北海道新聞 04/19 23:15 更新
ウタサ模様が鮮やかに浮かび上がるスカーフリング
【阿寒湖温泉】釧路市阿寒町阿寒湖温泉の銀細工工房「KARIP(カリプ)」が製作したスカーフリングが胆振管内白老町で5月29日にオープンを迎えるアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の制服に採用された。
指輪のような形をした120個のスカーフリングはすべて手作り。ウポポイ来場者にアイヌ文化への理解を深めてもらうよう、アイヌ語で「互いに交わる」を表す「ウタサ」模様という十字形を組み合わせたデザインを施した。
直径約2センチ、10グラムほどの小さなリングは、銀塩反応を用いた技法で全体を黒く染めた後、磨きをかけ立体感を際立たせる。工房を運営する下倉洋之さん(44)が、ひとつひとつ丁寧に仕上げた。下倉さんは「ウポポイはアイヌ文化発信の窓口であり、採用は名誉なこと」と話している。(茂忠信、写真も)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413784

【阿寒湖温泉】釧路市阿寒町阿寒湖温泉の銀細工工房「KARIP(カリプ)」が製作したスカーフリングが胆振管内白老町で5月29日にオープンを迎えるアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の制服に採用された。
指輪のような形をした120個のスカーフリングはすべて手作り。ウポポイ来場者にアイヌ文化への理解を深めてもらうよう、アイヌ語で「互いに交わる」を表す「ウタサ」模様という十字形を組み合わせたデザインを施した。
直径約2センチ、10グラムほどの小さなリングは、銀塩反応を用いた技法で全体を黒く染めた後、磨きをかけ立体感を際立たせる。工房を運営する下倉洋之さん(44)が、ひとつひとつ丁寧に仕上げた。下倉さんは「ウポポイはアイヌ文化発信の窓口であり、採用は名誉なこと」と話している。(茂忠信、写真も)
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