先住民族関連ニュース

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「ウポポイ開業延期を」 白老町議会、意見書可決の公算

2020-04-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/02 05:00
 【白老】胆振管内白老町の町議会運営委員会は1日、町内で24日に予定されるアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業について、国に延期を求める意見書案を、6日の本会議で採決することを決めた。北海道新聞の取材に対し、町議14人のうち議長を除く7人が賛成の意向を示しており、可決される公算が大きい。
 意見書案は、ウポポイ開業により道内外の観光客が集まることで「(地域で)感染拡大の可能性がある」と指摘。東京などで感染拡大が続く状況を踏まえ、国に開業延期を要望するとともに、予定通り開業する場合も来場者制限を行うなど対策の徹底を求めている。
 1日の議会運営委では中間会派「みらい」が意見書案の本会議提出を提案。本会議での採決が決まった。委員会では与党系会派が「道内の感染状況が落ち着き、地域の経済活動を再開する必要がある」と提出に反対したが「町民の安全が最優先だ」と賛成する会派もあった。(金子文太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/408504

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アイヌ政策に15億円交付 内閣府道内23市町、道外1市に

2020-04-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/02 05:00
 内閣府は1日、アイヌ政策推進交付金を道内23市町と道外1市に交付すると発表した。総額15億6398万円で、アイヌ文化伝承のための施設整備や、24日に胆振管内白老町で開業予定の「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に関する事業などに使う。
 市町別で最も多いのは、胆振管内洞爺湖町の2億5145万円。アイヌ文化の伝承などの拠点になる生活館の建て替えや、アイヌ文化に理解を深める映像の上映に充てる。同管内むかわ町も2億764万円を生活館の整備などに使う。
 ほかに釧路市には市動物園でアイヌ文化を理解するための施設整備など1億9748万円を交付。日高管内平取町には1億6900万円を交付し、ニュージーランドの先住民族との交流活動などに充てる。白老町に交付する1億6213万円はウポポイの宣伝活動などが対象。松浦武四郎記念館の改装などを計画している三重県松阪市にも255万円が交付される。
 交付金は2019年5月のアイヌ施策推進法施行に伴い創設され、自治体が申請した地域計画が国に認められると事業費の8割を交付する。20年度は前年度比約2・7倍の計20億円を交付予定。申請があれば5月下旬と7月中旬にも交付を決定する。(石井努)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/408503

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「ウポポイ開業延期を」白老町議会が意見書審議へ コロナ懸念

2020-04-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/01 21:35 更新
 【白老】胆振管内白老町の町議会運営委員会は1日、町内で24日に予定されるアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業について、国に延期を求める意見書案を、6日の本会議で採決することを決めた。北海道新聞の取材に対し、町議14人のうち議長を除く7人が賛成の意向を示しており、可決される公算が大きい。
 意見書案は、ウポポイ開業により道内外の観光客が集まることで「(地域で)感染拡大の可能性がある」と指摘。東京などで感染拡大が続く状況を踏まえ、国に開業延期を要望するとともに、予定通り開業する場合も来場者制限を行うなど対策の徹底を求めている。
 1日の議会運営委では中間会派「みらい」が意見書案の本会議提出を提案。本会議での採決が決まった。委員会では与党系会派が「道内の感染状況が落ち着き、地域の経済活動を再開する必要がある」と提出に反対したが「町民の安全が最優先だ」と賛成する会派もあった。(金子文太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/408441

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枠の内とチプ

2020-04-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/01 16:00
 カツラは沢筋の斜面などに自生する落葉広葉樹。育てば樹高30メートルに達し、小さな丸い葉からキャラメルのような甘い匂いを放つ。木材は軽く軟らかく、狂いが少ない。アイヌ民族は丸木舟(チプ)の原木とした。
 胆振管内厚真町では明治の開拓期、入植者が苦労してカツラの巨木を切り倒し、家屋の建材に使った。富山県からの入植者は、「枠(わく)の内(うち)」という富山独特の梁(はり)組みをカツラで造った。2本の大黒柱の間に太い横梁を渡し、その上に縦梁を直交させる。豪雪に耐える堅固な構造である。
 一昨年秋の胆振東部地震は、築100年を超す厚真の古民家をも揺さぶった。枠の内構造の家は土台から落ちて傾いても、構造は無事だったという。土砂に押しつぶされた古民家では、カツラ材の太い梁と柱の隙間で住民が一命を取り留めた。「この家だからこそ守られた」と家族は語っている。
 被災して解体された古民家から取り出したカツラ材の枠の内が3月上旬、町内の軽舞(かるまい)遺跡調査整理事務所内に復元展示された。先祖から受け継いだこの家を深く愛した住人が「木材の一部でも再利用してくれたら」と町に寄託した。町内に多く残る古民家の再生と利活用に取り組む町は、「地域の財産を後世に」と保存と展示を決めた。
 事務所には、町内で出土した15世紀のカツラ材のチプも置かれている。厳しい北方の暮らしを支えてきた木には、力が満ちている。枠の内は一般見学も可能だ。同事務所(電)0145・28・2733へ。(中川 大介)
◆チプのプは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/408249

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辞令交付、入社式軒並み中止 道庁や企業 動画で訓示も

2020-04-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/01 11:16 更新
 新年度が始まった1日、道内の官公庁や企業は新型コロナウイルスの感染を防ぐため、辞令交付式や入社式を軒並み中止し、インターネットを活用してトップの訓示を配信するなど工夫を凝らして新人を迎えた。
 道庁では鈴木直道知事が記者会見室でカメラに向かって訓示し、職員らは配属先のテレビやパソコンでその様子を見つめた。知事は新入職員に「みなさんを仲間として歓迎する」と述べ、「今最大の課題は新型コロナへの対応。負担をかけるが、私と一緒に戦ってほしい」と呼び掛けた。
 1日付で道アイヌ政策課に配属された川島郁実さん(22)は「大変な状況だが、いろいろな仕事に挑戦したい」と語った。
 これまでに13人の感染者が見つかった北見市は辞令交付を行わず、辻直孝市長の訓示のみ。市庁舎内のイベント会場にマスク姿の新入職員52人が1メートル間隔で並び、辻市長が「オホーツク管内全体に目を向け、広い視野でまちづくりに臨んでほしい」と強調した。
 札幌市も同日午後1時から、秋元克広市長の訓示を兼ねたメッセージ動画を各職場で放映する。
 道内企業の間にも入社式を取りやめる動きが相次いだ。312人を迎えたJR北海道は入社式を中止。1日に分社化した北海道電力と北海道電力ネットワークの両社長は同日午後、テレビ会議システムを通じ、各新入社員に訓示を配信する。野口観光(登別)は1日に予定していた入社式を20日に延期した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/408191

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新書のヒットは決定的な入門書がない分野にあり――「アイヌ文化解説本」が売れた理由

2020-04-02 | アイヌ民族関連
『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』(中川裕 著)――ベストセラー解剖
週刊文春 2020年4月2日号

genre : エンタメ, 読書, 歴史
 明治末期の北海道を舞台にした冒険活劇マンガ『ゴールデンカムイ』。大人気を支える要因の1つに本格的なアイヌ文化の描写がある。本書は「アイヌ語監修者」として連載開始時から作品に関わってきた著者が、マンガのカットをふんだんに用いて書き下ろした公式解説本。アイヌ文化の入門書としても充実している。
「最近の新書企画は、決定的な入門書がない分野にヒットの芽があるといわれています。アイヌの物語や精神世界について詳しく、しかも読み易く解説した決定的な新書は、企画を立てた2016年頃はまだ見当たらなかったんです」(担当編集者の石戸谷奎さん)
 たとえば「カムイ」という概念。「神」と訳されることが多いが、そう理解しては、アイヌの精神文化はわからない。動物や樹木、人工物も含め、人間の関わるものはすべて「カムイ」。クマは、毛皮と肉を土産に人間の世界に遊びに来た「カムイ」で、狩人の矢を“受け取る”と、それらを置いて元いた「カムイ」の世界へと帰る……。
「本書の編集を通じて知れば知るほど、アイヌの世界に魅力を感じました。巻末にブックガイドを掲載したのも、教養新書としての完成度を高め、その魅力をより深く伝えたかったからです。その成果か、あまりマンガを読まれないご高齢の方が、本書をきっかけに『ゴールデンカムイ』を手に取ることもあるそうで、ありがたいですね」(石戸谷さん)
2019年3月発売。初版2万部。現在6刷6万部
https://bunshun.jp/articles/-/36871

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純純「望春風」ほか、日本統治時代の台湾大衆音楽をまとめた『蓄音臺灣』が発売に

2020-04-02 | 先住民族関連
CDジャーナル 3/31(火) 14:03配信

純純「望春風」ほか、日本統治時代の台湾大衆音楽をまとめた『蓄音臺灣』が発売に
 1895年から1945年まで日本の統治下にあった台湾で生まれた大衆音楽をまとめたコンピレーション・アルバム『蓄音臺灣~日本統治下の台湾音楽1917-1943』(CD DISCOLOGIA-020 2,700円 + 税)が3月29日(日)に発売されました。今も台湾でスタンダード・ナンバーとして愛されている純純の「望春風」をはじめ、貴重な音源を23曲収録。
 当時人気だった女性歌手、純純が歌う楽曲を9曲収めるほか、台湾初のポピュラー・ソングといわれる「烏●行進曲」(●はむじなへんに苗)、先住民族のひとつである高砂族の合唱 / 合奏など、バラエティあふれる内容。詳しい解説・データと貴重な写真を掲載したブックレットが付いています。
 日本のレーベルは台湾に支社を置き、台湾国内で新たなレーベルが生まれたものの、当時の台湾にはレコーディングに適したスタジオも、プレス工場もなかったため、ミュージシャンはレコーディングのために海を渡り、プレスしたSP盤は海を渡って台湾の店頭に並ぶなど、日本の設備や技術が大きな役割を果たしました。楽曲制作でも台湾人と日本人はさまざまな形でコラボレーションしており、ここではその成果を聴くことができます。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-00000004-cdj-musi

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北海道の鈴木知事 「目下の最大課題は新型コロナ対策」感染予防で職員集めず新年度の訓示

2020-04-02 | アイヌ民族関連
UHB 4/1(水) 12:15配信
 4月1日から新年度がスタートです。北海道庁では新型コロナウイルス感染防止のため、鈴木知事が全職員に対し庁内放送で訓示を行いました。
 鈴木知事:「目下の最大の課題は新型コロナウイルスの対策です」
 会見室でカメラに向かって新型コロナウイルス対策の徹底を語りかけた鈴木知事。
 新年度の訓示は、感染予防のため職員を集めて行わず、職員はそれぞれの職場でテレビやパソコンの画面を見つめました。
 ウポポイ(民族共生象徴空間)の開業を控えるアイヌ政策課には、配属されたばかりの職員も。
 新入職員:「アイヌ文化を伝える博物館などもあるので勉強してほかの人にも伝えていきたい」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000001-hokkaibunv-hok

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ホッカイドウ競馬、15日に開幕 事業室「慎重に状況見極める」

2020-04-02 | アイヌ民族関連
毎日新聞 4/1(水) 13:29配信
 北海道日高町の門別競馬場で開かれる道営ホッカイドウ競馬は15日に開幕する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、JRA(日本中央競馬会)や他の地方競馬でも無観客レースが続いており、道競馬事業室は「開幕に向け慎重に状況を見極めたい」としている。
 2020年度の開催は19年より2日多く、11月5日までの計82日間で、重賞競走は28レース。白老町に国のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(愛称・ウポポイ)」の4月オープンにちなみ、「ウポポイオータムスプリント」(9月22日・1200メートル)を新設。ダート競馬の祭典「JBC2歳優駿(ゆうしゅん)」(11月3日・1800メートル)も開く。
 門別競馬場では3月12日からデビューを目指す2歳馬の能力検査も始まり、準備が進んでいる。一方、例年実施していた能力検査の一般見学を中止するなど感染拡大の影響も出ている。
 ホッカイドウ競馬はインターネットでの馬券販売が好調で、19年度は発売額が約330億円と、1994年以来25年ぶりに300億円を突破。事業室は「競走馬の輸送費補助などを継続し、出走頭数を確保するなどファンに魅力あるレースを届けたい」としている。
 また、帯広市が主催する「ばんえい競馬」は4月24日に開幕する。帯広競馬場では感染拡大で、昨シーズンは2月29日から無観客での開催となり、道内16カ所の場外発売所なども閉場した。ばんえい十勝は「現段階ではレースの実施は予定しているが、観客の入場については未定」としている。【三沢邦彦】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000039-mai-horse

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