ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

主人を無くした楽器達

2013-09-13 22:08:47 | 今後のライブ予定

楽器はときとして人間よりも長生きする。
バイオリンやチェロなどの木でできた弦楽器は管理状態さえよければ人間の何倍も生きる。
木の鳴りが新品のころより良くなってくる場合も少なくない。
電気楽器や電子楽器等はパーツの品質さえ保てれば半永久だろう。
対して、トランペットやサックスなど金属の楽器はやや短かい。
どうしても金属疲労が起きてくるためだ。
プレイヤーが渾身の想いを込めながらそれらの楽器を演奏し、
楽器たちはその想いを受けとめ、いい音を出すことこそが命題なのだが、
突然、主人が演奏をやめてしまったら、楽器たちは存在理由が無くなってしまうだろう。
弾かれてこそ、吹かれてこそ価値がある。
(鑑賞用としての楽器達もあるけどね・・)
例えば弾かれなくなってしまったピアノは次第に調律も狂い始め、アクションもうごかなくなり、弦も死んでくる。
吹かれなくなった管楽器は錆びてくるしやはりキーも動かなくなってくる。
楽器たちが、ただのモノになってしまうのをみるのはツライよね・・。
せめて初心者でも誰でもいい、弾いてやってほしい吹いてやってほしいと思う。



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