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アイヌの尊厳 大事に 新法案 紙議員ら関係者と懇談 北海道新ひだか町

2019-04-17 | アイヌ民族関連
赤旗 2019年4月16日(火)

(写真)アイヌの人たちと懇談する(左から)山添、紙、はたやまの各氏=12日、北海道新ひだか町
 国会で審議中の、アイヌ民族を「先住民族」と初めて明記するアイヌ新法案について、日本共産党の紙智子、山添拓の両参院議員は12日、北海道新ひだか町で、法案の課題や要望を聞くため道内のアイヌ関係者と懇談しました。はたやま和也前衆院議員、菊地日出夫日高町議、谷園子新ひだか町議らが同席しました。
 同法案は、11日の衆院本会議で、共産党を含む賛成多数で可決し、16日から参院での審議が始まります。
 質問する予定の紙議員は「賛成しているとはいえ、反対論も多く出され、問題点も多々あるので、今後の議論の中で問題点を明らかにし、見直しさせることも必要だ」と語りました。
 平取アイヌ協会の木村二三夫副会長は「国会議員も国民もアイヌの歴史について知らなさすぎる。アイヌの人権、尊厳を守ることが大事だと知ってほしい」と要望しました。
 紋別アイヌ協会の畠山敏会長は「アイヌの生活向上、生業(なりわい)対策が欠落している。紋別ではサケの採捕を求めている」と話しました。
 紙議員は「政策作成にアイヌの人が参画する場がなく、アイヌ自身が主体となって意見をまとめる場が必要。党としてみなさんの意見も聞きながら反映させるようにしていきたい」と訴えました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-04-16/2019041614_01_1.html

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アイヌ民族の町議が誕生 萱野志朗さん 平取

2019-04-17 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/16 21:25

支持者から祝福され笑顔を見せる萱野志朗氏(中央)
 【平取】16日告示の日高管内平取町議選で、萱野茂二風谷アイヌ資料館長の萱野志朗氏(60)が無投票で初当選した。アイヌ民族初の参院議員、故萱野茂氏の次男で、父親と同じ町議からの新たな一歩に、「アイヌ文化の振興に力を注ぎたい」と笑顔を見せた。
 法律で初めてアイヌ民族を「先住民族」と位置付けたアイヌ民族に関する新法案の成立が迫る中、「誇れるアイヌ文化への理解を広めたい」と告示1カ月前に出馬を決めた。「アイヌ文化を広く発信し、平取に観光客や定住者を呼び込みたい」と意気込んだ。(川崎博之)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/296998

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アイヌ工芸伝承館「ウレシパ」【平取】

2019-04-17 | アイヌ民族関連
日高報知新聞2019.04.16
【平取】平取町アイヌ工芸伝承館「愛称・ウレシパ」の完成と「二風谷コタン」のオープニングセレモニーが13日、町内二風谷生活館向かいの両施設で開かれ、関係者がアイヌ文化の新たな発信拠点の開設をテープカットで祝った。
 ウレシパは老朽化した町民芸品共同作業所の後継施設として平成29年度から着手していた事業で、平屋建て床面積は1013・59平方㍍。二風谷コタンはもともとあったチセ(家)周辺に池や水路などを配置し、総事業費は計約8億円。
 ウレシパはアイヌ工芸の伝承のため、伝統的な木彫、刺しゅうなど男の手仕事、女の手仕事のスペースのほか、アイヌ文様入りのタンブラーやマグボトルなどを作るレーザー加工機などの最新の機器もそろえ、さまざまなアイヌ文化の体験プログラムを提供。伝統を受け継ぐ若手工芸家らの養成研修も行う。
 式典には約100人が出席。川上満平取町長の主催者あいさつに続き、堀井学、山岡達丸両衆議、金岩武吉道議がそれぞれ来賓あいさつ。
 出席者は二風谷アツシ織の第一人者貝沢雪子さんや二風谷イタ(木彫りのお盆)を丹念に彫り進める彫刻家やオヒョウニレの反物を紡ぐ女性の手さばきに感心しながら館内を見学。
 かつての集落が忠実に再現されカフェなどを建てて新装オープンした二風谷コタンの全容も見て回った。カフェは午前10時から午後4時まで。
 ウレシパの営業時間は午前9時から午後5時まで(月曜休館)。
 問い合わせ、貸館予約は同館(☎01457・3・7501)へ。

オープンを祝いテープカットする参列者

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百年記念塔解体 戸惑う学校 札幌・江別の小中校章・校歌の題材

2019-04-17 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/16 10:40

解体方針が決まった北海道百年記念塔(中央)。校章は(右上から時計回りに)厚別区の厚別北中、厚別北小、厚別東小、もみじ台南中、ひばりが丘小、白石区の東川下小
 道が解体を決めた北海道百年記念塔(札幌市厚別区)は、札幌市厚別区と江別市を中心とした小中学校の校歌・校章に文言やデザインが取り入れられている。記念塔は少なくとも小中学校18校で校歌に、9校で校章に使われている。ただ、既存の学校で校歌や校章を変更する例はほとんどなく、教育関係者の意見も「変更すべきだ」「しなくてもいい」と分かれている。
 「生まれた時から百年記念塔があったので、塔がなくなることも、校歌や校章から消えるのも違和感がある」。記念塔が校歌と校章の両方に使われている厚別北中(厚別区)の1年女子生徒(12)は戸惑いをあらわにした。
 厚別区の郷土史に詳しい杉浦正人さん(59)によると、塔がある区内では小中学校24校中、8校の校歌、5校の校章で使われている。記念塔を目視できる清田区や白石区、江別市の小中学校でも使われている。厚別区に多いのは近いのと、記念塔完成後の1970年以降にできた学校が多いこともある。
■心を込めて歌えない
 2001年に札幌市内全小中学校の校章について調べ、冊子を作製した厚別区の元教員岡田祐一さん(75)は、校歌と校章両方に記念塔が使われていた、みずほ小(厚別区、現もみじの丘小)に勤務したことがある。岡田さんは「当時は100年持つと言われていた。50年ほどで取り壊されると分かっていたら校歌や校章に取り入れなかったのでは」と分析する。現もみじの丘小で記念塔は校歌・校章に使われていないが、岡田さんは「校歌は未来への思いを込めることが多い。現存しないものが入っていては心を込めて歌えない」と話す。
■先住民族に配慮せず
 塔に最も近い厚別東小(厚別区)は校歌・校章に記念塔が使われている。1993年の開校時と、後に校長として勤務した安井敏彦さん(66)は「開校の時に思いを込めた校歌などは歌い継いでほしい」と語る。杉浦さんも「アイヌ民族の歴史に配慮せず建設されたことを受け入れ、教訓にするためにも残すことに意味がある」と別の観点から「変えるべきではない」と考える。
 校歌や校章の変更は可能だが、今のところそうした動きはない。札幌市教委は「古くて時代に合わないという理由で校歌を変えた例はあるが、それ以外では聞いたことがなく、現段階で変えたいという申し出はない」としている。(石川実和)
 <ことば>北海道百年記念塔 北海道開拓使が置かれて100年の1968年に建設期成会が着工、70年に完成した。100年にちなみ高さは100メートル。外装材に特殊な鋼板を用い、表面にできる保護性のあるさびが浸食を抑え、設計者は耐用年数100年を目指した。だが、腐食が進み危険性が指摘され、2014年から展望台などの立ち入りが禁止。アイヌ民族から塔は同化政策の象徴との批判も出ていた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/296771

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道東に海外投資呼び込め 政府、観光関連の視察・商談会に助成

2019-04-17 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/16 05:00
 政府は本年度、北海道や仙台市など全国5地域で、外資系企業の誘致を支援する。道内では知床や阿寒湖温泉(釧路市)など道東で、海外の観光関連企業の担当者らを招いた現地視察や商談会の開催費用を助成する。16日に閣僚らで構成する対日直接投資推進会議を開き、正式決定する。
 5地域は北海道、仙台市、横浜市、京都市、愛知・三重・岐阜3県と名古屋市のグループ。
 道内では観光客が新千歳空港のある道央に集中しているため、道東への誘客を図る。経済産業省と日本貿易振興機構(ジェトロ)が最大1千万円を支援する。道などが、欧米やアジアの観光関連企業十数社の担当者らを招いた現地視察や商談会を開き、地元の観光関係者や首長らが参加してPR。外資系企業が外国人客向けに道東の自然やアイヌ文化を体験するツアーを企画したり、ホテルやアウトドア用品店などを開設したりする投資につなげる。
 仙台市では欧州からIT関連企業の関係者を招くほか、横浜市では医療・検査機器で欧米企業との連携を模索。京都市は製薬・医療機器関連、愛知などのグループは自動車関連の企業や投資の誘致を図る。
 海外から日本への直接投資は2018年末で約31兆円(推計)。政府はこれを20年に35兆円まで増やす目標を掲げるが、投資案件の半数以上が東京に集中しているため、地方への投資拡大が課題になっている。(長谷川裕紀)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/296687

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アイヌ民族に迫る写真集 祭祀の様子や日常の暮らし、11年間の作品を収録 小城出身の写真家・池田さん /佐賀

2019-04-17 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2019年4月16日 地方版
 小城市出身の写真家、池田宏さん(38)=東京都=が、北海道の先住民族であるアイヌ民族に迫った写真集「AINU」(リトルモア)を出版した。先祖をまつる祭祀(さいし)の様子や日常の暮らしなど、交流を深めながら11年間にわたって撮影した作品を収録している。【松尾雅也】
 大学時代、フィルムカメラを携えてアジアや欧州を放浪し、出会った民族の暮らしや人々の表情を切り取った。卒業後は写真スタジオに就職し、撮影技術を磨いた。
 2008年、訪れた北海道でアイヌ文化に触れ、伝統を守る姿と差別の歴史に心が震えた。翌年にフリーの写…
この記事は有料記事です。
残り298文字(全文555文字)
https://mainichi.jp/articles/20190416/ddl/k41/040/347000c

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星のソムリエになれるかも! 北海道・芦別温泉で“合宿”

2019-04-17 | アイヌ民族関連
OVO [オーヴォ] / 2019年4月15日 11時8分
 豊富な知識と経験でおいしいワインを選んでくれるソムリエのように、夜空を見上げて、星の話をしてくれる人がいたらすてきだ。そんな人になれる「星のソムリエ」講座が、北海道で5月17~19日の2泊3日で開かれる。なんと芦別温泉を楽しみながら学べるという欲張りな講座だ。
 星のソムリエは、天文学の知識、星座探しや天体望遠鏡による観察の技能、星座物語など、星空案内に必要な幅広い知識と技能を学び、それを認定する資格認定制度。今回の「北海道 星の降る里・芦別 星のソムリエ(R)講座」(芦別観光協会主催、ビクセン協力)は、広々した温泉と満天の星を楽しめる「芦別温泉スターライトホテル」が会場。望遠鏡の仕組みや操作練習、宇宙の話やアイヌの星座講座、観望会などが組まれている。講座受講料、宿泊費、会場使用料込みで、1人6万円(税込)。申し込みは4月19日12時まで。
 北海道芦別市は、町の約90%が森林ということもあって夜空が暗く、「星の降る里」というキャッチコピーがつけられるほどに星がきれいに見える場所。この旅が終わったら、天体望遠鏡や双眼鏡を使っての星空紹介ができる人になっているかも~★
https://news.infoseek.co.jp/article/ovo_O1289698/

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