この時期、雨や台風の時期でもあります。
屋外の演奏予定も、この時期少なくないんだけど、
実際問題、雨や風のなかの屋外演奏を強行される場合もあり、
やる方としては、非常にツライものがありますよねぇ・・
たとえテントを張ってもらっても、結局ヨコ風の影響もあり、・・。
ま、自分のカラダや服は濡れてもイイんです。
イヤなのは、楽器、機材、譜面等なんですよね。
フジロック程のフェス規模であれば、かえって盛り上がったりするし
強行してもカッコいいんでしょうでどねぇ。
この世界には、様々な分野でAIは確実に入り込んできてる。
製造業はもちろん、監視カメラによる個人認識、車の自動運転、考えればキリはない。
では、
我々のような楽器演奏、歌唱はAIによってどう変わっていくのでしょうか・・・
古くから「自動演奏」の仕掛けはありました。
例えばオルゴールや自動演奏ピアノ。
また、シーケンサーでMIDI楽器を鳴らす方法。
そして初音ミクも革命的なツールですよね。
AIが、PCにインストールされた楽器音を鳴らし、音楽を創造していくことも
可能な時代です。
膨大な楽曲のデータをAIに学習させれば。
と考えていけば、ある程度のライブは、人間がかかわらなくてもできてしまう
ということでしょうか。
鍵盤楽器はAIは得意だろうなぁ。
PCでの打ち込みで打楽器、管楽器、そして弦楽器の音源を鳴らして
演奏ができちゃうわけですよ。
ボーカルだって、おそらくネ。
でも、
膨大な演奏データを踏まえて上手に演奏できるAIとは思うけど、
学習していないことや、お客さんのノリを感じて曲調を変えていくとかを表現できるかというと
どうなのかネェ~。
今までに慰問演奏は何度も経験はしてます。
どこでやってもある程度ウケる曲はあるんだけど、
毎回それだけでは飽きられちゃうし・・
それに、どのくらいのキーでヤルかというのも、毎回悩みどころ。
こちらが丁度いいキーだと、おじいちゃんおばあちゃん達は
うまく歌えないことも多く。
更には、
施設を利用されている方々の年代が確実に進んでいるため、心に残っている流行曲も確実に変わっているはず。
いつまでも「荒城の月」ではどうなのか・・
うーん、いろいろ悩みながらも、今月2回予定しております。
久々に プチ森林浴というか、人工の音を離れ、自然の音に囲まれたひとときを楽しんできました。
やはり街の中では、そういった人工の音から逃れることはできないわけで、
でも山形は それこそちょっと走れば木々が生い茂る山々がある。
自然にすぐ触れられることは、田舎ならではだしある意味ありがたいと思う。
葉っぱの擦れる音や、虫の声、鳥のさえずり、川のせせらぎ、
同時に、様々な匂いにも気づく。
草の匂いや花々の香り・・・
ただの自己暗示かもしれないが、
人工の音が染みついてしまったカラダのどこかが、ニュートラル方向に少しリセットされたようにも感じました。
とっても、いい時間。
たまには演奏を忘れ、こういった森の音楽会にドップリ浸ってみるのも
また大事なことだと思ったしだいです。
でも、そういう場所でも
「ギターでも持ってきて丘の上で弾いたら気持ちいいだろーなぁ・・・」
と思った自分は、
やはりどう転んでもプレイヤーなんだよねぇぇ・・・