北海道新聞 04/19 05:00
鈴木直道知事は18日、今月上旬に急逝した佐藤嘉大道教育長の後任に小玉俊宏公営企業管理者(60)を起用する方向で最終調整に入った。その後任には佐々木誠也危機管理監(59)を昇格させる方向。28日開会を予定している臨時道議会に人事案を提出し、同意を求める。
危機管理監には野村聡留萌振興局長(58)、その後任には宇野稔弘総合政策部次長(54)をあてる。
小玉氏は明大商学部卒で経済・企画部門が長く、胆振総合振興局長や会計管理者兼出納局長を歴任。鈴木道政初期の昨年6月から現職に就いた。環境生活部長を経験し、文化政策などに精通していることから、現職の所管外である文化・スポーツとアイヌ政策も中野祐介副知事とともに担当していた。
道教委は新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、学校の一斉休校などに取り組んでいる。小玉氏の起用は、危機対応に道政の幅広い分野を経た知見を即戦力として生かす狙いがある。
死去した佐藤氏は総合政策部長などを経て、2018年6月から教育長に就いた。新型コロナの感染拡大を受け、2月末に全国に先駆けて道内で学校の一斉休校や分散登校などの対策にあたっていた。道の特別職が在任中に亡くなるのは極めて異例。
佐々木氏は建設畑を歩み、建設政策局長、空知総合振興局長を経て昨年から現職。野村氏は交通部門が長く、空港運営戦略推進室長や産業振興局長を歴任。宇野氏も交通系で、交通政策局長などを務めた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413662
鈴木直道知事は18日、今月上旬に急逝した佐藤嘉大道教育長の後任に小玉俊宏公営企業管理者(60)を起用する方向で最終調整に入った。その後任には佐々木誠也危機管理監(59)を昇格させる方向。28日開会を予定している臨時道議会に人事案を提出し、同意を求める。
危機管理監には野村聡留萌振興局長(58)、その後任には宇野稔弘総合政策部次長(54)をあてる。
小玉氏は明大商学部卒で経済・企画部門が長く、胆振総合振興局長や会計管理者兼出納局長を歴任。鈴木道政初期の昨年6月から現職に就いた。環境生活部長を経験し、文化政策などに精通していることから、現職の所管外である文化・スポーツとアイヌ政策も中野祐介副知事とともに担当していた。
道教委は新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、学校の一斉休校などに取り組んでいる。小玉氏の起用は、危機対応に道政の幅広い分野を経た知見を即戦力として生かす狙いがある。
死去した佐藤氏は総合政策部長などを経て、2018年6月から教育長に就いた。新型コロナの感染拡大を受け、2月末に全国に先駆けて道内で学校の一斉休校や分散登校などの対策にあたっていた。道の特別職が在任中に亡くなるのは極めて異例。
佐々木氏は建設畑を歩み、建設政策局長、空知総合振興局長を経て昨年から現職。野村氏は交通部門が長く、空港運営戦略推進室長や産業振興局長を歴任。宇野氏も交通系で、交通政策局長などを務めた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413662