ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

最近のウッドの音の好み

2005-06-26 20:12:10 | Weblog
ウッドベースの音というのは勿論個体差があるが、好みが分かれるようだ。倍音のすくないあったかい音 ボンボンという音の人もいれば、至近距離で聞いているようなけっこうブリリアントな音の人もいる。ビート派は前者、ソロ派は後者だね。自分は後者だな。駒のスグそばに耳を近づけてきいてみて。生々しいウッドの弦の鳴りが聞こえるでしょ。ドライでありウェット。でもこういう音をアンプからだすのがホント難しいのよねー。たいていはコーコーとした中域音となりがち。弦に一番近いフィッシュマンあたりでアンプ出しの音を格闘中です。

どこまで演奏できるとジャズっぽくなるんだろ?

2005-06-24 20:14:17 | Weblog
よくあるのが、譜面におたまじゃくしが書いてあるソロをパラパラ演奏して、ジャズの演奏でしたーという間違い。ソレはジャズとはいえないんだよな。かの山下氏が言っていたように瞬間芸術なんですねえ。譜面を弾くというのは、そのおたまじゃくし書いている時のエモーショナルな感覚を追っかけていくということ。今の音楽じゃーない。もっと耳を澄まそう。クラシックのプレイヤーのおおきな失点だね。

ジャスコでのミニライブ

2005-06-19 22:43:45 | Weblog
JazzCatがエレガットで、あとフルートとパーカスでのトリオ演奏でしたん。結構お客さんが集まってくれました。(ジャスコだから当然か・・・)イパネマとか酒ばらとかボサっぽいのからさにーサイドあたりのSwingモノまでを演奏。また来月別編成で演奏してくれってリクエストを受けちゃった。コアイバニーズのアートウッドの90年代あたりのエレガットなんだが、結構各弦のバランスがいいのね。フィッシュマンのピエゾみたいなんだが、アタリみたい。ノイズも少ないし。たかみねのエレガットも持ってはいるけど、あれ、ノイズが少し載るというか、純粋に2つ比較するとわかるね。ま、ゲートとかかませればいいことなんだが。

ウッドベースはやっぱり見た目

2005-06-07 20:58:37 | Weblog
最近ブライダルを頼まれることも多い。昔からのスタイルというより最近はパーティー形式のモノがおおくなってきているので、例えば迎賓とかの時にジャズバンドがシックにBGMを演奏しているなんて、カッコいいんだよな。黒服でね。でもそういうときには。やっぱグランドピアノにアコベだよね。イマイチエレベは似合わないんだな。音はどーであれ、フィッシュマンをつけているとしてもえてしてそういう会場だとアコベ本来の音は望めるわけないから、ハコのベースであれば、それでOK。グッと場がオシャレになるというもの。エレクトーんは今はハヤラナイヨーン。

ベースのコンチュウの話

2005-06-03 20:30:38 | Weblog
コンチュウすなわち魂柱である。コレが非常に重要なのは弦楽器のかたならセンも承知だと思う。ハコの単純な構造を中で支えているのがこれ。弦を緩めるときに注意しないとこの魂柱が位置がズレてしまうこともあるし、倒れてしまうこともある。そーすると素人では治すのはムリ。
TOPにかかる圧力をモロに受けているのであるが、音色の中心でもある。
駒とこの魂柱の位置関係で、音が硬くなったりやわらかくなったり、そりゃー変わるのよ。だけどしろうとは自分でいじくるのはやめたほうがいいね。
だからウッドプレイヤーは自分の楽器のお医者さんをみつけておくべきだよ。