黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 遣って初めて知る世話役の大変さ

2013年07月17日 | 日記

 



 昨日の夜は地区のソフト・ボール大会、私等が若い頃は地区の此の様な大会は彼方此方で開かれていたが最近は同好会の様な形の草野球や、ソフトボール大会は在っても各在所対抗の大会は少なく成っている。今回は常会(地区の親睦団体)の世話役を受けているので去年の見習い時期に続いて2回目の大会、各家庭に連絡して出場を御願いするのが今回の私の主な仕事、最近は試合中の怪我に対する保険もかけるので、参加の有無の確認で可也前から電話の掛けっ放し、矢張り試合なので勝つ事も考えて若い人を中心に参加を御願いした。

 

 ところが最近は皆さん携帯電話の時代に成っているので各家庭電話(連絡簿の電話番号は全て家庭電話番号)にかけても殆ど不在で連絡がつかない。ついても家族の人では本人の帰宅時間まで解からないので結果として何回も電話することに成った。特に昨日は3連休明けの初日の出勤日の夕方、最終確認で8人までは如何にか集まったが最後の一人が中々決まらなかった。此れは棄権もやむ無しと監督に電話で状況を説明したら「棄権はしない。如何にかするので準備だけはして置いてくれ」との事、昼からはクーラーの購入、ジュースや飲み物の購入、最後は氷の手配と走り回った。氷は実家の近くに釣具屋さんが在ったので其処に行くと店が無い(廃業)最終的に小松島市まで出向き氷を手に入れた。簡単な事だが要した時間は3時間を上回った。



 試合は8時40分からの第二試合、私は気に成って居たので7時には家を出て会場へ最初の試合が終わり掛かっても我がチームは誰も来ない、其のうち家内が来て2人で「今回は棄権かなぁ~?」と心配しながら待っていると試合終了前にメンバーが次々と集合、見ると若い人を中心に15人近く参加してくれた。有難い事で御陰様で棄権する事も無く大会に参加出来た。メンバーが揃ったので年寄りの出番は無く成って良かったと一安心、裏方に徹しようと思って居たら「常会長同士の握手と今日一番の大仕事がある」とホーム・プレート前での挨拶に呼び出された。先攻。後攻を決めるジャンケンが有ったのだ。此れは貢献せねばと気合を入れてジャンケンで勝利、先攻を取って試合は始まった。



 試合の前半戦は此方が勝っていたが中盤に相手側の猛打爆発で逆転され大差をつけられ9点差でコールド負けの一歩手前、ピッチャーが交代を希望したので思わぬ処で代打が回って来た「年寄りが出る幕では無い」と辞退したがメンバーが居ないと言う事で代打で登場、実は打撃には自身が在ったので少し色気を出したのが失敗の元、見送ればボール気味の低めの玉を強振しサードゴロで3アウトのチェンジ、大差だったので試合終了と思っていたら相手側が後一点入れるまでは試合を続行すると審判の判断、そうなると私がピッチャーをする事にキャッチ・ボールもしていないのに行き成りピッチャーとは7球の練習ボールの一球目、久し振りのピッチャーなのに自分でも驚く様なズドーンという様なストライク、味方も相手チームから驚きの声が上がったが良かったのは此処まで、其の後、ランナーを背負い最後は押出しのフォアボールで1点を献上、見事敗戦処投手を演じてしまった。



 終わった段階では申し分けない事だが負けた事に正直、ホットしてしまった。勝ち進めば参加者集めに連日、電話攻勢を掛けねば成らず、無理を御願いする事に成るので心苦しい事もあるし、私自身にとっても選手集や裏方の準備にはストレスを感じその様に思ってしまった。しかし帰って一風呂浴びて落着くと悔しさが沸々と湧き上がり負けるより勝つ方が気持ちが良いし一瞬とは言え其の様に思った自分を恥じた。今回は選手集めに苦労し世話役の大変さを身をもって感じたので次回からは協力せねばと強く感じたが多分、年寄りが出る幕は無かろうが応援には行こうと思う。

コメント
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