ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

御大甲斐さん(pf)との競演でしたん

2008-08-30 00:40:51 | ジャズ
オビハチでの甲斐恵美子さん(pf)との競演、楽しませていただきました。
オリジナル曲半分、スタンダード半分、一本勝負。
やはり独特の世界観というか、甲斐さんならではのスタイル。
緊張とともに楽しかったです。
ギターは曽根さんでした。
彼の持ってきたギターがまたユニークでギブソンES-330という
エピのカジノとソックリのモデル。
PUはP-90だし、シンボディながらフルアコだし。

アンプは定番AERビンゴかと思いきや、
さらに小型のAERアルファというモデル。
日本では購入できないはず・・。
ミニブルートより小型。しかもJAZZにぴったり。
ギターも弾くことを最後まで隠してたんだけど、
興味しんしんがバレたかなあ。

いづれにしても、オリジナル曲を演奏するのは、勉強にもなります。

おわったあとのビールがおいしかったですう・・・。

WB弦高あげてみた~2

2008-08-25 20:04:07 | ベース(ウッド・エレベ)
で、音の方は「ブウン」から「ボン」という詰まった音に変わってきて、
よく言えばよりガット弦のようなオールドテイストのウッドらしい音。
箱なりが強く出ている感じ。
だ・が・
プラス面だけではなく、弦高が上がることでの
マイナス面も当然強く現れてきた。
まず、
弦がなかなか押さえられない・・
特にローポジ、それからハイポジも。
最初はいいけども何曲もでは指が絶対にもたない。
また、E弦とA弦の1度と5度の重音奏法だが
今までは2本指でおさえる事ができたが
到底不可能になってしまった。
そして、音がブツブツと切れがちにもなり、今までのようにうまくビートがだせない。
しかも、
音が前よりデカくなった と自分では思いきや、
それほどバカみたいに大きくなってはいないことに気付いた
うーん、これは大変な状況にハマってしまったかも・・・
リンゴを左手で一瞬でツブしてしまうくらいの握力をもった
180を超える巨漢のベース弾きであれば
屁でもないのかもしれないがねえ

握力ってドコまで鍛えられるもんかねー
ハア・・

結局、弦高は少しモドしました・・
でもね、いろんな文献読んでみると、
弦高をあげすぎると、
楽器にも強力な負担がかかり
楽器によくないらしい・・みたいだ。

そーだったのか、
やはり自分が弾ける範囲での調整をはかるのがいいみたい。
自分の楽器だからね



ウッドベースの弦高をめちゃ上げてみた

2008-08-19 20:38:42 | ベース(ウッド・エレベ)
弦高をかなり上げてみた。
でも、自分のウッドでなくうちのメンバーのウッドベースなんだが。
実は上駒の部分がかなり弦溝が深くなって、ポジションによって
ビビリが生じてきたもんだから
この際上駒の交換と、ついでに駒自体に下駄はかせて
とにかく極力弦高をあげてみた。
どのくらいかというと、4弦の1フレットあたりを押さえる際に
人指しユビ一本では押さえるのが現状ではムリなくらい・・
一瞬なら押さえれるが、数秒はもたない。
また、指板エンドでは各弦とも1cmに調整。
弦はオケ用のミディアムゲージ。
このセットアップでの出音は、ボーンからボンボンと余韻が無くなり、
よく言えば前より暖かい感じに向いてきた・・
よりウッドっぽい音だねえ。

だが・・・


響きすぎる会場ではどう調整したらいいのかねえ

2008-08-18 20:07:35 | Weblog

サルサの大イベントが宮城であり、ウチのボサグループも演奏したんだが、
雨天のため、野外演奏の予定が、円筒形の屋内会場での演奏となった。
ギターとベースはアンプ直出しで、VoとキーボードをPAで出したんだけど、
うまく各楽器のバランスが取れない。
更に音場が残響が多すぎて、もはや自分の音すらもうまく聞こえない状況。
典型的なエントランスホールですな
ボサは四畳半空間で楽しむ音楽と思っている自分には、PAリハでの出音が
でかすぎ、残響を防ぐため自分の音を絞ると、他のメンバーが聞こえなくなるし・・
メンバーにアンプを向けるとお客さんに音が届かないし。
結局本番では、不安を感じたまま、他のメンバーとの音が練習どおりに
うまくかみあっていることと思い込んで、演奏しました。
うまく演奏できてたかなあ。でもそういうことってよくアル話だよね・・。
あとで、この場合どうしたらよかったかをヨク考えてみた。
会場の音響を調整するのはまずムリなので、PAさんにモニターを設置してもらえるのであれば、率直にお願いすべきだったし、
機材の関係でモニターがムリであれば、メンバー全員がもっと寄り合って、
互いの生音に近づいて演奏すべきだった。
練習のときよりも離れて演奏していたつもりは毛頭ないんだが、
もっと近づいて演奏すれば、少しはよかったかも。

普段肩がぶつかるような狭い店内で演奏する機会が多いため、チョット広い会場だと、ノビノビとセッテイングしたくなるくせがあるんだねえ・・


30年前の演奏レベルにも追いついてないよう・・

2008-08-13 20:50:42 | ジャズ
30年前山形市で行われたZシムズの貴重なライブ音源を聴いた。
ギターのBピザレリも演奏で入っていた。
それがねえ、30年前とは思えないイキイキとしたフレーズが満載だった。
PAミキサーのレコードアウトからダイレクトに38cmオープンリールに
繋いで録音したようだが、
各楽器の音質も曲も、現代のJAZZのCDのソレと大差ない。
SAXの音も滑らかでイマ風だし、ピアノも弦の透明感もあり、
Drやギターも去年録音しました といっても通用するくらい。
唯一ウッドベースの音だけが、ちょっとだけ古い感じかな。
もろピエゾPUとポリトーンがわかるみたいな・・。
でも、そーなんだよねえ、イイものは時代をこえるんだねえ。
30年以上前にJAZZは既に完成されていたんだよねえ。
ソレをいまだに超えられない自分に、ちょっとカツをいれたい
今日この頃。