のバイオレンスアクション、アシリパ(リは小文字)のアイヌ知識、白石の特殊能力、とメインどころ3人組のおいしいシーンが全部見られる回。相変わらず無茶苦茶に多い原作のネタを取捨選択し、ストーリーを軸にバランスよく表現。「ここが見たい」というシーンを、しっかり見せてくれる、安定感のあるアニメだ。
アシリパさん、オソマを食べる
アシリパが初めてオソマを食べる場面は、原作では見開きで描かれている。
杉元は、アシリパや村の人にに迷惑をかけたくない、と一人で行動。しかし彼は鶴見中尉に捕まり、殺し合いの末逃げ出すハメに。結果、杉元はアシリパの弓術と白石の潜入術に救われた。
アシリパ「私がお荷物だと言いたいんだろう」「私を子供扱いして相棒として信用せず、ひとりで軽率に行動して捕まったのはお前じゃないか」
気まずい空気の中、桜鍋(馬肉)調理。中には味噌が入っていた。
アシリパは杉元の持っている味噌を「オソマ(うんこ)」と呼んで、極度に忌み嫌っていた。今まではいくら杉元が勧めても、断固として食べなかった。
今回、杉元はアシリパのために、気を使って味噌なしの鍋を作ろうとしている。
しかし彼女は、自分から努力して、味噌を食べた。「オソマおいしい!」
杉元も、つい涙をホロリ。
杉元は今まで、郷に入れば郷に従えの精神で、アシリパと一緒にアイヌの風習を守っていた。
今回はアイヌであるアシリパが、和人である杉元の文化を受け入れた瞬間だ。
これは鍋作り直前の「お荷物」発言にもかかってくるのだろう。
杉元には相棒として、自分を信じてもらいたい。そのために自分も、杉元に歩み寄らねばいけない。
アシリパの極端な変顔のインパクトで(作者がシリアスな場面はギャグを入れないと落ち着かないタイプらしい)ヘンテコな画面になっているが、今後の2人の旅の起点となる、とても重要なシーンだ。
以降、2人は強い信頼関係で結ばれ、命がけの場面でお互い背中を任せて行動するようになる。
なおアシリパはここから先すっかり、食事の際は味噌中毒に。
普段は杉元がどこに味噌を隠し持っているのかは、ファンの間でも謎のひとつ。
動物を大切にする杉元
アイヌ文化を大切にする杉元。5話では動物をとても大切にする姿が描写されている。
例えば杉元が脱出の際に、軍から奪って乗ってきた馬。
白石はこの後のことを考えて、連れて行くのは危険だから「処分したほうがいい」と証拠隠滅を勧める。
杉元は「ホラ、もうこんなに俺になついている」とやたら寂しそうだった。
アシリパとエゾシカを追っていた時、狩猟に慣れていない杉元は急所を外して撃ってしまった。
「これじゃあ無駄に苦しい思いをさせただけだ、必ず仕留めてあげなくては…」
(ちなみにこれは現在日本の鹿狩猟でも同じで、ハンターたちは一発で急所を射抜いて殺すよう心がけている)
アシリパの村にいた時は、拾ってきたヒグマの子供をいつも懐に入れて、世話をしていたこともある。
人間は容赦なく殺し、刺青の入った人皮は剥ぎ取り、5話では腸を抜きとるなどしている彼の行動を比較すると、かなりギャップを感じる。
とはいえ、彼の自然と動物へ優しさは、アシリパたちアイヌに受け入れられている要因の一つだ。
「ゴールデンカムイ」は食材と自然に敬意を払っている作品。動物の命を粗末にすることは、杉元やアシリパはほとんどしない。
無用な殺生は極力しない。食べる分は、行く先々で必要なだけ狩る。食べる際は「ヒンナヒンナ」と感謝しながら味わう。
アシリパと共にいることで、食が持つ思想や人間性が、杉元にも染み付きはじめている。
2人の食への向き合い方は、白石をはじめ今後合流する他の人間にも伝染。人と人との繋がりの表現になっていく。(たまごまご)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3515254

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『ゴールデンカムイ』第6話「猟師の魂」の先行場面カット公開!

2018-05-15 | アイヌ民族関連
谷垣(CV:細谷佳正)と二瓶(CV:大塚明夫)は、狼の縄張りにいることに気がつく
アニメイトタイムズ 2018/5/14 19:10
5月14日(月)放送のTVアニメ『ゴールデンカムイ』第6話「猟師の魂」より、あらすじ&先行場面カットが公開となりました!
山中でアシ(リ)パ(CV:白石晴香)を追い詰めたが、狼のレタラに重傷を負わされた谷垣(CV:細谷佳正)。彼は凄腕の猟師・二瓶鉄造(CV:大塚明夫)に助けられていた。そんな2人は、レタラとの勝負を渇望している。そしてある時、狼の縄張りにいることに気がついて……。レタラは現れるのでしょうか? 今回も展開が気になります。
第六話「猟師の魂」
●あらすじ
過日、小樽の山中でアシ(リ)パを追い詰め、狼のレタラに重傷を負わされた谷垣は生きていた。彼を助けたのは、足を踏み入れた山の熊を全滅させてしまうと言われる凄腕の猟師・二瓶鉄造。二人は絶滅したとされる狼の存在に猟師の血を刺激され、レタラとの勝負を渇望していた。
そんな中、二瓶の猟犬・リュウがいつもと違った行動を見せる。熊を恐れないアイヌ犬の怯えた姿に、ひとつの確信を得る二瓶――我々は狼の縄張りにいるッ!
●STAFF
脚本: 吉永亜矢
絵コンテ: 西村聡
演出: 白石道太
作画監督: 和田高明/岩田幸大/羽山淳一/宮西多麻子/日向正樹
作品情報
TVアニメ『ゴールデンカムイ』
原作コミックス1巻~13巻累計460万部突破! マンガ大賞2016受賞作! 冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・GAG&LOVE 和風闇鍋ウエスタン! 話題の極上エンターテイメントコミック、ついに!まさかの!TVアニメ化!
<放送&配信情報>
TOKYO MX:毎週月曜23:00~
読売テレビ:毎週月曜25:59~
札幌テレビ:毎週月曜25:44~
BS11:毎週月曜25:00~
時代劇専門チャンネル:毎週金曜25:00~
FOD:毎週月曜23:30配信
※第一話をFODにて常時無料配信中!
<INTRODUCTION>
舞台は気高き北の大地・北海道!!
アイヌから奪われた金塊を巡る、生存競争サバイバル開幕ッッ!!!
明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。
そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシ(リ)パというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!?
原作は「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の、野田サトルによる大ヒット漫画。既刊のコミックス1~12巻で累計420万部を突破し、マンガ大賞2016に輝いた実績も持つ、いまもっともアツい漫画である。TVアニメ化にあたっては、新進気鋭のアニメーションスタジオであるジェノスタジオのもとに難波日登志監督をはじめとする実力派スタッフが集結。埋蔵金を巡るアクション&サスペンスを軸に、狩猟、グルメ、歴史などの五感を刺激する多彩な魅力が炸裂する極上のエンターテイメントが、2018年4月、いよいよアニメーションとなって動き出す!
<STAFF>
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:難波日登志(「Fate/Grand Order -First Order-」)
助監督:川越崇弘
シリーズ構成:高木登(「黒子のバスケ」)
キャラクターデザイン:大貫健一(「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」キャラクター作画監督)
メインアニメーター:羽山淳一
銃火器設定:渡辺浩二
プロップ設定:浅沼信也
動物設定:墨佳遼
美術監督:森川篤
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:戸澤雄一朗
CGディレクター:奥村優子/濱田康平
編集:定松剛
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
音楽:末廣健一郎
オープニングテーマ:MAN WITH A MISSION「Winding Road
エンディングテーマ:THE SIXTH LIE「Hibana
アニメーション制作:ジェノスタジオ
製作:ゴールデンカムイ製作委員会
<CAST>
杉元佐一:小林親弘
アシ(リ)パ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト
TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式ツイッター(@kamuy_anime)
原作「ゴールデンカムイ」公式サイト
原作「ゴールデンカムイ」公式ツイッター(@kamuy_official)
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1526289578

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「蝦夷」とアイヌの違いを知りました

2018-05-15 | アイヌ民族関連
J-CASTニュース 2018/05/13

書名 アイヌ語地名と日本列島人が来た道
監修・編集・著者名 筒井功 (著)
出版社名 河出書房新社
出版年月日 2017年10月26日
定価 本体2000円+税
判型・ページ数 B6判・272ページ ISBN9784309227122
BOOKウォッチ編集部コメント
 北海道に多数のアイヌ語起源の地名があること誰でも知っている。もう少し南下し、本州の北部にも類した名前があることは、これまた多少は知られている。では本州のどの辺までがアイヌ語地名圏なのか、和語地名との境界線はどのあたりなのか。それについてはいくつかの説があるようだ。
境界線を示す
 本書の著者の筒井功さんは1944年生まれ。共同通信記者を経てフリーになり、長年にわたり在野の研究者としてそのことを調べてきた。そして、アイヌ語地名の南限線として、奥羽山脈の西側では秋田・山形県境の山地(神室山地と丁岳山地)を、東側ではもう少し南に下って、宮城県の北から三分の一あたりを東西に走る線を境界と想定している。西側は垂直の崖のように明瞭だが、東側は緩やかな斜面のようで、幅広の帯に近いとしている。
 こうした境界線を考えるにあたって著者は、①北海道と同じ地名が数か所ある②日本語では解釈がつかない③逆にアイヌ語だと、かなり容易に意味がつかめる④その地名が付いた場所の地形などの特徴が、あてはめたアイヌ語の意味に合致する、という「4つの条件」を列挙している。
 この境界線より南には、アイヌ人が地名を残すほど濃密に集団としては住んでいなかったというのが著者の見方だ。
 この境界線は、古代の対蝦夷用に作られた城柵の位置よりも北方にある。そのことについて著者は、蝦夷とはアイヌ民族を含む政治的概念であって、畿内に成立した古代律令国家にまだ従属していなかった人びとだとしている。イメージ的にいうと、律令国家領域の北端に柵がつくれられ、柵の北側領域に、律令国家にまつろわぬ人々が住む。その先にさらにアイヌが住むという感じだろうか。「『蝦夷『とアイヌは同じではない」という一章も設けられ、詳しく説明されている。
車中泊で現地調査
 著者は過去の先達のアイヌ研究を参照しながら、古老の聞き取りや現地踏査を重ねる。デスクワークとフィールドワークをミックスさせているのが特徴だ。当初はバイク、のちに車を使うようになったが、現地では常に車中泊だというから、調査活動も体力的に大変だったことだろう。辺鄙な場所まで入り込み、そこの地形や小さな川の流れを味わい、アイヌが好みそうな場所だと体感して持論を確認する。
 秋田の山中には、アイヌ起源と見られる地名がかなり多いそうだ。東北北部にアイヌ地名が多数残っているのは、アイヌと和人が必ずしも敵対したということではなく、むしろアイヌがいつの間にか和人に同化し、地名も継承されたのではないかと著者は見ている。江戸時代には津軽に、わずかだが、アイヌが集団で暮らしていたことが藩に把握されていたことや、明治になっても先祖はアイヌという人が、秋田の山中には住んでいたことなど興味深い指摘も多い。
 著者にはこのほか、サンカ、葬儀、猿回しなどに関した著作もある。本書ではマタギについても書き込まれ、「彼らは山のアイヌ人だった」と結論づけている。マタギの隠語にはアイヌ語起源が多いことなど論証には説得力があり、納得してしまう。
https://www.j-cast.com/bookwatch/2018/05/13007339.html

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<ひとキラリ>「北海道」名付け親に光 探検家・松浦武四郎 絵本で紹介

2018-05-15 | アイヌ民族関連
東京新聞 2018/05/13

 今年は「蝦夷地」が「北海道」と命名されてから百五十年目。関連イベントで盛り上がる北海道で注目を集める人が大網白里市にいる。絵本作家、関屋敏隆さん(73)。北海道の名付け親と呼ばれ、幕末から明治に活躍した探検家松浦武四郎(まつうらたけしろう)(一八一八~八八年)を紹介する絵本を四年前に出版。「アイヌ民族と共に生きた旅人を未来に伝えたい」との思いを込めた。その絵本の原画展が、釧路市の博物館で開かれている。 (美細津仁志)
 「武四郎は知名度が低く、いくつかの出版社に企画書を何度持ち込んでもけんもほろろ」。大網白里市の自宅のアトリエで関屋さんは苦笑いを浮かべ、絵本出版までの苦労を振り返る。
 松浦武四郎は伊勢国(三重県松阪市)に生まれ、幕末に蝦夷地を六回探検。アイヌの暮らしや自然、地形などをスケッチを交えて克明に記録した。明治政府の役人になると、北海道のもとになった「北加伊道」など六案を政府に提案した。
 旅好きの関屋さんは、知床の自然や探検家・間宮林蔵など北海道に関する絵本を十冊ほど制作してきた。二〇〇六年ごろ、シーカヤックで知床半島を周回した際、武四郎の旅の苦労に思いをはせ、北海道シリーズの集大成として制作を決心。参考資料を集めては道内ゆかりの地を巡り、一二年には北方領土のビザなし訪問団で国後、択捉島に渡るなど徹底して足跡を追った。
 完成間近の一三年、人間ドックで白血病が見つかった。抗がん剤で体重はみるみる減ったが、気力だけで一四年六月、絵本「北加伊道 松浦武四郎のエゾ地探検」(ポプラ社)の出版にこぎ着けたという。
 絵本では、武四郎が案内役のアイヌの男たちと寝食を共に旅をし、松前藩の役人の悪政に苦しむアイヌに心を痛める様子を描いた。
 原画は六月三日まで釧路市立博物館で二十六点を展示。その後、北海道博物館(札幌市)での武四郎の特別展でも公開される予定だ。
 武四郎が政府に提案した「北加伊道」の「カイ」はアイヌ語で「この国に生まれた者」の意味。道内には「釧路」などアイヌから聞き取った地名が今も各地に残る。関屋さんは「北海道でも武四郎の名前は知っていても、功績を知らない人が多い。絵本の原画展で武四郎の精神を知る一助になれば」と話している。
<せきや・としたか> 1944年、岡山県津山市生まれ。京都市立美術大(現在、市立芸術大)で染織を学び、北海道や探検物の絵本を多数執筆。北海道の馬の品種・ドサンコで日本を縦断する「馬のゴン太旅日記」(小学館)や、冬の知床を描いた「オホーツクの海に生きる 彦市じいさんの話」(ポプラ社)などで知られる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201805/CK2018051302000145.html

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沖縄の自己決定権議論 中国・北京国際シンポ 植民地主義を考察

2018-05-15 | ウチナー・沖縄
琉球新報2018年5月13日 10:21
 【北京市で宮城隆尋】第3回琉球・沖縄学術問題国際シンポジウム(北京大学歴史学系など主催)が12日、中国・北京市の北京大学で開幕した。中国・台湾と日本、沖縄の研究者がそれぞれの歴史的な関わりや、在沖米軍基地などを巡って沖縄の自己決定権が問われている現状について論じた。12日は、沖縄から高良鉄美琉球大学法科大学院教授、波平恒男琉球大学教授らが論文を発表した。同シンポジウムは2014年、16年に続く3回目の開催。最終日の13日は芥川賞作家の又吉栄喜さんらが登壇する。

沖縄と中国の歴史的な関わりなどについて議論する琉球・沖縄学術問題国際シンポジウムの参加者=12日、中国の北京大学
 開幕式で比屋根照夫琉球大学名誉教授は「アジアと沖縄の不幸は近代国民国家が生み出した植民地主義にある。どのように超えていくか、研究者は今後も努力を重ねなければならない」と述べた。
 張海鵬中国史学会会長(中国社会科学院教授)は「琉球が独立すべきかどうか、人民の意思を尊重せねばならない。琉球を中国が取り戻すということではない。琉球、中国、日本、米国の人民はさらに議論する余地がある」と述べた。
 高良教授は米占領下の沖縄の法体系について発表した。「米国民政府の発する布告、布令、指令の下位に琉球政府立法院の制定する立法が置かれていた」と不平等な状況を説明した。
 又吉盛清沖縄大学客員教授は「日本はアイヌ民族に対する教育政策でうまくいった点を沖縄で実施し、台湾でも実施した」と述べ、沖縄も植民地統治の対象だったことを指摘した。
 波平教授は「西洋人の見た19世紀前半の琉球王国―バジル・ホールの琉球来航を中心に」と題して発表した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-717862.html

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アイヌ新法に地域、産業振興明記へ 政府検討 生活支援盛らず

2018-05-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2018/05/11
 政府が2020年までの制定を目指すアイヌ民族に関する新法に、「地域振興」や「産業振興」に取り組むことを明記する方向で検討していることが分かった。北海道アイヌ協会などが要望してきた生活・教育支援は盛り込まない一方、アイヌ民族関連の振興施策を進めることで理解を得たい考え。すでに北海道アイヌ協会側にこの方針を伝えており、同協会幹部は容認する構えを示している。
 新法に地域、産業振興を明記することによって、アイヌ関連政策に法的根拠を与え、予算面を含め手厚い内容にする狙いがある。具体的な施策は、新法施行後に各自治体などからの提案に基づいて検討する。
 14日にも開かれる政府のアイヌ政策推進会議(座長・菅義偉官房長官)の会合で、同会議の作業部会が新法に向けた報告書を提出する。報告書には、新法について「アイヌ政策が従来の福祉政策の一部から地域振興、産業振興、国際交流などを含めた幅広い取り組みとなるよう立法措置の検討を加速するべきだ」と盛り込まれる見通しだ。
 北海道アイヌ協会は、新法に生活・教育支援を盛り込むことを求め、政府も検討を進めてきた。ただ、年金や生活保障、教育資金などを予算措置で対応することについて、政府関係者は「国民理解を得ることは難しい」として、協会側に立法化は困難との考えを伝えていた。
 協会内に「新法はアイヌを先住民族と定めるだけの理念法になりかねない」との懸念がある中、地域振興や産業振興が盛り込まれる方針が伝えられたことで、協会幹部は「実態を伴ったアイヌ政策につながる」として政府方針を容認する姿勢を示している。(村田亮)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/188407

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