いろいろなメディアで、今回の震災で間接的に被害を受けている業界の声なき声がとりあげられている。
旅行会社をはじめ、飲食業、旅館業、サービス業、イベント会社などなど。
かなりの打撃になっていることは確かだし、廃業するところもでてきている。
幸いにも被害をうけなかった地域に被災された人々が避難をしてきている現状は周知の事実。
そこの地域でも 次々に予定されていたイベント、旅行、飲み会などの自粛モードが続いている。
ただ、この自粛モードだが、続ければそれだけサービス業界に深刻な打撃となるのも間違いない。
避難してきている人々はこの自粛モードを今どう感じているのだろうか・・・。
こういった自粛モードが続き、勢いや明るさや元気さがいまひとつの街に、はたしてこのままずっと避難していたいと思うだろうか?
被災者の悲しみに共感し、元気を出せずにいることは、逆に被災者のゼロから再出発しようとする士気を応援することにはならないのではないだろうか・・・
皆さんはどう思いますか?
あの日あの時間以降、あまりにも数多くの問題が同時進行で噴出してきている。
予告も無く一瞬にして家族や肉親や家財・車などを失ってしまった東日本太平洋側の市町村での被災地は
いまだにたいへん過酷な状況だし、
さらに原発事故の福島は、放射能問題がかぶさり、今後自分の家にもどれるのかも全くわからない状況。
まだまだガソリンも不足していて外に出かけることも慎重になっているし、
NHKニュースを見るたびに暗くならざるを得ない毎日。
そんななか、自らも被災した自閉症の男の子が、非難している女川の小学校の音楽室にあったピアノをたまたま弾いたら、
被災者達からこころが癒されるとの大変な評判となっているという話が聞こえてきた。
避難所では体調管理の面から毎朝みんなで体操を実施しているようで、
そのときにたまたまそこに避難している自閉症の彼がラジオ体操のピアノを弾けたため、
いまでは毎朝彼のピアノにあわせてみんなでイッチニとやっているとのこと。
また、いろいろなポピュラーな曲をリクエストで弾いて、避難所では話題になっているらしい。
彼の奏でる音楽が、避難所で生活されている方々にとって、なにかプラスに作用しているのは間違いないようだ。
音楽を聞くことで、自分達の過酷な生活状況が改善されるわけはなく、空腹が満たされることもないはずだが、
避難所の皆が、彼がピアノを弾くときには笑顔で集まってくるという。
これがよく言われるところの「こころの癒し」なのだろうか・・
今の時代に、私達の音楽は、今何ができるのだろう
今回被災に巻き込まれ、いまだ家族の生死もわからない方々もたくさんいる。
それを思うと、本当にいたたまれない気持ちでいっぱいになってしまう。
突然にあの津波にのまれてしまい、予告も無しに明日からの人生をいきなり断ち切られてしまった悔しさは
いかばかりなのか。
被災地の状況をニュースで見るたびに、目頭がうるんでくる。
奇跡的に津波に巻き込まれずに助かった方々でも、寒い避難所で眠れない夜をすごしている。
原子力発電所の事故のため、周辺住民も突然の避難を余儀なくされ、体育館などでつらい毎日をおくっている。
福島の自分の家には果たして何十年後に戻れるのだろうか、生きているうちにもどれるのか と嘆いている。
避難所ではさまざまな物資が足りていないと報道されており、中でもやはり
ガソリン、灯油が底をついているとのこと。
なんとか被災地最優先でこれらの配送が早期になされることを祈るばかりだ。
無事で済んだ自分達に、今簡単にできることは、まず節電、
そして救援のために被災地へ向かう車や被災者の車にガソリンを優先させること。
不要な電灯はまめに消すべきだし、
待機電力を少なくするために、すぐに使う電気製品以外は
コンセントを抜いておく。
ホンネは自分の車にもガソリンをなんとかフルにいれておきたいところだが、
そこは被災者たちのつらさを思い、給油は最低限にとどめておくべきなのではないか。
なるべくであれば車を使わずに、近場は自転車で移動しよう。
どうしても使うのであれば、車の燃費を考えて、余計な荷物は車から取り出しておこう。
また、タイヤの空気圧を少し高めにすれば燃費もよくなる。
自分たちにできる小さいことから行動にうつしていくことが
間接的に、被災地を応援することにつながっていくと思う。
kity関連の音楽関係仲間の安否を確認中ですが
宮城・福島在住の仲間でまだ連絡がとれない方もいます。
都内から自宅に戻れない仲間もいます。
なんとかみんな命だけは無事であってほしい。
東北地方では余震もまだ頻繁に続いているので
更なる被害も非常に心配です。
ニュースで幾度も報道されているとおり、海岸に近かった街は壊滅的な状況にあります。
奇跡的に高台に非難できたものの孤立し救助を待っている方々がまだまだたくさんいます。
被ばくを覚悟で原発の鎮火に立ち向かっている方々がいます。
被災地で苦しんでいるたくさんの方々に対して、いまのところ無事である自分達は
すくなくとも今自分達ができることを 皆で協力して行動していきましょう。
電気の通っている家庭であっても、過度な電力を使わないように節電しましょう、
下水処理能力低下とのことなので、効率的に水道を使いましょう、
火が使える家庭は、2次火災をださないよう十分に余震に注意し、グラッときたらすぐ消化を。
被災の安否、被災情報交換以外の電話・メールは控えましょう。
幸運にも無事で済んでいる自分達は、実際被災地方面に向かうことも非常に困難だし
最優先すべき救援隊の通行の妨げにもなってしまうことから、
自分達の身の安全をまず第一に、
各々どうやったら被災地の人々に協力ができるかをよく考えていきましょう。
なんとかもうこれ以上惨事が広がらないことを祈ります・・・
最近指弾きが多いんだけど、たまーにピック持ってソロ弾こうとすると逆にスムーズに弾けなかったりして・・
たしかにそれぞれの音質は結構違うので、最終的には各人の好みにもなるんだけど、
全く同じフレーズを指とピックで弾いたときの演奏者側の印象というか、充実感というかが違うモンなんです。
やはり指のほうが自分としてはダイレクト感があり、スピードが犠牲になったとしても好きなんですね。
さらに指先で弾くか爪伸ばして弾くかというところもある。
指先は暖かく太い音だし、爪だと倍音豊かで鋭角さがあり、ラズゲアードには必須。
なかなかマニアックな世界ともいえるんだが、ギター弾きには面白い世界でもあるんですヨ。