恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

突発性難聴 入院2日目

2022年01月13日 | 突発性難聴療養生活
前回からの続きです。

人生で初めての入院。
間仕切りがある大部屋ですが、
この日は他に利用者もなく、事実上の個室。
快適に寝られるかといえばそんなこともなく、
なれないベッドと、21時の消灯ではなかなか寝つけません。
今後のことなんかも考えると余計に。
夜明けまで熟睡できず、朝を迎えます。

朝のトイレまでは車椅子で連れて行ってもらったのですが、
昨日の点滴が効いたのか、目眩はかなり消え、
ゆっくりなら自分で歩くこともできるようになりました。
しかしながら、右耳は相変わらずほぼ聞こえないまま。
朝の診察では、右の平衡感覚を司る部分がダメになった分、
左が頑張るようになるから、それまで数日かかる。
それまでなるべくゆっくり歩いて訓練してください、と。
なるほどなるほど。

病棟の中をゆっくりと歩いたりはできるものの、
それでもふらつきは完全に消えず、ゆっくりゆっくり。
シャワーにも入れていないので、入りたいものの、
今の状態ではなかなか厳しく、この日はパス。
とはいえ、車椅子でなく自分の足で歩けるというのは進歩。
希望を持っていかないと。

ずっと歩きまわることもできず、
基本的にはベッドの上で安静。
やることといえばテレビを見ることと、
スマホを使うことぐらい。
ブログに記録しておこうと思ったのもこのタイミングです。
ベッドに横たわりテレビをのんびり見るなんて、
ここのところ滅多にないですからね。
テレ東の昼のロードショーなんかを見てのんびり過ごします。
夕方には院内のコンビニ売店まで足を延ばせるぐらいまでにはなりました。
この調子でどんどん回復すればいいのですが、
それにしても入院がこのあとも10日近く続くのかと思うと、
気が遠くなる思いです。

続きます。
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突発性難聴 入院1日目

2022年01月13日 | 突発性難聴療養生活
昨日の続き。

朝起きてもめまいは止まらず、
言われた通り予約して、妻の運転で耳鼻科へ。
ここであれこれと検査をした結果、
目はぐるぐる回転してるし、
右耳はほぼ聞こえてないという状況。
可能性として、突発性難聴か内リンパ腫の疑いとのことで、
さらに大きな病院での検査を勧められます。
突発性難聴の場合、可能な限り早期の治療が必要とのことで、
こちらの耳鼻科で既に入院の調整までしていただきました。

時間を指定されて、近隣の大きな病院へ。
それまでは自力で歩いていたのですが、
広い病院をあちこち歩くのがかなりキツく、
この時点でお願いして車椅子での移動になりました。
押したことはあっても、自分が座ることはなかった車椅子。
まさかこんな形でデビューすることになるとは。
で、看護師さんに連れられて種々の検査。
採血、心電図、聴力、そしてPCR検査も。
あちこち引き回される間も、とにかくつらく、
これが一生続くことになると考えると恐ろしくなります。
3時間超、あちらこちらでの検査を終えて、やっと病室へ。
大部屋ながら簡易的な仕切りのある部屋を選択しました。
オプション料金は発生しますが、そこはケチらず。

入院もそんなに長くはならないだろうと思っていたのですが、
先生から伝えられたのは入院の目安は10日ほど、とのこと。
てっきり2、3日だと思っていたので、これがショック。
生後8ヶ月の子供と妻の2人を家に残してそんなに。
明日からの仕事も大きな穴を開けてしまう。
こんなことが頭を駆け巡ります。
なにより今まで欠かさず会ってきた妻子に会えない。
これが何よりキツい。
そんな精神的なダメージをうけつつ、
人生初めての入院食をいただきます。
嘔吐があり、ほとんど胃が空っぽだったので、
この日はお粥の夕飯。もうこれも気が滅入ります。
決して不味くはないのですが、やはり、ねぇ。
トイレに行くにもいちいちナースコールで看護師さんを呼ぶ。
足下に落ちたものも取れない。
こんな時、本当に健康のありがたさがわかります。

21時には消灯となるのですが、無論すぐに寝られるわけもなく、
あれこれ考え事をしたりして、22時半ごろ目を閉じました。
でも、なれないベッドや環境ではなかなか寝付けないですよね。
果たして明日からの入院生活、どうなるやら。

続きます。
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