ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

演奏楽器の組み合わせを考える

2005-11-29 00:02:19 | Weblog
まずVoを入れる場合、最小のバックはコードをだせるピアノとかギターだよな。ベース一本だけだとキワモノになりがち。相当な技術が要求される。コード感がだせないし。それを逆手にとってスリリングにする演出もあるけど、ワンステージはキツイ。
これにリズムを入れるとなれば、パーカスでしょう。Drだとバランスが良くない。
Drを入れる場合はやはりベースが必要じゃないでしょうか?
で、自分が面白そうな構成はギターとフロント(Voでもピアニカでもヴァイオリンでもいいけど)とパーカス。コード楽器がひとつのほうがいろんなハプニング的な進行が可能だからね。リハモも自由自在。また身軽なのもいいな。
アコーディオンも理想なのだが、結構高いのよね・・・。楽器重いし・・・
手軽さで忘れちゃいけないのが、ハーモニカ。だれか知りませんかねぇジャズハーピスト。なかなかいないよねー。
ハーモニカとギターとパーカスでストリートなんか絶対カッコイイかも!



ショーロクラブ、なかなかのスゴ腕集団

2005-11-27 12:10:52 | Weblog
エー、我々ショーロクラブとは言っておりますが、別にショーロだけを演奏するグループではありません・・・というとぼけたMCから始まったショーロのライブ。バンドリンというフラットマンドリンみたいな楽器が哀愁のメロをとり、ササゴさんのギターが超絶テクでコードをサポート。そして沢田氏のウッドがノンPAで2人に絡みつく。なかなかでしたよん。プレイヤーには大変参考になるライブ。でも一般ウケはなかなかしないだろーな・・。
面白い現象を見つけた。オレ的にはジャズのライブとボサ・ブラジリアン系のライブ両方によく行くんだけど、後者のほうが若い女性が多いように感じる。また賢そうなオシャレな人が目につく・・といってジャズファンが賢くないというワケではないんだが、あくまで見た目ネ・・・・。
ジャズライブでみかける常連さんは殆ど見かけないのも不思議だよ。殆どバッティングしてないようだね。お客さん重なっていない。
でも一度 自分のお気に入りの他のジャンルも覗いてみると新しい発見があったりして面白いと思うよー。
タンゴのコンサート行ったときも感激したなー。情熱的で血の香りもした、周りはオバサマが多かったけど。


適正な音圧について続編

2005-11-24 20:09:19 | Weblog
レコード(言い方がすでに古いか・・・)をホームステレオ(も古いか・・・)で普段聞く音量というのは、人それぞれなんだけど、結構な音量でがんがん聞く人からBGMっぽく聞く人、いろいろ。でも、楽器それぞれの生音よりも音をデカクして聞くのは本当じゃないと思うんですね。とくに生楽器のアコースティック感を大事にしているジャンル。
ピアノならばそこでグランドピアノが実際鳴っているように聞こえればいいと思う。
それ以上の音圧は必要ないと思う。
実際には楽器の生音のアタックのピークレベルは相当なものであって、レコードやCDだとコンプレッサーをかけて波形を聞きやすくしているものなんだよね。
今CDは素人でも作成する時代になったが、いかに楽曲全体のレベルをあげて記録するかがキーワードなんだよね。

適正な音圧について

2005-11-22 21:34:48 | Weblog
と書くと何かの評論みたいだが、たとえば音楽をどのくらいの音量で楽しむのがいいのか?ということである。
ロック・ハウス・クラブ系は圧倒的な音圧が似合うよな。腹のなかまで震えるような。何も考えられなくなるくらいというか。でもジャズはどうか?
コンボなら音圧感はあまり必要ではないよね。ピアノの自然な音量くらいが似合うと思う。ま、ビッグバンドは別としてね。要するにノンPAで楽器そのものの音量が一番いいんじゃないかな。ただし、弦楽器は少し補強は必要だとは思う。ギターの単音がどう転んでもサックスと同じ音量は出せないのよね。自分なりの音量バランスというのは、奏者のテンションというかパワーレベルが均等の状態。例えばサックスが40%のパワーで吹いているときに、ベースが70%のパワーではチグハグになってしまうんじゃないか ということ。ベースも40%のパワーでやるべきで、足りない音量はアンプリファイズを利用すべきと思う。
じゃクラシックはどうか?
これは結構ナマでも音圧あるんだよね。音がほんとにでかい。というかダイナミックレンジがものすごく広い。だから家庭用のステレオではなかなか本物のオケの音圧は出したくても出せないはず。
山響とかホールで聞いてごらん、結構音圧あるよ。

ナニ?ホールじゃなく外のロビーでのライブだった

2005-11-21 20:17:29 | Weblog
中村ケンゴクインテットのライブにいって来た。ライブ会場となったホテルの3Fについてびっくり。通常のイベントホールの中じゃなくて そこのロビーの方に楽器がセットしてあった。なんとなく理由はわかった、よりアコースティックでデッドな音場を狙ってのことらしい。たしかにイベントホールってデカイし作りも立派だけど、反響しやすいし、PAも必要になるし、ナマ音とはまた違う感じになるんだよね。
うーん。コレいいかも。プレイヤーもココの会場(ロビー)が今までで一番やりやすい会場だっていってたみたい。ホントかよ・・・
で、ベースのケンゴ氏のセットアップだが、リアリストのピックアップにアコイメのアンプ。アンプのDIアウトからミキサーへ音を送っていた。また、持参したEVのRE-20ダイナミックマイクでもF字孔あたりをねらってたね。だからマイクとラインのミックスでPAフロント出ししてた。
彼のような弦高が高いミンガス愛好者、ビート派は リアリストが非常にマッチしているよね。低音域は殆どナマっぽいしランニングの迫力がいい感じ。ただし、1弦2弦の高音域でのソロの場面だとダメだな。音量がぜんぜんたりない。マイクでなんとかフォローしていたようだ。
やはりマイクにかなうシステムはないようだなー。でもマイクだけだとしばしばハウルしね・・・。
リアリストにピエゾをミックスすればいい話になるんだけど、それも少々面倒くさいし・・
なんかないかねー・・・・簡単でいいシステム