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<ウポポイ オルシペ>104 「収蔵資料展」1章収集 背景や情報も大切

2024-12-19 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2024年12月18日 15:54

白老町内の個人から収集された、ふた付きの木製の漆器容器シントコ。行器(ほかい)とも呼ばれる。宝物として大切に保管されていた

 国立アイヌ民族博物館では14日より、第7回テーマ展示「収蔵資料展」を開催中です。本展は当館の収蔵資料に焦点をあて、収集、保管、活用の3章構成で博物館の裏側のしごとを紹介します。

 1章のテーマは「収集」です。当館は「先住民族であるアイヌの尊厳を尊重し、国内外のアイヌの歴史・文化に関する正しい認識と理解を促進するととともに、新たなアイヌ文化の創造及び発展に寄与する」との理念のもと、アイヌ文化の展示、調査研究、資料整備等に取り組んでいます。

 特に展示は、北海道を中心に樺太、千島、東北等の周辺地域との関わりを含めて行います。旧石器時代から現代までを対象に、周辺地域との多方面に広がる交流なども取り上げるため、アイヌ民族関連のさまざまな資料が必要となります。

 収集の際、当館では学芸員や研究員が「どのような資料か」「どこで誰がいつ作成・収集したものか」「どのように作られているか」「当館でどのように活用できるのか」という視点で資料調書を作成し、・・・・・

 本展は来年2月16日まで。研究員、学芸員がおすすめする資料のみどころ紹介コーナーもありますので、ぜひご覧ください。<八幡巴絵=国立アイヌ民族博物館学芸主査>

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1102303/

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