ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

生楽器に電子楽器は追いついた・・ ワケなし

2008-03-10 21:51:04 | 楽器全般
先日知り合いのライブに顔だしてね、
DrレスでVo・WB・Keybのトリオだった。
若手のなかなかセンスのイイ感じの演奏にしばし聞き入っていたが、
若干の もの足りなさというか、コクの足りなさというか
聞き応えのちょっとしたウスさを感じた。

決して間違ってやっていたワケじゃない、ミストーンもさほど気にならなかったし。

よく耳にするDuoと比較すると、
うすい・・
多分、Pfが生ピアノでなくデジタルPfだったからかなあ。
ピアノであれば物足りなさは感じなかったかもしれないな。

来県したプロのピアニストにもいままで何度か尋ねたことがあったが、
生Pfのやり方を、デジタルPfにそのままでは使えない
という意見はみな同じだった。
同じふうにコード押さえて打鍵しても、同じ音の感じにはならないということである。
考えてみれば納得。

ギターだって、アコギとエレキでは結構違う。
例えば一音を弾いたとき、2音重ねて弾いたとき、
コードを弾いたとき、
すべての場合において
魅力的なのは、アコギの音であると思う。
エレキがアコギに勝る点というのは、
ハウリングが少ない点とアンプを使っての歪みを味方につけた点であろうか。
そう考えれば、アコギとエレキは別ものと考えるべき。

だとすれば、生PFとデジタルPFは
別物と考えるべきだろうね。
テクノロジーが進んでも、
生楽器をこえる電子楽器はまだでてこないようですねえ。




タンゴの演奏会にいってきた

2008-03-09 20:25:10 | Weblog

県民会館でのタンゴの演奏会に行ってきました。
アルゼンチン世界タンゴ選手権大会での歴代のチャンピオン5組が
タンゴのバンドをバックに踊るという内容たまたま一番前の席が運良く取れて、
各ペアのダンスよりも自分的にはバックのバンドを食い入るように見てました。
編成はピアノ・バンドネオン2・バイオリン・コントラバス・ギター
勿論プレイヤー各々はフェルナンドとコルテスとかあっちの人達。
もう かっこよかったです~。
雰囲気最高。
ピアソラの曲をはじめタンゴのスタンダードオンパレードでガッガッガッと
ピアノ低音部とバスの力強いユニゾン、
バンドネオンの哀愁あるフレーズ・きらびやかなバイオリン・・
世界にはさまざまな民族音楽が存在するけどもスペインのフラメンコやジプシー、
今回のタンゴふくめてまだ上っ面しか見ていない 
素敵な音楽があふれているんだなあと自分の小ささに恥ずかしくなった。
タンゴのイメージというかを少しでもマネできればいいなあ
実際タンゴという曲も、今度練習に入るし。


がんばろうっと


いわゆるソロギターは難しいのだよ

2008-03-04 23:29:35 | アコースティックギター
天野さんと石井さんのアコギのライブをみてきました。
一人一人のソロギター演奏と、Duoでの演奏とでした。
お二人ともトリプルオータイプの鉄弦のエレアコと
ガット弦のエレアコを曲により使い分けしてました。

いんやあ、すごいすごい・・・
そのスピード、そのドライブ感。
ノックアウトされました。

そもそもギターはメロディとコードとベースを
ピアノのように鳴らすことはまずできない。
トップノートを高音弦で、ベースノートを6か5弦で、
その間の弦でコードトーンを鳴らすわけだが
イイあんばいにポジショニングできるとは限らない。

まして、指がドコまでものびるわけないから
届きそうで届かないところもあるしねえ。

正直ソロギターの分野は、自分は苦手なほうであります。
手が小さいこともあるし。

あと、一人でソロ演奏をやるとなると、
最終的に曲のやり方が一つに決まっちゃうんだよね。
なんかコンクールでの演奏みたいでね・・


でも押尾さんみたいなフィンガーピッカーが
最近増えてきましたねん。

ひとりでなんでもやっちゃうんだもんなあ。

オレももうちょっとがんばろっと・・
ふむ。