ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

暖炉に見守られた月のカケラのMARI初ライブ

2009-01-25 20:22:47 | ひとりごと

山形市あこやインター付近にあるレストランMARIでの、月のカケラディナーライブが、
雪の降りしきる悪天候のなかではありましたが、無事終了しました。
山形市では既に老舗のMARI、その中央に鎮座している大きな暖炉には暖かな炎が揺らぎ、
グランドピアノのほかアンティークな家具や調度品が品のよさをかもし出しています。
MARIに来店された山形のさまざまな文化人を暖め続けてきた
暖炉の炎を感じながら、一度演奏がしたかったんですヨ。 
そんなお店に、イタリア製バローンブリーニのアコーディオンがまたピッタリなんでした。
やはりこのモデルにこだわって決めてよかったなあ。
ギターはヤマハのフラメンコモデルでしたが・・。
プログラムは、男と女からスタートして、
パリの空の下やリベルタンゴなど、ヨーロッパの雰囲気イッパイのDUO演奏
となりました。オーナーにも喜んでいただいたようで、
今後も年に何回かの演奏会を続けていく予定です。


主人を亡くした楽器

2009-01-23 00:13:22 | 楽器全般
今日練習場に知り合いのプレイヤーが、古いアコーディオンを持参してきた。
イタリー製のエキセルシャーというアコで、ハードケースに入れられたままの状態。
実は、このアコを弾いていたプレイヤーが6年前に他界して、形見分けでずっともっていたものらしい。
生前は、アコのほかピアノ、エレクトーン、フルート、バイブラフォンなど、
かなりの楽器を弾きこなしていたらしいんだが、
そのエキセルシャーのアコを買ってまもなく突然の他界だったらしい。
ぜんぜん使ってないんだったら、もったいないし、持ってきてみてよー、
とカルイ気持ちだったんだけどね。
でも、主人を亡くしたアコをいま目の前にして、ふと思った。
やはり楽器は弾かれるべきじゃないかなー
亡くなったプレイヤーもそれを望んでいるんじゃないかなーって。

もし自分が亡くなって、そのあと、自分の愛した楽器がそのまま
誰にも弾かれずに、どこかで錆付いて、ただ朽ち果てていくのを
待ってるだけとしたら・・・
うーん、自分はそれはイヤですねえ。

亡くなったあと、誰かにガンガン使ってもらいたいよねー。

楽器はメンテさえしっかりすれば人間よりはるかに長生きするんですよ。

自分の楽器たちは、あと50年後は誰に弾いてもらうことになるんだろう。
その誰かにかわいがってもらえれば本望だなあ。



ギター激鳴りにびっくり

2009-01-19 23:25:33 | アコースティックギター
モリタンでのフルートとギターのDuoライブが無事終わりまして。
お客さんは少なかったんですが、そんなことより
自分のギターの音色にあらためてびっくりしまして。

そのギターは6年くらい前に買った
4万円フラメンコギターでヤマハ製だけどメイドインベトナム。
(現在は製造中止)
TOP板だけスプルース単板、横も裏も淡色系の合板。
最初どうも鳴りが小さく、ちまちました感じだったというのは、
価格からして特に文句言うつもりもないんだが
きれいに厚くコーティングされた?TOPのポリ塗装を、剥いで薄くしたら
もしかして鳴り方が変わるかなあ
変わらなくても別にこの値段の楽器だからなあ と思い
半年くらい前に、知り合いのギター工房に頼んでTOP塗装を一度剥いで、
薄く再塗装してもらったんですよ。
剥いだ直後は音はかなりデカクなったんだけど、倍音がいまいちうまくまとまらない
というかヌケが悪い印象があったんだけどね、
久々にこの前のライブでこのギター使ったら、
あららベツモノの印象になっておりました。
各弦のソレらしい倍音というかが、ストレートにでてくる感じ。
弦の音はあまり変わっていないようだけど、
箱鳴りの立ち上がり方やリバーブ感が全然よくなった。
単純に言えば、弾いていてより楽しく弾けるようになったんですな。
コレですよ。
やはり自分が弾いていて楽しめる楽器が一番かと。
結局楽しめない楽器というのは、どこかストレスを感じながら弾いているわけで、
それではいいプレイができるわけないもんね。
高価な楽器を購入してもあまり手を加えずに、
キズを恐れておそるおそる弾くより、
そこそこの楽器を自分好みに調整して
ガンガン弾いていくタイプだしねえ。

でもヴァイオリンとかは、ニス塗装で音のアバレをうまく調整しているんだとか
聞いたことある。
塗装の意味合いはシロウトでは難しいところでもあるんだろうね。



セルマーマカフェリのコピーを入手

2009-01-13 19:53:44 | アコースティックギター
最近ヘンなギター(というかマニアックというか)を
中古で入手しまして。
いわゆるジプシージャズのジャンルでは定番の
セルマーマカフェリのコピーモデルで、
GITANEのSAGA D500というもの。
おもにリズムギターとして使うことが多いDホールタイプ。
6年くらい前に同社のオーバルホールをノリで買ったことがあったんだが、
なかなかその頃には思ったようにボディにナジメなくて、すぐ売りに出したことがあったんですね。
前のオーナーはあまり使っていなかったようで
大きなキズもなく、ネック状態もいいため、
購入しようかどうか気になってました。
ネットでこのモデルを検索してみたら、
結構カスタマイズしてガンガン使っている方もいるみたいで、
自分のプレイスタイルも、ジプシーやミュゼットの方向にも
向いてきたため、今回の購入とあいなりました。
今後、TOP板の塗膜の剥離をはじめ、PUの取り付けほか
いろいろ時間かけて使いやすいギターに
変えていくつもりです。

今年はどんなトシに・・

2009-01-01 19:47:27 | Weblog

昨年もいろいろな出会いがあったわけだけど、今年はそれらの仲間達とどこでどんなステージを一緒に作っていくことになるのか楽しみですネー。

 FLの新星は、ゲンノシン氏セレクトの念願のパンデエロを年末に購入、歌もやっていきたい!という大いなる目標もあり、何しろパワーを感じます。コッチも元気になりそう。
ボサ歌いのM氏は、マネではない本格的なボッサフィーリングを持っている稀有な存在。貴重な男性Voだし。思えばボサの創始者は男性だったんだよね。
2月には仙台での小さいライブも予定。

 
県外と言えば、在仙のM川氏ともまた再会したしね。
仙台プレイヤーを連鎖的に紹介してくれているムジカの面々を通じて、どんな新しいつながりができていくんでしょうか。

また、ライブをさせていただけそうな場所も少し増えました。
どちらも、山形では既に老舗クラスの洋食屋さん。落ち着いた歴史と趣のある店内で、さまざまなスタイルの生の音楽を提供していきたいと思います。

 と、今年も活動がカナリ忙しくなりそうですが、その分 自分の勉強にもなるし、ヤレルうちが花 ということでもあるし・・

でも、ひいては後進を育てる意味でも進んで音楽関係のイベントに顔を突っ込んでいくツモリではありますよん。