北海道新聞2024年11月21日 21:24
国立アイヌ民族博物館の佐々木館長(右端)から基本展示について説明を受ける伊東アイヌ施策担当相(右から2人目)
【白老】伊東良孝地方創生・アイヌ施策担当相は21日、就任後初めて町内のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を視察した。伊東氏は慰霊施設や国立アイヌ民族博物館を見て回り、アイヌ政策推進について意欲を語った。
伊東氏は慰霊施設で献花した後、北海道アイヌ協会の大川勝理事長らと面会。同博物館では、ウポポイを運営するアイヌ民族文化財団(札幌)の常本照樹理事長や同館の佐々木史郎館長から施設や展示資料について説明を受けた。
その後の記者会見で伊東氏は「北海道アイヌ協会やウポポイの職員から意見を直接聞き、・・・・・
自民党議員による民族差別的言動などアイヌ民族への差別問題については「担当大臣として、アイヌ民族の方々が誇りを持って生活できる社会の実現へ力を尽くたい」と強調した。