ま、バンドといってもPOPやロックバンドでのギタリストでなく、JAZZグループでのギターの位置デス。
ふつーだとやはりピアノが多いわけで、そこに更にギターが入る場合は、まさに遊撃手というか
比較的自由にプレイできたりするんですね。
フロントにぐいぐい絡んでいったり、リズムにファンキーなグルーブを加えたり。
ただ、ピアノが居なくてその代わりにギターが入る場合は、かなり全体のサウンドが変化してくる。
どうやってもピアノに比べてコードの厚みというかが少なくなるし、音数も出せない。
(ロックギターは、パワーコードに見られるように、音の歪みをうまく利用し厚みを表現できるわけ)
JAZZギターでJAZZピアノのサウンドの代わりは所詮できないんだよなあ。
だったら、結局は役割というか考え方を切り替えるしかない。
コードを提示する力を 敢えて弱くして、ソリストに、より自由な空間を作り上げるとか。
でもそれって、かなり高度なんだよなぁ。
バンド全員の力量がもろに問われます。
無論ギタリストの力量も素っ裸に。
うーん、ただただ練習あるのみか・・・・
今の時代、クラシック音楽は、大衆音楽のカテゴリからは外れ、一部の愛好家(演奏愛好者も含む)から支持されている音楽 と言えなくもない。
勿論、個人の趣向の選択肢が非常に多岐に渡っていることも影響しているのは言うまでもない。
では、JAZZ音楽はどうだろうか?
クラシック同様、どう見ても大衆音楽とは言えないと思うし、JAZZ愛好家もその高齢化がジョジョに進んでいるような。
若い演奏者もときおり出てきてはいるものの、反面若いリスナーはそれほど増えてはいない。
やはり、ダンスミュージックや、POPなバンドなどの愛好者が格段に多いはず。
フェスイベントのジャンルやスタイルの変わりようにも象徴されている。
以前はJAZZフェスが非常に賑わっていたが、今や大きいものは東京JAZZのみ。
このままでいけば、JAZZ音楽もクラシック音楽とほぼ似たようなポジションになることだろう。
無論、その芸術的価値は不変だろうが、そのボリュームは先細りの道となることは間違いない。
と警鐘をならしても、何をどうすればその先細りを少しでも回避できるのかは
自分はわからないんですよ。
なんとか米沢雪灯篭まつり屋外ステージ演奏 終わりました。
いやはや、久々の持ち時間がツライ時間でしたー。
次第に凍傷になっていく感覚を実体験したような。
最初、軍手をしてなんとか弾けないかと試してみたんだけど、
簡単なコードならイケるんだけど、複雑な押さえ方はムリ。
出番前には十分に指を温めておき、熱い麦茶の紙コップもそばにおいてたんだが、
1曲終わるころには、もう指先がジンジンしびれてきて・・・
指の固まり方は、次のようになりますネ
1 指先の弾力がなくなり、指先の押弦溝が戻らない →ビビりやすくなる
2 指先の感覚がなくなっていき、どの指がどのフレットを押さえているかが混乱してくる →もはやAmかEmかの感覚がない
3 指関節の弾力が次第に失われていき、動かせなくなる。→ベースを入れられない、アルペジオもできなくなる。
と、末端からダメになっていくんです・ネ・。
今回の過酷な状況下での演奏から、学んだこと。
無理を承知でやらなくちゃいけない場合は、
MCを曲中にこまめに挟んで、少しでも指の回復に努める・・・・
ソレしかないデス・・・
結局はガットギターが好きなので、ライブではほとんどガットギターを使用することが多いんだけど、
ひとつだけ、なんとかならんかな~という点があって。
それは、
寒暖差で、1・2・3弦が伸びたり縮んだりが激しい点。
要するに、
冬の室内の演奏では、事前にチューニングをいくらシビアに合わせても
暖房の具合で、すぐに崩れていくんですよ。
ツライんだよねえ、チューニングが狂ったギターを弾き続けるのって。
伸びにくいナイロン弦とかどっかにないスかねぇ。
もう気が散って仕方ないんですよう。
せめてスチール弦と同じくらいの伸び縮みのナイロンとか・・
あるわきゃないか・・・