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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

愚痴を言う前にまずやってみること

2007年08月20日 | 所感とか
大学時代の群馬の友人が久々に東京に来るというので、
都合のついた数人を誘って大学のお膝元、御茶ノ水で飲んできました。
4人中3人は無事に社会人として2年目に漕ぎ出しており、
話の内容としてはだいたいが近況報告的なものでした。
みんなそれぞれの分野で苦労してるんだなぁと。
それに加えて将来的に自分がどうなっていきたいのかという、
人生設計のようなものが時折出てきたりするので、
高校のときの飲み会同様、そういうことを考える歳になったんだなぁと痛感します。

ただ一人就職をしておらず、資格取得の勉強をしている人物が1名いましたが、
彼も彼で相変わらず学歴社会に対する不満と自虐を話すのみ。
これ、大学時代から延々と話し続けているネタで、
「どうせ俺たちのレベルの大学じゃどうにもならない。」
「結局社会で上に行くのは最低でも早稲田慶応レベルからだ。」
なんてことを延々話して自己否定に入るわけです。
いや、会社入って実際に働いてみたらそれってそこまで関係ないぞと諭しても、
「一般企業に勤めてる人ならともかく、教員にいわれたくない」
と一蹴される始末。
まぁそりゃそうかもしれんが、働いたことない人に言われたくないような…。

理想があることはとても大事なことだと思います。
ただ、現実がこうである以上、つまり大学を出てしまった以上、
それをしっかり現実として受け入れて、そこからどうするかを考えるべきで、
そうでもなきゃもう一度大学受験からやり直すべきなんです。
それがダメなら少しでも個人としての評価を高めるため、
資格やら何やらを取得していくってことをすればいい。
その点で、彼が資格の取得を目指して勉強しているのはいいことだと思います。

悲観的になって愚痴ばかりこぼしている人物には、哀れみの感情しか向けられません。
現状を受け止め、そこから何をするか。それが大事なんじゃないかなと。
愚痴を言うのは勝手ですが、今一生懸命働いている我々に対して、
自分がやってもいないのに非難を浴びせるのは甚だお門違いです。

恐懼謹言。
コメント (2)
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