室蘭民報2020.04.25
アイヌの伝統料理を楽しむ子どもたち=小鳩保育園(提供写真)
認定こども園・保育園
白老町内の認定こども園・保育園で24日、アイヌの伝統料理が給食として提供され、子どもたちが食文化を通してアイヌ民族の歴史や文化に理解を深めた。
地場産を使った「ふるさと給食」の一環。認定こども園・保育園でアイヌ伝統料理が提供されるのは3年目。今回は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、幼稚園は休園、保育園は登園自粛となっていたが、5カ所の全認定こども園・保育園で実施された。
料理は、栄養士がアイヌの伝統料理のメニューとレシピを作成、各園で調理した。メニューは「いなきびごはん」、大根やニンジンなどを使った「キナオハウ」(汁物)、「チマチェプ」(焼いたサケ)、「ラタシケプ」(カボチャとひよこ豆のあえ物)。
このうち、緑丘保育園では登園した5人が伝統食を味わった。同園では「子どもたちに好き嫌いはありますが、アイヌ文化に触れる給食として今後も進めていきたい」と話していた。
同事業はアイヌ政策推進交付金を活用している。小中学校は昨年、アイヌ伝統料理の食材を取り入れた給食が実施され、今年は民族共生象徴空間・ウポポイの開業を記念してアイヌの伝統料理の提供が予定されていたが、休校中のために秋に延期になった。
※「ラタシケプ」の「シ」と「プ」は小文字
http://www.hokkaido-nl.jp/article/17003
アイヌの伝統料理を楽しむ子どもたち=小鳩保育園(提供写真)
認定こども園・保育園
白老町内の認定こども園・保育園で24日、アイヌの伝統料理が給食として提供され、子どもたちが食文化を通してアイヌ民族の歴史や文化に理解を深めた。
地場産を使った「ふるさと給食」の一環。認定こども園・保育園でアイヌ伝統料理が提供されるのは3年目。今回は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、幼稚園は休園、保育園は登園自粛となっていたが、5カ所の全認定こども園・保育園で実施された。
料理は、栄養士がアイヌの伝統料理のメニューとレシピを作成、各園で調理した。メニューは「いなきびごはん」、大根やニンジンなどを使った「キナオハウ」(汁物)、「チマチェプ」(焼いたサケ)、「ラタシケプ」(カボチャとひよこ豆のあえ物)。
このうち、緑丘保育園では登園した5人が伝統食を味わった。同園では「子どもたちに好き嫌いはありますが、アイヌ文化に触れる給食として今後も進めていきたい」と話していた。
同事業はアイヌ政策推進交付金を活用している。小中学校は昨年、アイヌ伝統料理の食材を取り入れた給食が実施され、今年は民族共生象徴空間・ウポポイの開業を記念してアイヌの伝統料理の提供が予定されていたが、休校中のために秋に延期になった。
※「ラタシケプ」の「シ」と「プ」は小文字
http://www.hokkaido-nl.jp/article/17003