恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

終戦の日の予科練記念館

2007年08月15日 | 恐懼とか
やはり休日は家でゆっくりしていられません。
さぁどうするかなぁと考えていると、そういえば今日は8月15日の終戦記念日。
なんかこの日にちなんでどこか行こうと思ったのですが、
靖国神社に行くんじゃ近すぎるし、どうせ混んでるだろうことが予想出来たので、
ふと思いついて、茨城県阿見町にある予科練記念館「雄翔館」にいってきました。
ちなみにここには大学時代に友人数人と訪問したことがあり、
詳しい内容などについてはこちらをごらん頂きたいのですが、
終戦の日を迎えるにあたって、こういう場所に行き、
改めて平和の尊さを考えることにしたわけです。

実はこれで3度目の訪問だったのですが、
展示されている特攻隊員の遺書なんかを見ているとやはり考えさせられます。
自分より年下の若者たちが郷土と家族を守るために下した悲壮な決心。
いやー、目頭が熱くなってしまいました。
この人たちがいてはじめて今私がここで安穏に暮らせていることを再認識します。
先人たちの犠牲の上にいまの生活がある。
そういう感謝の念を忘れちゃいかんなぁと思います。

ただ単に「かわいそう」と思うのではなく、
そういう風に思いをはせることを後世に伝えていかなきゃいけませんね。
職業として歴史を伝えるものとして、特にそう感じました。

恐懼謹言。
コメント
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