北海道新聞04/02 05:00
【白老】胆振管内白老町の町議会運営委員会は1日、町内で24日に予定されるアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業について、国に延期を求める意見書案を、6日の本会議で採決することを決めた。北海道新聞の取材に対し、町議14人のうち議長を除く7人が賛成の意向を示しており、可決される公算が大きい。
意見書案は、ウポポイ開業により道内外の観光客が集まることで「(地域で)感染拡大の可能性がある」と指摘。東京などで感染拡大が続く状況を踏まえ、国に開業延期を要望するとともに、予定通り開業する場合も来場者制限を行うなど対策の徹底を求めている。
1日の議会運営委では中間会派「みらい」が意見書案の本会議提出を提案。本会議での採決が決まった。委員会では与党系会派が「道内の感染状況が落ち着き、地域の経済活動を再開する必要がある」と提出に反対したが「町民の安全が最優先だ」と賛成する会派もあった。(金子文太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/408504
【白老】胆振管内白老町の町議会運営委員会は1日、町内で24日に予定されるアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業について、国に延期を求める意見書案を、6日の本会議で採決することを決めた。北海道新聞の取材に対し、町議14人のうち議長を除く7人が賛成の意向を示しており、可決される公算が大きい。
意見書案は、ウポポイ開業により道内外の観光客が集まることで「(地域で)感染拡大の可能性がある」と指摘。東京などで感染拡大が続く状況を踏まえ、国に開業延期を要望するとともに、予定通り開業する場合も来場者制限を行うなど対策の徹底を求めている。
1日の議会運営委では中間会派「みらい」が意見書案の本会議提出を提案。本会議での採決が決まった。委員会では与党系会派が「道内の感染状況が落ち着き、地域の経済活動を再開する必要がある」と提出に反対したが「町民の安全が最優先だ」と賛成する会派もあった。(金子文太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/408504