カラオケルームや飲み屋さんによくあるパーティーグッズ、
マラカスやモンキータンバリンなんだけど、
それはそれでいいんですが、
ブラジル音楽スタイルでは、タンバリンと似た楽器がよく使われます。
少し小さくジングル(プラチネラ)が無いタンボリン。
また、見た目皮付きタンバリンと非常に似ており、チューナブルで、ジングルの装着方法が異なるパンデエロ。名前も呼びなれないと、間違います。
(よく似た言いまつがいは、コンガとボンゴ。なんかボンゴのほうがデカく思えるんだけどソレ反対です)
タンボリンは結構単純な作りで、手荒に扱ってもマア大丈夫みたいだが、
パンデエロは本当にこの楽器を知っている方にしかお貸ししたくないのが本音ですねー。
酔っぱらってセッションとかで楽器をマワされると、タンバリンみたいにバシバシ叩かれて大切なジングルがグニャリとまがったことも。
タンバリンと違うんダヨー。
先日職場の送別会の2次会で、とある駅前のスナックに入ったんだけど、
(スナックなて古い言い方だが・・)
カラオケセットの脇にありました・・
マラカスとタンバリン。
すでにみなさん酔っぱらってるから、歌にあわせてジャラジャラとマラカス振って
楽しんでた。
ま、よくある光景です。
でも、楽器使いとしては、少々フクザツではあります。
マラカスは玩具でなくレッキとした楽器なんですよう。
ラテン・サルサ等には欠かせない楽器ですが、コレ、本気でやろうとすると、
かなーり難しい。
シェイカーの比でないっス。
正直、自分はうまくできまへん。
ま、職場の飲み会で、そんなこと考えながら飲まなくてもいいんですけどね。
基本アコギ、しかもナイロン弦をメインに使ってるんだけども
もちろん演奏によってはエレキギターやエレベも使います。
何故ナイロン弦の頻度が多いかと言われれば、
答えは明瞭、
スチール弦だと音が伸びすぎるからデス・・・
弦をヒットしたあと、スムーズに音が減衰してくれたほうが、自分は扱いやすいんですよ。
サスティンを何かを使って伸ばすことは可能だけれども、もともと伸びのある音を自然に減衰させるのはムズカシイんですよ。
弦をミュートすればいいって?
うーん、不自然じゃないですかー。
自分としては、伸びのある音よりは、伸びの少ない音のほうが、ギターやベースは
好きですねぇー。
過ぎたるは及ばざるがごとし と言えるかも・・
青柳陽子さんのELLAライブ、お客様に喜んでいただき、
なんとか終わりましたー。
久しぶりの共演ということで、演奏前にいろいろとお互い積もるハナシで盛り上がりました。
そのなかで興味深かったのは、
陽子さんは演奏前にお酒を(結構な量を)飲んでからでないと、歌わない という事実。
ま、多少気分をお酒でリラックスさせてから歌うという方はプロの方で少なくないんですが、
彼女はその量が・・ワイン1本空けました。
緊張しやすい性格ということもあるようですが、
飲んでからだと、歌うことにだけ集中できるから だそうで。
逆に、シラフでステージに立つと、歌うこと以外のいろいろな情報が気になってダメなんだそうです。
あー、ソレすごくわかる~。
ライブ中のほんの些細なミス、お客さんの視線、話し声、PAの調子など、一回気にしちゃうときりがないので、
お酒を飲んで逆に感覚を鈍らせてリラックスして歌ったほうが、結果的にはいい演奏になることもあるんですよ。
はい。
ただ、もちろん個人差はありますヨ。度を過ぎればNG。
そのバランスポイントはやはり経験値なんでしょうね。
また、
ライブ本番で失敗はつきものだし、失敗を繰り返したプレイヤーはどんどん成長していく
という話も納得しながら聞いてました。
はい。
様々なステージ経験をもつプロの歌い手は、さすがに修羅場をくぐってるなあ・・・
最近ほとんどガットギターが自分のメインなんだけど、たまにエレクトリックギターも
弾くときあって、
AERとかもよく使うのだけど、
バンド編成によってはもう少し音圧の欲しい場面もあり・・。
で、一台だけフツーのEG用アンプ持ってて、
それがピービーのENVOY110なんです。
もちろんオークションで落とした中古、
通常のロックギタリストの間では評価がそんなに高くはないけど
クリーントーンだとなかなかに使えるというネットでの評価もあり、
以前手に入れてたモノ。
で、先日のジャズコンボの現場で使ってみて、やはり使いやすいアンプと感じました。
各トーンの帯域も使いやすいしリバーブも薄く長い上品なタイプ。
スピーカーをセレッション8Ωに載せ換えして少しだけ重くなったけど、10インチオープンバックの40Wアンプにしては重量が軽いほうだから運搬がラク。
このENVOY110 自分はなかなかに気に入ってますー。