今日も朝7時頃から50,24,21,18、MHzと下がりながら聞いたが国内はまったく入感せず、バンドノイズを聞いてもコンディションは死んでる感じ、21MHzでは近距離の海外が入感していたので国内のハイ・バンドは無理と判断して7MHz帯に降りて暫し聞いた。相変わらず移動運用の局は入っていたが8時前に成ると全体的に信号レベルが落ち可也コンディションが落ちた。9時を回って再度18MHzにQSYし10時30分位までに3局(7,8エリヤ)と交信したがQSBが深く安定したQSOは出来なかった。其の後、この状態では駄目と諦め、夕方のコンディションに掛けたが夕方のハイ・バンドは昨日に続いて開けず本日の実績は午前中の3局に終わった。
西ノ島の魔天崖でアンテナを設営し発電機は少し傾斜の在る場所しか無く仕方なく其の場所に置いたのだが運転中に回転振動で動くと拙いので場所は違うのだが写真の縁石の前に置いて設置していた。其の時は観光客も居たし発電機を止めて夕方の観光客が居なくなるのを待っていた。最後の観光バスが来て駐車場で車を回しているのは知っていたが私は魔天崖へ向う放牧地で居たので良く解らなかったがバスの方向転換のバック時にバスの後部と縁石に発電機は挟まれた様子、運転手は魔天崖の観光客の送迎で来たのだが発電機の持主を探していた様子、駐車場に残った車両が一台に成り、自分が送って来た客以外は私のみに成って初めて持主が解ったらしく青い顔をしながら申し訳なさそうに近付いて来た。「あの発電機は貴方の物ですか?」聞いて来たので「そうです」と答えたら「すみません車のバック中に少し傷付けてしまいました申し訳有りません」と謝って来たので5m位、離れた所から見たら大きく壊れている様子は無かったし、(草地に置く方法も有ったのだが後下がりの場所、前記の様に傾斜地なので運転中の振動で動くと5m位下に落ちる可能性があった為)駐車場の端とは言え車が動く場所、私の不注意も在ったし地元の人と争っても仕方が無いので「良いですよ」と言ったら相手の顔が急に明るくなった。相手は私の人相を見て可也、心配していたのだろうHi、私は了解した後、直ぐに行ってエンジンを駆けるのも嫌味なと感じ、バスが出て行くのを待ち兼ねて発電機を見るとバスの底部の角張った所で押したのだろう燃料タンクに小さいが可也、深い傷が在りあと少しでタンクに穴が空く状態に成っていた。スターターの紐を引くとエンジンは直ぐに始動したが少し振動が大きく感じたので良く見ると後側のフレーム・パイプが「くの字」に曲がっていた。(写真1)動作的には問題無く使用出来たので以後の運用が出来る事は良かったが、フレームが曲がり全体的に後に反る程、ダメージが有ったとは正直、思って居なかったので少し複雑な気持ちに成った。
「直してくれ」と言えば完全に修理してくれたと思うのだが元々高い発電機では無いし修理すると私が買った値段位は掛かりそう、相手は商業車、保険を使うと成ると複雑な事に成るし煩わしいので此れで良かったと思う様にしているが発電機を見る度に「プロのドライバーやろう何処を見てたんや?」と突っ込みたくな成る「チッチャイ。チッチャイ」自分が情けない。
知夫里島の来居港から西ノ島の別府港には内海を約30分程度の航行で着岸した。この西ノ島町は開けた大きい町で別府港から西ノ島町の中心地の浦郷へ向う西ノ島バイパスの途中でスーパー・マーケットが在る事は解っていたので立寄って(今晩から翌朝までは降りる事の無い山中での運用)昼食を含めた夜食と翌日の朝食の3食の弁当を買った。2年前はこの島一番の観光スポットで在る魔天崖を見学し其の駐車場が運用場所としては条件的に良かったのだが駐車場に勾配が有りアンテナポールが垂直に建てずらかった事と何より観光客が多かったので遠慮して島の南側の鬼舞展望台近くの幅広の道路の側帯で運用したが牛馬の糞が道路に散乱したり、牛馬に取り囲まれたり、何より走行中に跳ね上げた糞が車の底にこびり着き取り去るのに随分手間が掛かり閉口した。そして2回も同じ場所での移動運用は余りにも芸が無いと思い今回は魔天崖の駐車場の先端、写真の場所に車を止め運用する事にした。運用場所は北緯36度06分18秒、東経132度58分29秒、海抜217mHで四方に障害物は無くロケーションも抜群で申し分の無い場所、観光客が居なくなってからアンテナ設営した。
この場所での運用は16:14~21:51JSTまで7MHz帯で始まり
22:10~23:23JST間は3.5MHz帯で運用、総交信数は369、内3.5MHzは49局に終わった。コンディションは決して悪くは無かったが翌朝の観光客に迷惑が掛かるといけないと判断し7MHz帯の運用をしなかったので其の分が総交信数に影響したと思われる。
上段1~2番目の写真は国賀海岸の写真、2番目の左側の岩はロウソク岩と言われているが隠岐の島町の北側にも同じ名前の有名な岩がある。下段3枚目が西ノ島一番の観光スポット、「魔天崖」で冬の荒れ狂う日本海の波飛沫が岩肌の隙間に滲み込み、其れが凍結して岩肌に楔を打ち込んだと同じ状態に成り自然現象で岩が滑落して垂直の壁に成っている。4番目の写真が隠岐の島の西郷港を起点として活躍している「フェリーしらしま」隠岐を行き来する船の「フェリーおき」「フェリーくにが」「フェリーどうぜん」と乗船したが「フェリーしらしま」は、ついに乗船する機会が無かった。
写真のアンテナ設営は訪れた直ぐにテスト的に張った物、其の後、この時間帯は観光客が訪れたのでエレメントは撤収して、観光客が居なくなってから再度張り直して運用した。
津和野の運用を終えて国道9号線を東に日本海側の海岸線を走った。隠岐方面のフェリーは松江市美保関町の七類港から出港する。夜走りながら随分遠いと感じたが今地図で見ると細長い島根県の西の端から東の突端まで走った事に成る。七類港には6時前に辿り着いた。今回の隠岐の移動運用は2年前の逆回りで知夫村~西ノ島町~海士町と回る「フェリー国賀」を利用した出港は09:30分なので暫し車内で仮眠した。
前日辺りから右足の親指辺りがぼってり腫れ上がり痛くて仕方が無い えびの高原での散策時に痛めた右足でえびの市から松江市までの長時間の運転をした為、ブレーキを踏込む時でも足が痛く最後は左足でブレーキ操作をしていた。乗船手続きでカウンターまで300mを歩いた時は右足に体重を掛けると痛みが走り大きく足を引きずって歩いた時に皆さんの気の毒そうな視線が気に成ったが如何する事も出来なかった。
フェリー国賀に乗船したら昨夜から余り寝ていなかったので横に成った途端に爆睡状態に11時30分に来居港に入港まで気が付かなかった。知夫里島は2年前に観光しているので運用場所の赤ハゲ山に直接向い山を上った。この場所は北緯36度01分14秒、東経133度00分52秒、海抜308mH、知夫里島で一番高く山頂からは360度の視界が広がる島一番の観光スポットで有り、無線の移動運用でも最高のポイントである。天気も良く視界も写真の様に良かったが風が非常に強く台風並み、この場所ではアンテナポールの転倒の危険性があったので4.5mH程度の高さでアンテナを張ったがエレメントや車体は強風にシャクラレル感じで絶えず大きく揺れこの風には終日悩まされる事に成った。知夫村での運用は16:34JST~21:38JSTを7MHzで運用、其の後3.5Mhz用のアンテナ切替えに外に出たが強風により作業が進まず時間が掛かり車内に戻っても体がガタガタ振え、歯がガチガチ鳴るほど寒かった。21:38~23:51JSTまで3.5MHz帯を運用し翌朝05:32~09:02JSTまで7MHz帯を運用し総交信数429、内3.5MHz帯の交信は82局に終わった。夜は寝入るまで強風が吹いていたが朝方は少し風が治まったので8mH位に上げて張り直したが風に寄りポールが曲がっている様子が良く解る。
写真上段2番目が赤ハゲ山から見た内海と左側の島が西ノ島、右側が中之島(海士町がある)3枚目の写真の中央部に前回の訪問時に見えなかった隠岐の島がハッキリと写っている。下段最初の写真は山から港に下りる途中で撮ったもの次は来居港とループ橋、最後が西ノ島に向うフェリーから運用した赤ハゲ山方面を撮ったもの、中央に展望台の建物が写っている。
山でフェリー国賀が此方に近付くのが見えたので山を下り港に着くと乗船が始まっており「乗れますか?」と美人のお姉さんに聞いたら「間に合うと思います」と直接、フェリーの乗船口まで走って誘導戴き待ち時間無しで一便早いフェリーで西ノ島に向う事が出来た。感謝、感謝、