ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

声のチカラはやっぱおおきいよな

2006-05-24 21:08:29 | Weblog
楽器のプレイヤーは 楽器で歌うのが当然ではあるけど、逆に声で歌うのは苦手なヒトも多いはず。楽器しながら歌ういわばシンギングプレイヤーは、昔は結構いたけどね。
かく言う自分はギターやベース弾きながら時々コーラスをとったりはするんだけど、コレが実はかなり難しいのよ。
メロディを歌うのであればKeyさえあえば比較的ラクなんだが、コーラス部分でそれもリズミックなとことかは練習しないとダメだね。
ベース弾きながらのコーラスはカナリ難度が高い。ベースラインを弾きながらVoとハモルラインを瞬時に見つけ合わせていくことになるからネ。
でも、メインの歌にちょっとコーラスをかぶせるだけでグッと曲全体が華やかになるんだよ。楽器をひとつ増やすよりコーラスを増やしたほうが効果があると思う。
というわけで、少数で最大限の表現をというのが、最近の自分たちの演奏スタイルなんだ。


ボサノバを弾くには脱力がポイントだね

2006-05-20 20:58:56 | Weblog
ガットギターとアコーディオン、それにヴァイオリンとかでソレ風の演奏を最近よく好んでやっているんだけど、音量のバランスで悩むことが多いんだよな。
アコーディオンやヴァイオリンは勿論ナマで結構音量が出るんだけど、それに比べるとギターはどうしても音量は負けるもんだ。
ストロークでガンガン弾く曲は問題ないんだけど、やっぱりボサノバも時にはやるわけで、そんなときおのずと弾き方が荒くなってしまう自分にふと気がつく。
後で録音をプレイバックしてみると、やけにトレブリーなギターの音色になったりしてね。
無意識にアコやヴァイオリンとの音量バランスをとろうと右手のピッキングが強くなっちゃうんだよな。しかもはっきり弾こうとしてブリッジ寄りを弾いちゃうからなおさら。
最近個人的に大好きな ボサの吉田慶子サンのコンサートの隠し録りのMDを 寝るときによくかけっぱなしでそのまま寝ちゃウンだけど、あまーいソフトなギターの音色がボサらしくていいんだよねー。
サウンドホールの近くをきっと撫でるように弾いてるんだよ。
キチンとしたPAも入ってたから、タッチが弱くても大丈夫だったんだよね。
生音でやれればそれに越したことはないんだけど、もともとギターは弱音楽器だから、ソフトなギターの音色がマッチするボサノバを演奏するのであれば、アンプリファイズを選択するのも間違っていないと思うよ。
自分だけアンプを使うのは確かに気が引けるところはチョットあるけどね・・・・。

ラーメン屋で胡弓のライブって・・・・

2006-05-19 21:21:59 | Weblog
胡弓ってどんなものか知ってるでしょうか?二胡とは音色が似ているけど違う楽器です。
まず二胡はスチール弦が2本、蛇の皮が張ってあって、弓は2本の弦の間に通されている(つまり弓は外れない)、中国産楽器。バイオリンともよく比較されますな。中国の十二楽房でもおなじみ。
胡弓は絹糸が3本、猫や犬の皮で、弓はかなり緩く張ってあって独立している、日本で生まれた楽器。丁度三味線のミニチュア版みたいな外観で、結構カワイイ。
江戸時代初頭あたりに完成された邦楽器で、現代においては邦楽の三曲というと、尺八・三味線・箏になるが、ひところ昔は尺八でなく胡弓が主役だったらしい・・。
今じゃ演奏家は殆どいないんじゃないかな?山形で一人、東北でもかなりめずらしいとか。実際TVや写真で見たことはあったが、演奏は実際聞いたことがなかった。
で、ある有名な地元のラーメン屋さんの店内で胡弓のソロの演奏会が行われるという情報が入り、興味しんしんで行ってきたよー。
ラーメン屋でラーメン食べながら聞いていいのかな・・・・と思いつつ。
初めてこの目で見ました。ふとももの上にチョコンと立てて回転させながら弾いてましたよー。なんか馬頭琴にも似てたナア・・・。
邦楽や童謡など8曲くらい演奏してくれました。弓はいわばジャーマン式のグリップで演奏してたね。
演奏の合間に演奏者と話をすることができたんだが、コレがいろいろと楽器のあれこれでもりあがっちゃって、それじゃー一緒に後で演奏してみましょうかということになっちゃって・・・。クルマにいつも積んでいるボロギターを出してきて、ステージで一緒に母さんの歌を演奏してしまったよん。
胡弓の方も逆にコッチに興味をもってくれたようで、連絡先を交換して帰ってきましたー。
胡弓って30万くらいからあるんだって。なんか欲しくなってきたような・・・。

ギタ-の表板を手で押さえてみたら・・

2006-05-17 20:12:15 | Weblog
生ギターを持っていれば、実験してみよう。
弦をチューニングしたら、ピックでも指でもいいからジャラーンと音を出したあと、表板をどこでもいいからソッと押さえてみて。
ホラ、音色が変わるのわかるでしょ?それも押さえる場所によって微妙に音色も変化するのよね。
ということは、弦楽器の表板のそれぞれの箇所でそれぞれの周波数の音を出していることになる。
表板の振動を拾うピエゾピックアップを付ける場所によって、ある特定の音のピークが強くでたり、逆にバランスよくなったりするんだよね。
だから、そのポイントさえカット&トライでなんとか見つけられればね。
楽しみながら悩んでみるかー。

ギターのドコに貼り付けピエゾをつければいいかな?

2006-05-16 20:44:24 | Weblog
内蔵型のピックアップのIBeamについては先日少し語ったが、外付けの貼り付けピエゾについて今回コメントしてみよう。
この外付けタイプは、例えばギターの表板にペタッと貼り付けて、振動を拾うようになっている。無論振動しているトコロであればドコでも音になるんだけど、貼り付けポイントによっては結構ムズカシイかな。
自分もいろいろポジションを試してみましたー。
ブリッジの上、6弦側や1弦側、ピックガード付近とか。
各弦のバランスがもっとも自然になるように、しかも音の出方がなるべくナチュラルに、かつ音量がかせげるトコはいったいどこらへん?
1弦ピン側のブリッジ近くの表板がいいみたい。サドルの端っこというか。楽器によりポイントは若干変わるようだけど、6弦側よりはバランスいいかな。
後日もう少しくわしく書いてみるか。