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恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

1/3(木)黒門亭正月特別公演(主任:柳家小ゑん)

2019年01月03日 | 噺とか
一昨日の連雀亭に続いて黒門亭にも行ってまいりました。
こちらも行列が必至というわけで、余裕をもって早めに参ります。
なお、昨日の一之輔師匠がトリをとる第1部は、
12時開演なのに8時過ぎから並んでいた人がいたとか・・・。
今日も白酒師匠がトリの第1部は10時で20人近く並んでいたそうな。
で、かなり早い時間に行って1ケタ台で並び始めて、
13時の時点で整理券配布と相成りました。もちろん満員札止め。

粋 歌「寿玉すだれ」
わさび「ぞろぞろ」
一 琴「義眼」
-仲入り-
小平太「松曳き」
小ゑん「ぐるんぐるん」
-抽選会-

粋歌さんは落語なしで玉すだれのみ。
1月の黒門亭では27日に落語の仮面第2話をネタ出しされています。

わさびさん、今年の9月に真打昇進が決まっています。
トリのネタ出し「ぐるんぐるん」に引っ掛けて「ぞろぞろ」。
このお方の演じる老人役、妙にはまっています。

一琴師匠は大腸のカテーテル検査のエピソードをマクラで。
これに絡めて「義眼」ということで、これも計算づく?
あまり聞かない噺ながら、楽しい噺ですね。

小平太師匠、自身の真打昇進に触れて、わさびさんへメッセージ。
真打の昇進パーティは800人入る会場を用意、記念の扇子も1200本発注したんだとか。
これ、あまりにも無謀ではないか?と。
そんなわさびさんを「粗忽な人」としながら「松曳き」へ。
出てくる登場人物がみんなどこかネジが外れているような人たちで、
小平太さんのキャラクターもあって、これがまた妙におかしい。
トリの小ゑん師匠を前にしっかりと古典で締めてくれたように思います。

で、トリの小ゑん師匠はネタ出しで「ぐるんぐるん」という新作。
あまり聞いたことがないなぁと思っていましたが、
なんとあの名作「ぐつぐつ」のオマージュ作品とは。
おでんの設定がお寿司に代わっているわけですが、
あの「ぐつぐつ」を何度も聞いた私にとっては、その対比が何とも面白い。
ちょうど昨日、回転寿司に足を運んでいたのでそれも相まって笑ってしまいました。

満員の会場の熱気もあり、大盛り上がりの黒門亭でした。
予定が合えば今週末も行ってみようかと。

恐懼謹言。
コメント
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